ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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振り返ると未熟な自分が見えてくる

2009-07-15 | 育児
 こんな子にしたい、こんな子を育てたいと思いながら、毎日を過ごしている。しかし、なかなか実現しないこともある。どうしてだろうと考えると意図していないことが起きたときに無意識に反応している自分があるからだ。その反応が私の願いに合っていないことがある。
 例えば、ここで叱ったら、雰囲気が悪くなり、他に悪い影響を及ぼすとわかっていてもつい言葉に反応してしまう。「許せない」と思うと他が見えなくなってしまう。悪循環の始まりだ。「許せない」と思ったときに動く感情をコントロールしなければ、自動的に動いてしまう。これがなかなか変えられない。まだまだ未熟な自分が見えてくる。
「許せない」と思ったことが本当に「許せない」ことなのか、疑ってみる。「許せない」と思った理由を考えてみる。
・このままこの状態が続けば、人に迷惑をかける子になってしまう。
・このままこの状態が続けば、身につけなければならない力がつかない。
・この状態を保護者が見たら、きっと悲しむだろう。
 あれ?このままの状態が本当に続くのだろうか。正に思いこみだ。このままの状態が続くとは言えない。きっと自分でもだめだと思っているはずだから、この状態が続くはずはない。もう少し時間をかけて見てみよう。焦りがあるから「許せない」と思ってしまっていることはないだろうか。したいことができないと思っていることはないだろうか。きっと我慢ができない自分がここにあるからだろう。感情に流されやすい自分がある。これでは、いけない。もっと冷静に判断できる自分でいなければ。そこで、我慢している自分をイメージしてみる。「許さない」ではなく、「ま、いいか。こんな事は誰にでもあることだ。」「少し様子を見てみよう。」どんな刺激をすれば、こちらを向くだろう。「きっともっと楽しい内容を示せば、興味をもってくるだろう。」「聞きたくなる話をすれば、きっとこちらに興味をもって話を聞いてくれるだろう。」と子どもの可能性を信じながら、授業を進める。笑顔を忘れず子どもの前に立っている自分。こんな自分をイメージしてみた。
 今頃気づいている自分ではまだまだ未熟だ。1学期が終わろうとしている今。まずは焦らずに自分にできることをしよう。