初期Black Sabbathをベースとしたドゥーミーなサウンドに、日本文学&おどろおどろしい歌詞をのせ、津軽弁の節回しで聴かせてくれる青森発の和製ヘヴィロックバンド<人間椅子>。
<人間椅子>は、ギター&ヴォーカルの<和嶋慎治さん>と、ベース&ヴォーカルの<鈴木研一さん>が中心となって1987年に結成されました。
1990年にデビューアルバムを発表。その後アルバムを3枚発表するもドラマーの上館さんが脱退してしまいます。バンドは凄腕ドラマー後藤マスヒロさんをサポートメンバーに迎えて93年10月には4thアルバム「羅生門」を発表。そしてライブ活動を続け、94年9月にベストアルバム「ペテン師と空気男」がリリース。が、しかしここでメジャーレーベルであるメルダックとの契約が切れてしまいます。
しかしめげることなく、バンドはドラマーに<土屋厳さん>を正式メンバーに迎えてニューアルバムのレコーディングと全国ツアーを敢行。そして95年12月、インディーズ・レーベルのフライハイトより5thアルバム「踊る一寸法師」が発表されます。このジャケットは・・・自分、ちと苦手かも。
アルバム1曲目は「モスラ」。ダイナミックなリフからシャッフルビートではじまるスケールの大きなヘヴィロック。中盤は変拍子でスリリングに展開して、エフェクトのかかった特異なサウンドのギターソロも。ラストにはアグレッシブなギターソロが。
2曲目は「暗い日曜日」。ミドルテンポのダークでパワフルなリフからはじまり、哀愁ただよう和嶋さんのヴォーカルが。歌詞はフォークっぽいかな。寂しげでメロディアスな曲です。サビの前のベースのフィルが印象的ですね。間奏はベースのヘヴィなリフからはじまってギターと変拍子ユニゾンをキメて、そしエモーショナルなギターソロへ。
3曲目は「どだればち」。ミドルテンポのうねるようなヘヴィなリフからはじまって、鈴木さんの民謡調のヴォーカルが。時折♪アラドシタァ~って合いの手がはいって。中盤にはエモーショナルなギターソロが。そして鈴木さんのハイトーンの民謡調の唄が一節。その後ミドルテンポのギターリフをバクにベースソロ。続いて津軽三味線調のギターソロへ。
4曲目は「ギリギリ・ハイウェイ」。ミドルテンポの明るく華やかなリフからはじまるストレートなドライヴィンロック。間奏ではエモーショナルなギターソロが。シンプルな曲ですね。
5曲目は「エイズルコトナキシロモノ」。ダークでヘヴィなベースリフからはじまって、鈴木さんの不気味なヴォーカルがはいるミドルテンポのドゥーミーな曲。サビはメロディアスでバラード調ですね。間奏は一転アップテンポのノリノリモードになってアグレッシブなギターソロが。その後ユニゾンリフでめっちゃ盛り上がったあと、再びスローテンポに戻ってダークに。終盤には鈴木さんの狂気の叫びも。
6曲目は「羽根物人生」。ミドルテンポの華やかなギターリフからおだやかにはじまって、哀愁ただよう鈴木さんのヴォーカルが。70年代のフォーク調って感じかな。間奏では和嶋さんの寂しげなハーモニカソロが。終盤には泣きのギターソロも。
7曲目は「三十歳」。ミドルテンポのヘヴィなリフからはじまって、鈴木さんのパワフルなヴォーカルがはいって。最初の間奏はリフとベースソロの掛け合いも。2ヴァースは和嶋さんの力強いヴォーカルが。次の間奏はリフとギターソロの掛け合いが。その後、鈴木さんのヴォーカルと和嶋さんの裏声ヴォーカルの掛け合いが。終盤の3ヴァースでは土屋さんのパワフルなヴォーカル、そしてリフとドラムソロの掛け合いも。
