きみぱんのひとりごと

東京の清瀬市にある、小さな小さなパン屋さん「きみぱん」のブログです!

最後の1日

2010-05-10 23:22:11 | 仕事
今日で、長年お勤めしてきた、お仕事が終わりました…

ここでは、今、22歳のゆうこが高2だった頃から働いていたので、
けっこう長く居たんだと思います

とっても居易い、職場でした。
そりゃあ、細かい話をすれば、いろいろとグチグチ言ったことはありましたが、
みんな良い人達だったし、いろいろな話しもできて、楽しい職場でした
私のシフト上、バイトちゃんたちとのかかわりが、他のパートさんよりも多く、
若い子たちと過ごせた時間も、ホントに楽しい時間だったし、
同じベーカリー部署の方たち以外にも、
私の性格上、いろんなところのパートさんと仲良くなってしまい、
本当に楽しかったなあ…

ただ仕事を辞めるだけ、大した感慨も無いケド…なあんて、
強がっていたものの、すんごく寂しい…

やっぱり慣れ親しんだところと離れるのって、
なんか、スースーする感じと言うか、ちょっと1本失った感じって言うか…

一番好きだった仕事は、パンのスライス
誰よりも均一に、美しく、長い時間置いといても形が崩れない、そして、誰よりも早く…
がモットーでした

レジでの、お客さんとのやり取りも大好きでした。
心がけたのは、お客様にとって、聞きやすいゆっくりした言葉遣いと、
相反して、袋に詰めるのはなるべく早く…ってこと。
こちらの思いが伝わったからなのかは、分からないけれど、
よくいらっしゃるお客様とは、ずい分親しくさせていただきました。
今日も、心のこもった、お手紙などをいただいてしまいました…
チーフから、「ここにあるからね」と言われたときに、
不覚にも仕事中なのに、ウルウルしてしまい、ホントやばかったです
いちパート職員に、こんなにしていただいて、何とお礼したらいいんでしょうか…

本当に恵まれていたと思っています。
主人の怪我のときにも、急に長期間休ませてもらったし、
その後も、転院や、再入院、突然の発作など、
予見の出来ない急なお休みにも、嫌な顔ひとつせずに、対応してもらっていたし…

本当に、みんな、大好きでした ありがとうございました

最後に日に、会っておきたかった人みんなに会えて、心置きなく次のステップに進めそうです

「おかあさん、今までご苦労様でした」なぁんてのを、ほんの少しだけ想像していたけれど、
未だ誰も帰宅せず、あえなく撃沈…

現実は、けっこうキビシイものでした…

明日は、主人が退院します


コメント (2)
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