ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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どちらが多い?

2010-03-02 | 育児
 私たちは、互いの力を出し合って仲間と仕事を進めています。その仕事中に仲間が人のために仕事をした時、助けてもらった人の発する言葉には2通りあることがわかります。それは、「ごめんなさい。」と「ありがとう。」です。
 さて、あなたはどちらを使うことが多いでしょう?
 自分でしなければならない仕事だと捉える気持ちが強いと、「ごめんなさい。」と言う言葉になります。助けてもらったと捉える気持ちが強いと、「ごめんなさい。」が多くなります。
 仕事をする場合、仕事と自分の関係、一緒に仕事をする仲間との関係のどちらも大切になりますから、この場合、両方を使うことがベストでしょう。しかし、一方だけになることがよくあります。
 「ごめんなさい。」と言う人には、仕事への責任感を感じます。また、「ありがとう。」と言う人には、仲間関係を大切にする思いを感じます。そして、「ごめんなさい。」の後に仕事ができなかった理由(言い訳)を述べる人がいます。仕事ができなかった理由をいくら多く述べても、一緒に仕事をしている相手への配慮の言葉は生まれません。ただ、自分と仕事との関係を説明しただけのことなのです。それでも、説明することで完結させてしまうことが多いのです。
 一緒に仕事をしている仲間への配慮は、自分と仕事との関係とは区別して考えなければなりません。この配慮が欠けると仕事がし辛くなります。
 手助けをする人は、一緒に仕事をしたい気持ちでいるから手助けができるのです。ここを理解すれば、どの言葉を使うかは、自ずと分かります。
 「ありがとう。」の一言は、仲間関係を築く上でとても大切な言葉になります。