ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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言われたことしかできない

2009-03-11 | 育児
 言われたことしかできないと言うが、これができればまずは普通。言われたこと以上にできることがすばらしい。言われたこと以上にできるのは、相手の立場に立っているからだとよく言われるが、なかなか相手の立場に立つことは難しい。見方を変えてこのことを考えてみる。
 言われたことしかできない時は、言われたことしかイメージできないでいることが多い。それ以上にできる時は、言われたことだけでなく、それ以上のイメージが沸いてくる。
<お客さんが来るので、お茶の用意をしてください。>
1 お客さんにお茶を用意する自分が浮かぶ。
2 お客さんにお茶を出している自分が浮かぶ。
3 お手ふきや茶菓子がないことに気づく自分が浮かぶ。
  →できるものは用意をしよう。
  →面倒だと思えば用意しない。
4 入っていただく部屋が冷えていると感じている自分が浮かぶ。
  →暖房器具を用意しよう。
  →自分に関係ないと思えば用意しない。
5 部屋が暗い様子が浮かぶ。
  →明かりをつけよう。
  →自分に関係ないと思えば用意しない。
6 玄関のスリッパが用意されていないことに気づく自分が浮かぶ。
  →スリッパを用意しよう。
  →面倒だと思えば用意しない。
 相手の立場に立つのではなく、自分の動きのイメージが次第に広がり、その広がったイメージの中で欠けているものが見えてくるようだ。
 これは、相手の立場に立っているわけではない。相手に立場に立つのは、するかしないかを決める時のようだ。まずは、できることのイメージが膨らませている自分ある。これは、ひょっとすると誰も同じではないだろうか。今まで体験したがこのイメージを作り出している。こんなイメージ作りの刺激をすると、言われたこと以上にすることが見つかるかもしれない。
 その場にふさわしい自分を日頃から作っていくように心がけ、その場のイメージを豊かにする。そして、生きて働くようにイメージさせる。そして、面倒がらずに喜んでいる来客をイメージすることができれば、言われたこと以上にできる予感がする。