ひよりの音楽自己満足

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Cinderella Search  The Suite “Next World”

2014-05-18 07:19:13 | ジャパン・プログレ
 <シンデレラ・サーチ>は、ヴォーカリストの<仲村アキヒサさん>が中心となって、ベーシストの<加藤修さん>とともに1986年に結成したバンドで、ヴァイオリニストの美ノ辺さんを迎えてから、オリジナリティ溢れるプログレスタイルになり、翌91年に自主制作ながら初のミニアルバム「Cinderella Search」を発表され。93年にフルレンスアルバム「Cinderella Search」を発表されます。そして98年よりセカンドアルバムのレコーディングをはじめますが、途中でメンバーチェンジもあり、2001年にようやく2ndアルバム「Stories of LUMINOUS GARDEN」を発表されます。しかしその後ヴァイオリンの美ノ辺さんとギタリストが脱退してしまいます。バンドはあらたなヴァイオリニストは迎えずに、原点に帰り、新たなサウンドスタイルを模索します。メンバーはヴォーカル仲村さん、ベース加藤さんの他、ドラムス<石森茂さん>、キーボード<穐山義英さん>、ギター<井上竜夫さん>、そしてヴォーカル兼衣装デザイナーの<MITSUMOTO英知さん>の6人編成です。2003年冬に80分にも及ぶ組曲「NEXT WORLD」を作り上げ、プレライブも開催。2004年からはこの組曲のレコーディングに・・・とのお話でしたが、謎の空白期間が。
2014年4月、13年ぶりにアルバムが発表されました。「近未来に起こりうるようなSFストーリーを描いた壮大なコンセプトアルバムです。
 1曲目は「Circle Of Life」。鮮烈でダイナミックなリフから盛大にはじまって、ピアノの綺麗で力強いリズミカルなリフとシンセサウンドが響き、ドラムが叩きまくって。物語の華々しい幕開けです。そしてアップテンポでピアノのパワフルでリズミカルなリフにのってギターがのびやかに爽やかに奏で、さらに弾きまくって。その後ミドルテンポでピアノの綺麗なリフがながれるなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、綺麗なコーラスとゆったりとメロウに。そしてギターがのびやかに奏で、ヴォーカルとコーラスがゆったりとドラマティックに。終盤ではギターのエモーショナルなソロがドラマティックに。そして綺麗なピアノリフからヴォーカルとコーラスがゆったりと。ラストは風吹く音がながれて。
 2曲目は「Internet Killed Cinema Star」。唐突に猫の鳴き声が。そこからピアノの綺麗なリフにのってギターがメロウに奏で、フレットレスベースの味わい深い音色がしっとりとながれて。そしてミドルテンポでしっとりとしたヴォーカルがはいって、ギターがメロウにゆったりと奏で、サビではヴォーカルとコーラスが綺麗にしとりと。中盤ではギターがメロウにゆったりと奏で、シンセのオケサウンドがのびやかにドラマティックに。その後バンドリフとリズミカルなヴォーカルが交互にながれ、盛り上がっていって、サビではヴォーカルが綺麗なコーラスとともにドラマティックに歌い上げて。ラストはギターのエモーショナルなソロが。そしてピアノリフがしっとりと。
 3曲目は「Parasite X (i)The Possession (ii)The Revenge」。衝撃的なリフと叩きまくりドラムからはじまって、シンセのミステリアスなリフがながれ、ミドルテンポでギターのヘヴィダークリフがながれ、オルガンのテクニカルな弾きまくりソロが。続いてギターとシンセのヘヴィダークリフと叩きまくりドラムから、ギターのリズミカルなソロがはいって、シンセのリズミカルなリフとギターのヘヴィリフからダイナミックなリフがはいって盛り上がって、ブレイクもキメて。その後アップテンポのテクノリズムがはいってノリノリモードでシンセサウンドがのびやかにながれ、ギターのアルペリフからヴォーカルとコーラスがリズミカルに。中盤ではミドルテンポのレエゲモードになってヴォーカルがゆったりとリズミカルにほのぼのした感じのメロディを歌って。終盤ではシンセのスペーシーサウンドがゆったりとながれ、ギターのアルペリフとピアノリフがゆったりとながれて。そしてアップテンポに戻って叩きまくりドラムからヴォーカルがノリノリモードで爽やかに歌って、サビではコーラスもはいってゆったりと。ラストはギターのびやかにエモーショナルに奏でて、ドラマティックに盛り上がって。
 4曲目は「D.N.A.」。ゆったりとしたダイナミックなリフからピアノの綺麗なリフにのってギターがメロウにのびやかに奏で、ピアノリフからヴォーカルがしっとりと歌い、ギターがのびやかにエモーショナルに奏で、パワフルなドラムがはいって、ヴォーカルが綺麗なコーラスとともに歌い上げて。その後ギターのヘヴィリフからダイナミックなリフと叩きまくりドラムがはいって、ギターが弾きまくって。中盤ではピアノの綺麗なリフからヴォーカルとコーラスがしっとりと歌い、ダイナミックなリフからヴォーカルが歌い上げて盛り上がって、ヴォーカルとコーラスの掛け合いも。終盤ではシンセリフがのびやかにゆったりとながれ、ヴォーカルとコーラスがゆったりと歌って。そしてギターのエモーショナルなソロがのびやかにドラマティックに。ラストはピアノリフがゆったりと。