8曲目は「時間を止めた男」。ミドルテンポのめっちゃパワフルでヘヴィでグルーヴィな感じではじまって、間奏ではワウを効かせたギターソロが。中盤ではテンポアップして盛り上がってドラマティックな展開に。その後一旦Finしてギターのアルペジオのゆったりと幻想的な感じになり、エモーショナルなギターソロが。メロウで素敵な曲です。
9曲目は「ダイナマイト」。鈴木さんのパチンコシリーズの曲。ライブオーラス曲の定番です。ハイテンポスラッシュモードでパワフルに怒涛のように一気に突っ走ってFin。
10曲目は「踊る一寸法師」。パワフルでドゥーミーなリフからはじまって、鈴木さんのヴォーカルがスローテンポで不気味に響いて。狂気の笑い声もたまらないっす。人間椅子の真骨頂ここにあり、ですな。間奏ではアグレッシブなギターソロが。その後ダークなベースリフが響くなか、狂気の笑い声や不気味なお経のような声が響いて。終盤ではヘヴィでパワフルなリフがドコドコザクザクと。そして元のドゥーミーなリフに戻ってFin。
全体的にダークで不気味でドゥーミーな雰囲気たっぷりで、人間椅子らしさが溢れてますね。ドゥームマニアには堪えられないアルバムでしょう。このアルバムの曲調には土屋さんのシンプルなドラムが合ってるかな。このアルバムはずいぶん手に入りにくかったんですよね。オークションでも結構高額だったような。しかし2008年に再発売されてだいぶ流通したのではないかと。
<人間椅子>は、ギター&ヴォーカルの<和嶋慎治さん>と、ベース&ヴォーカルの<鈴木研一さん>が中心となって1987年に結成されました。
1990年にデビューアルバムを発表。その後アルバムを3枚発表するもドラマーの上館さんが脱退してしまいます。バンドは凄腕ドラマー後藤マスヒロさんをサポートメンバーに迎えて93年10月には4thアルバム「羅生門」を発表。そしてライブ活動を続け、94年9月にベストアルバム「ペテン師と空気男」がリリース。が、しかしここでメジャーレーベルであるメルダックとの契約が切れてしまいます。
しかしめげることなく、バンドはドラマーに<土屋厳さん>を正式メンバーに迎えてニューアルバムのレコーディングと全国ツアーを敢行。そして95年12月、インディーズ・レーベルのフライハイトより5thアルバム「踊る一寸法師」が発表されます。このジャケットは・・・自分、ちと苦手かも。
アルバム1曲目は「モスラ」。ダイナミックなリフからシャッフルビートではじまるスケールの大きなヘヴィロック。中盤は変拍子でスリリングに展開して、エフェクトのかかった特異なサウンドのギターソロも。ラストにはアグレッシブなギターソロが。
2曲目は「暗い日曜日」。ミドルテンポのダークでパワフルなリフからはじまり、哀愁ただよう和嶋さんのヴォーカルが。歌詞はフォークっぽいかな。寂しげでメロディアスな曲です。サビの前のベースのフィルが印象的ですね。間奏はベースのヘヴィなリフからはじまってギターと変拍子ユニゾンをキメて、そしエモーショナルなギターソロへ。
3曲目は「どだればち」。ミドルテンポのうねるようなヘヴィなリフからはじまって、鈴木さんの民謡調のヴォーカルが。時折♪アラドシタァ~って合いの手がはいって。中盤にはエモーショナルなギターソロが。そして鈴木さんのハイトーンの民謡調の唄が一節。その後ミドルテンポのギターリフをバクにベースソロ。続いて津軽三味線調のギターソロへ。
4曲目は「ギリギリ・ハイウェイ」。ミドルテンポの明るく華やかなリフからはじまるストレートなドライヴィンロック。間奏ではエモーショナルなギターソロが。シンプルな曲ですね。
