ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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命を考える日

2008-07-05 | 育児
 道徳で命を扱う授業が行われた。子どもたちは、自分の心臓の鼓動を聞き、生きている実感を得た。そして、その鼓動の元を作り出してくれたお母さんから生まれた時の話を聞き、どれ程苦労して、どれ程大事にされて生まれてきたのかを知ることができた。
 命は一つしかないかけがえのないものだと百回叫んでも、子どもは命を大切にしようとは思うことはない。
 どのように自分が生まれてきたのか興味をもち、自分が生きている実感を味わい、体と心がつながったとき初めて、自分の命を大切にしなければならない気持ちが沸いてくる。
 友だちが生まれてきたときの話を聞く。これも興味をもって聞く。初めて知った友だちのこと。友だちも自分と同じように大切にされて生まれてきたのだ。その共通点から友だちをも大切にしなければならないという気持ちが沸いてくる。そこには手なぶりをする子はいない。じっと真剣に友だちの話を聞いている。
 生きている実感をもちながら、授業は進んだ。
 年に一度の命を考える日・・・・・それが誕生日だ。自分の命の誕生を母親から聞き、感謝しながら振り返る。そんな日になったら、きっと素敵な親子関係が生まれるだろう。今日は、そのきっかけを作る大事な授業だった。