ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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求められる自分

2010-03-09 | 育児
 子どもたちのために精一杯努力していると自然に自分の立ち位置が分かってきます。それは、自分を生かす場所を求めながら仕事をしているからです。
 人に頼られることが多い場面は、どんな場面でしょう。
 これには、立場としての自分に求められていることと立場を離れて求められていることがあります。立場は常に同じではありません。一担任でいるだけでなく、主任を務めたり、役割をもらったりと様々です。
 これは、ほんの一時のことです。その任されたことへの責任を果たす仕事ぶりにその人らしさが見えてきます。
・1つの仕事を丁寧にする人
・任された仕事に夢をもっている人
・仕事を手早くこなす人
・人を巻き込んで仕事をする人
 様々な姿として映ります。そして、その人なりが見えてくると立場を離れたところでも求められる自分になります。また、別の仕事に広がりを作ることにもなります。
 任されることが増えるとそれを拒む人がいます。これはもったいないと思います。任されることは、それだけの信頼を築いたことになります。これは、新しい自分を築くチャンスになります。若い頃には、その目を広げることが自分を磨くことになるので、どんどん挑戦してほしいと思います。
 体がいくつあっても足りないという状況を作り上げるほどに頼られる自分ができると、時間の使い方も工夫しなければ、ならなくなります。そして、人との関わりも考えなくてはならなくなります。一人で抱えられない時には、人に頼んだり、組織で動くことを考えるようになります。
 これができることは、すでにリーダーとしての構えになっていくのです。
 頼られることがなければ、自分だけの世界しか見えません。見える世界を広げることで、見方や考え方も変わってきます。人との関わりも考えなければなりません。
 最近は、「人との関わりを面倒だ。」と考える若い教師が増えているように思います。自分一人で悩み苦しむ姿をよく見かけます。
 相談する時間がないのではありません。本当に必要だと思えば、時間を作ることができます。相談しようとする構えが弱いから時間が作れないのです。問題は、ここにあります。
 どうしようもない状況になるまで、人と関わらず、自分ひとりで悩み苦しんでいるのです。そのため、初めに抱えた問題よりも複雑で大きくなってしまうのです。
 誰も完璧ではありません。助け合って生きているのです。遠慮することではないのです。
 一人の悩みは誰にでも起こりうる悩みなのです。必ずそれは、人の役に立つものです。
 求められる自分を作るためにも、まず求める自分を築くことから始めたいと思います。