ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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お手伝い

2008-07-21 | 育児
 役に立ちたいと思うことは、大人だからというものではない。子どもにも同じ気持ちはある。それは、心地よさが作り出す。してあげたときの相手の反応がそれ。
 子どもがしたことを喜ぶ姿を見ると子どもはやってよかったと思う。反対にしたことにいやな表情をしたときはしまったと思う。これは、子どもを躾る時、私たち大人は常に意図的に行っている。
 これが役に立つをすることにつながっている。躾は繰り返しによって一つのパターンを作り上げる。躾にならなくても親が喜ぶことはしても良いことと受け止める。役に立つことをした時も親は喜んでいる。子どもは、やってよかったと思う。子どもには、それが役に立ったことかどうかは分からないが、喜んでいることが自分の行動を○にする。○になる行動をしようとすることを繰り返し行う。喜んでもらえることは自分にとっても気持ちのよいものである。役に立ちたいという気持ちの裏にはきっとこの自分にとっても気持ちのよいものだという感じがあるからだろう。だから人の役に立つことをするのだろう。人のために役に立ったときの心地よさが行動の支えになっている。
 夏休みに子どもたちがするお手伝い。夏休みの宿題だからやりなさいと言ってさせてもきっとこの心地よさを感じることはないであろう。
「ありがとうね。」「助かったわ。」とお手伝いをした後に笑顔で子どもに応えることがきっと子どもの心に伝わるのだろうと思う。それができる親でありたい。