ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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学級の育ち

2010-03-11 | 育児
 学級が育っているという姿をどんな姿で捉えているのでしょう?
いろいろな姿で見ることができます。
・全員が揃うまでの時間が短くて済む。
・学級の約束を仲間と一緒に守ることができる。
・一度の指示で全員が動く。
・けじめのある生活を仲間とできる。
・学級全体に落ち着きがある。
・仲間で助け合うことができる。
・切磋琢磨が仲間とできる。
・子どもで動く仕組みがある。
 これは、見る人によって様々です。これらの姿からは、一人ひとりが学級の所属意識をもち、その中で自分の力を十分発揮し、仲間と支え合いながら生きている姿が浮かんできます。そして、担任がいても、いなくても変わらないことが重要です。つまり、教師がいる時だけできる姿は、まだまだ教師の顔色を伺って動いている子どもだということです。これでは本当の姿だとは考えにくいと思います。
 子どもが自らの判断で、この方がよいと考えて動く姿になっていれば、教師の存在はそれほど重要ではないはずです。
 とういことは、学習する力が育っているかを見るならば、自習の姿が、一番子どもの育ちがよく分かるということになります。
 3月のこの時期ならば、今の姿を1年間に育てた子どもの姿と考えることができます。そして、思い通りに学級が育ったかどうかを見つめていく機会だと思います。

 活動は、「聞くこと」から始まります。それも学級の仲間として聞くことができるかどうかにかかっているように思います。
・聞くことの大切さを実感できる。
・聞くときに聞かないと仲間に迷惑をかけると感じる。
・仲間と聞き方が揃っていると安心できる。 
・仲間も一緒に聞いているか気になる。(揃わない仲間が気になる。)
・聞いたことをもとに行動したときに揃う心地よさを感じる。
 こんな気持ちになっていれば、自分だけ聞けばよいという考えでは済まなくなります。
 1年間の積み上げ(繰り返しの数)がここに来て、現れてきます。
 一度子どもたちに「どうして、聞くことが大切なの?」と問うてみてはいかがでしょう。仲間を意識した内容がどの程度出てくるのかが楽しみです。