ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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線と螺旋

2007-06-16 | 育児
 中学生の頃、いじめにあった。原因は、堅物で正義感が強く妥協を許さない私の性格。
例えば、友だちに消しゴムを貸すとする。黙って机に置いておく友だちに対して「お礼ぐらい言えよ。」と声をかける。あいつはうるさい、楽しくない。(友だち)→友だちが段々と少なくなっていく。身体的な特徴であだ名を付けられ呼ぶ(友だち)→つらい毎日→何も悪いことをしていないのになぜ?
 ある給食当番で牛乳を運んでいたとき、「君は一本の線、螺旋にならなきゃだめだよ。」(友だち)
 一本の線・・・・どう頑張っても一本の線
 螺旋・・・・・・遠くから見ると太い一本の線
融通の利かない私を見かねてきっと声をかけてくれたのだろう。学級の友だちのこの一言が私の一生を決めた。何て友だちっていいんだろう。思いやりのある人になりたい。その後、少しずつ融通の利く自分になろうと努力をした。相手の気持ちを考えようと努力をした。少しずつ友だちが私の側に近づいてきた。
 なぜ教師を選んだの?(採用試験での面接官の問い)→思いやりのある人を育てたいから(私) 今でもその気持ちは変わらない。


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