5曲目は「エイズルコトナキシロモノ」。ダークでヘヴィなベースリフからはじまって、鈴木さんの不気味なヴォーカルがはいるミドルテンポのドゥーミーな曲。サビはメロディアスでバラード調ですね。間奏は一転アップテンポのノリノリモードになってアグレッシブなギターソロが。その後ユニゾンリフでめっちゃ盛り上がったあと、再びスローテンポに戻ってダークに。終盤には鈴木さんの狂気の叫びも。
6曲目は「羽根物人生」。ミドルテンポの華やかなギターリフからおだやかにはじまって、哀愁ただよう鈴木さんのヴォーカルが。70年代のフォーク調って感じかな。間奏では和嶋さんの寂しげなハーモニカソロが。終盤には泣きのギターソロも。
7曲目は「三十歳」。ミドルテンポのヘヴィなリフからはじまって、鈴木さんのパワフルなヴォーカルがはいって。最初の間奏はリフとベースソロの掛け合いも。2ヴァースは和嶋さんの力強いヴォーカルが。次の間奏はリフとギターソロの掛け合いが。その後、鈴木さんのヴォーカルと和嶋さんの裏声ヴォーカルの掛け合いが。終盤の3ヴァースでは土屋さんのパワフルなヴォーカル、そしてリフとドラムソロの掛け合いも。
8曲目は「時間を止めた男」。ミドルテンポのめっちゃパワフルでヘヴィでグルーヴィな感じではじまって、間奏ではワウを効かせたギターソロが。中盤ではテンポアップして盛り上がってドラマティックな展開に。その後一旦Finしてギターのアルペジオのゆったりと幻想的な感じになり、エモーショナルなギターソロが。メロウで素敵な曲です。
9曲目は「ダイナマイト」。鈴木さんのパチンコシリーズの曲。ライブオーラス曲の定番です。ハイテンポスラッシュモードでパワフルに怒涛のように一気に突っ走ってFin。
10曲目は「踊る一寸法師」。パワフルでドゥーミーなリフからはじまって、鈴木さんのヴォーカルがスローテンポで不気味に響いて。狂気の笑い声もたまらないっす。人間椅子の真骨頂ここにあり、ですな。間奏ではアグレッシブなギターソロが。その後ダークなベースリフが響くなか、狂気の笑い声や不気味なお経のような声が響いて。終盤ではヘヴィでパワフルなリフがドコドコザクザクと。そして元のドゥーミーなリフに戻ってFin。
全体的にダークで不気味でドゥーミーな雰囲気たっぷりで、人間椅子らしさが溢れてますね。ドゥームマニアには堪えられないアルバムでしょう。このアルバムの曲調には土屋さんのシンプルなドラムが合ってるかな。このアルバムはずいぶん手に入りにくかったんですよね。オークションでも結構高額だったような。しかし2008年に再発売されてだいぶ流通したのではないかと。
そこが癖になって、このアルバムは、特に気に入ってます!
「エイズルコトナキシロモノ」や「三十歳」のリフは、たまらなくカッコイイですね~♪
ジャケットからして怪奇で「踊る一寸法師」の曲にも、うまいことイメージがピッタリ表現されてますね!
ファンにもイメージが伝わる音楽って、ほんと楽しめます♪
レーベル契約が終了しても、内容の勢いは劣ろえず、人間椅子らしい音楽が聴けて、ただただ嬉しかったです。
また、ひよりさんのペースに便乗して、遊びにきちゃいました(^∀^)
コメントを書いてくださってありがとうございます。すっごい嬉しい~♪
このアルバム、自分は最初なかなかなじめなかったですね。でも人間椅子を知っていくうちに、ライブに何度も足を運ぶうちにこの暗さや重さをだんだん好きになってきました。
「暗い日曜日」と「ダイナマイト」はライブでもちょくちょく演奏されますけど、その他はあまりやってくれないかな。蟲子さんが掲げてくださった「エイズル~」や「三十歳」やタイトル曲もライブで聴きたいっすね。
そうそう、インディーになって臆することなく、さらに深み凄みが増した感じでしょうか。