ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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好き嫌いは許さない

2008-07-07 | 育児
 人間だから、自分に合う人、合わない人がいても当然。休み時間などは、自分の自由な時間だから、気の合う人と一緒に過ごしたいと思うことは問題にはならない。しかし、一端授業に入れば、同じ目的をもって一緒に頑張ろうとする仲間だから、気が合うとか合わないとかは言っておられない。ましてや好きな子や嫌いな子を作ることは許せない。
 これは、行事に関しても同様。遠足でグループを組む時に、好きな子同士などとするのは最低の学級経営。必ず仲間からはずれる子や取り残される子が生まれる。そんな子どもへの配慮を欠くような経営では、子どもは安心していられない。自分の居場所とは、好きな子と一緒にいる場所ではない。活動が安心してできる場所でなければならない。
 だから、どの子とも仲良く活動できる子にするように努めなければならない。そのためには、誰とでも仲良くできる自分を作るための支援が必要だ。自分さえよければよいという考えが生まれるような方法は決して子どものためにならない。そういう方法を子どもに示していないか見直す必要がある。どの子も幸せな気持ちになれる場を作るよう努力を教師がしているかどうかは子どもはよく見ている。
 それは、理想だ。できるはずがない。だから、無理なことをしないと言ってしまえば、その程度の経営しかできない。安心していられないから子どもは先生についていけない。理想を追いかけるところに子どもは引っ張られる。何とかしようと頑張る。仲間はずれにしないでいようと頑張る。 教師の勝手な思い込みで質を下げてしまってはいけない。可能性があれば、追っかけてみる。必ず子どもは答えてくれる。子どもを信じて、理想を追いかける勇気をもつことも教師の力量だ。