ひよりの音楽自己満足

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バスクのスポーツ  運動と食卓

2019-11-02 20:22:32 | 21th J-プログレ
 <バスクのスポーツ>、最初その名を知ったときは、大変失礼ながらTVのスポーツチャンネルかなにかと思ってしまいました。それがプログレバンドと知って超ビックリ!しかもなかなか評価が高いようなので、一度聴いてみたいと思っていました。ほんとはライブ観に行きたいんですけど、なかなかそうもいかず。で、いろいろ配信されているようですが、ディスク派の自分としてはCDで手に入るこのアルバムを購入しました。
 <バスクのスポーツ>、2112年に某音大の4人で結成され、<祝祭系エンジョイサウンド>を展開されて、このアルバムの他にもミニアルバムを配信されていて、ライブも活発に行われ、大きなフェスにも参加されるなど、大活躍の御様子で。
 で、このアルバム。2015年に発表された初のフルアルバム「運動と食卓」。論文のタイトルみたいで、なにかこ難しいのかなぁかと思いきや・・・めっちゃ楽しいやん!
 1曲目は「Txoko」。ハイハットのカウントからダイナミックなバンドリフがはいって、ミドルテンポの明るく爽やかなリフがながれ、パワフルなリズムにのってオルガンがのびやかに。そしてユニゾンでのテクニカルナリフがリズミカルに。中盤ではピアノリフがゆったりとしっとりと。その後リズミカルなリフが明るく爽やかに。耳や頭だけでなく、身体で楽しみたい感じっす。
 2曲目は「Gernikako arbola」。ヘヴィなギターリフからHRっぽくアップテンポでかっちょよくはじまって、リフにのってオルガンがパワフルにのびやかにスリリングに。その後一転ハープシコード風・パイプオルガン風サウンドがながれ、コーラス風スキャットもはいって華やかな宮廷音楽のような感じに。中盤ではギターのアルペリフが綺麗にゆったりとながれ、パワフルなリフからミドルテンポのダイナミックリフが。終盤ではパイプオルガンのリズミカルリフが明るく楽しくながれ、スキャットも加わって盛り上がって。中盤の展開、こういうのめっちゃ好き!
 3曲目は「Segalaris」。オルガンのアップテンポのリズミカルリフからパワフルな叩きまくりドラムとともにスリリングにはじまるも、その後ゆったりとのびやかにほのぼのした感じに。中盤ではリズミカルでテクニカルなリフからにぎやかに、さらに激しく盛り上がって。終盤では再びゆったりほのぼのになるも、ラストは楽しく激しく盛り上がって。
 4曲目は「Idi dema」。ユニゾンでのリズミカルリフからはじまって、オルガンがのびやかにながれ、ダイナミックリフからユニゾンでのびやかに、そこからリズミカルに、さらにスリリングに激しく盛り上がって。
 5曲目は「Sagardotegiak」。クリスタルサウンドがしっとりとながれ、静かなリズムがはいって、そしてテクニカルなリズミカルリフがアップテンポでながれて。その後一旦止まってからパイプオルガンサウンドがゆったりと幽玄にながれ、ギターが加わってユニゾンでゆったりと。終盤ではオルガンのリズミカルリフからアップテンポで明るく爽やかに。ラストはダイナミックリフからパワフルに盛り上がって。
 6曲目は「Regatas de traineras」。パイプオルガンサウンドがゆったりと教会音楽のようにながれて。その後ダイナミックリフからアップテンポでパワフルに攻撃的に。中盤ではアップテンポのドラムとベースのパワフルなリズムがはいって、リズミカルに。そしてギターがのびやかに雄大に奏でて。終盤ではアップテンポでテクニカルながらも明るく楽しく。
 7曲目は「La tmborrada」。オルガンののびやかな音色がフェードインしてきて、ダイナミックリフからアップテンポのグルーヴィなベースリフにのって、ユニゾンでのリズミカルリフがスリリングに。中盤では一旦止まってからクリスタルサウンドがゆったりと響き、ほのぼのした感じになるも、徐々にテンポアップしていって、盛り上がって、ピアノが力強く♪ダーン!と。終盤ではミドルテンポのユニゾンリフが。
 めっちゃ楽しい!目立ったソロは聞き取れなかったのですが、テクニカルで複雑で。なのに楽しくて聴きやすくて。基本同じリフやフレーズを繰り返して盛り上がっていくミニマル系ですけど、飽きることなく、どんどん世界に引きこまれていくような感じかな。椅子に座って腕組んでじっとしてじっくり聴くよりも、スタンディングで自由に身体動かして楽しみたい感じかも。ライブ観に行けたらいいなぁ・・・

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