ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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自分を見つめる時間

2009-07-26 | 育児
 長い夏休みの中で一番大事にしたいことは、自分見つめの時間を作ること。ゆっくりと時間をかけて自分を見つめる。子どもから離れ、家族と過ごす時間が増え、自由な時間がある。ここでは、自分をじっくり見つめ、2学期に向けての準備をしたい。構えが変われば、考え方ややり方も変わる。地道な努力ではあるが、この夏休みをかけて自分なりに整理をしてみる。
 このとき、自分を見つめる視点が明確になっていないといけない。私が利用するのは、ニューロロジカルレベルだ。これは、人の意識を5つのレベルで考える考え方だ。
 アイデンティティーレベル・・・自分の役割や立場
 信念・価値観レベル・・・・・・それに合った見方や考え方
 能力レベル・・・・・・・・・・それに合った能力
 行動レベル・・・・・・・・・・それに合った行動
 環境レベル・・・・・・・・・・それを生かす環境
すべてに一番影響を与えるのがアイデンティティーレベルだ。「今の自分はこれでいいのだろうか。」を見つめ直す。人にはいろいろな顔がある。その顔ひとつひとつを見つめ直してみる。
・父親としての自分
・自治会役員としての自分
・教育者としての自分
・社会人コーチとしての自分
・ドライバーとしての自分
まだまだある。人は誰もがよりよく生きたいと思っている。しかし、その歩みを止めているのは、安定・安心だ。慣れていることには安心して取り組める。この安心がいずれは不安につながっていくことに気づいていない。常に前向きに自分を見つめていると不安定ではあるが、自分らしさがはっきりしてくる。自分らしさがはっきりすればするほど、安定感は増し、自分への安心につながる。人から言われて動いている自分、人の振りを見て動かされている自分、そんな自分はないだろうか。失敗したとき、他人に転嫁せず、きちんと自分なりに責任が取れる自分を確立することが安定につながる。まだまだ、未熟な自分を見るのはつらいが、生きている証がここにある。夏休みはもう一回り大きな自分を創りあげる機会でもある。子どもたちも2学期に出会うときには、夏休みの体験を通して一回り大きくなっているはずだ。子どもたちに負けることなく、自らも大きくなった自分を子どもの前にさらけ出したい。