ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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時期が来れば

2010-03-12 | 育児
 なかなか成果が上がらないと感じつつ取り組んでいて、あるときふと成果が上がっていると感じることはないでしょうか。
 私たち教師の仕事は、すぐに成果が出せるものばかりではありません。時間をかけてじっくり育てなければならないこともあります。もしかすると成果があがらないと感じながら取り組むことの方が多いかもしれません。
 特に心のあり方に関わることは、余程の強い衝撃がない限り、すぐに変化することは少ないと思います。あとは、繰り返し、繰り返し続けることになります。
 実が熟して、樹から落ちる時のように時期が来なければ、見える成果にならないことがあるのです。
 また、見える成果は、海面上に見える氷山と同じです。海面下にあるものを育てることに力を入れている時期には、見えません。
 ここが子どもとの根気比べになります。しつこいほど繰り返すことで、必ず見えない成果を上げているのです。
ですから、なかなか成果があがらないと思った時が本当はチャンスなのです。
 しかし、次のような理由でそのチャンスを逃していることがあります。
・成果が上がらないと思って、繰り返しを諦めてしまっている。
・自分の力はこの程度だと決め付けてしまっている。
・他の事に気をとられ、忘れてしまっている。
・成果が上がっているにも関わらず、その成果を見逃している。
 特に焦りは、禁物です。
○周囲の期待に応えなければと考えていると焦ります。
○自分の能力を過小評価すると焦ります。
○時間がないと考えると焦ります。
 年度の終わりだからこそ、今次年度に向けての構想を練ります。今年度の取り組みを振り返り、チャンスを逃してきたことはないかと考えるのです。
 自分の可能性を信じ、次年度こそは、同じ失敗をしないように課題と対策を明らかにしておく必要があります。