 5曲目は「Crazy Chiasman」。大歓声大拍手からアップテンポの楽しいリズミカルなリフがはいって、ノリノリモードでヴォーカルとコーラスがリズミカルに。サビではシンセの鮮烈なリフからコーラスがのびやかに、ヴォーカルがリズミカルに。その後ダイナミックなリフと叩きまくりドラムからギターのテクニカルな弾きまくりソロが。中盤ではアップテンポでギターのヘヴィリフにのってヴォーカルとコーラスがリズミカルに歌い、サビでは力強く歌って、ダイナミックなリフからパワフルにブレイクをキメて。終盤ではピアノのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ダイナミックなリフが。ラストはゆったりとしたピアノリフからヴォーカルがしっとりと。そして♪ダン!って衝撃的にFin。
 6曲目は「Mouse Cage」。ギターのヘヴィリフと叩きまくりドラムからミドルテンポでシンセがミステリアスなフレーズをのびやかに奏で、ギターとオルガンのパワフルなリフにのってヴォーカルがリズミカルに、ゆったりとメロウにロマンティックに歌い、盛り上がっていって、サビではパワフルにリズミカルに。その後、しっとりとしたピアノリフからヴォーカルがゆったりと。中盤ではギターのヘヴィリフからオルガンのテクニカルなソロが。続いて叩きまくりドラムとギターのテクニカルなソロが。終盤ではパワフルなコーラスからヴォーカルが歌い上げて。ラストはシンセのミステリアスなフレーズがのびやかにながれ、パワフルなコーラスがリズミカルに。
 7曲目は「The End Of The Ruin」。銃撃音や爆撃音からはじまって、シンセのミステリアスなリフがだんだん大きくなって、ダイナミックなリフが。そしてミドルテンポのギターのヘヴィリフとパワフルなドラムからシンセがミステリアスに奏で、ギターのヘヴィダークリフと叩きまくりドラムが。その後ギターがスイッチングリフからのびやかに奏で、そこからスリリングに弾きまくって。中盤ではアップテンポの疾走モードになってモーグのテクニカルなソロが。さらにギターのヘヴィダークリフにのってモーグがスリリングに弾きまくって、ブレイクをキメて。終盤ではギターとモーグがユニゾンでのびやかに奏で、ラストはダイナミックなリフから爆発音が響いて。超攻撃的でかっちょいいインストです。
 8曲目は「After The Rain」。雷鳴や雨音が響くも、すぐに雀のさえずりや水滴の落ちる雨上がりの音に。そしてアコギのゆったりとしたリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、歌い上げていって、サビではミドルテンポでシンセとともにヴォーカルとコーラスがのびやかに。その後シンセがほのぼのしたメロディをのびやかに奏で、アコギのテクニカルなソロへ。そしてしっとりとしたヴォーカルがはいって、アコギリフと掛け合いも。終盤では爆発音が響き、一旦止まるもコーラスがゆったりとながれ、ギターのエモーショナルなソロへ。ラストはヴォーカルとコーラスがゆったりと。
 9曲目は「Brilliant Circle」。ゼンマイを巻く音からオルゴールのほのぼのしたメロディがゆったりとながれて。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムからアップテンポでシンセの鮮烈なリフとベースのテクニカルなリフがはいって、ノリノリモードでピアノのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルに歌って、その後ヴォーカルとギターがのびやかに、そして爽やかなコーラスがはいってのびやかに。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムからピアノのテクニカルなソロが。そしてギターのヘヴィリフにのってヴォーカルがリズミカルに歌い、コーラスがはいってのびやかに爽やかに。ラストはダイナミックなリフからベースのテクニカルなリフと叩きまくりドラムが。
 10曲目は「組曲Next World (i)The Pray (ii)Into The Labyrinth (iii)Confusion And Tangle (iv)Against The Wind (v)The Revelation (vi)The New Departure (vii)Awaken」。波の音が聴こえてきて、キーボードのほのほのしたメロディがゆったりとながれ、ヴォーカルがしっとりとメロウに歌い、ミドルテンポのリズムがはいって、ヴォーカルがのびやかに。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムからヴォーカルとコーラスがゆったりと歌い、ベースのテクニカルなフィルからギターがエモーショナルに奏で、ヴォーカルとコーラスが爽やかにのびやかに歌い、キーボードのテクニカルなリフからシンセがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって盛り上がって。その後ダイナミックなリフがゆったりと壮大にながれ、ドラムが叩きまくり、シンセの鮮烈なリフが盛大にながれて。そしてギターがエモーショナルに奏で、アップテンポになってシンセのリズミカルなリフがはいって、ギターのヘヴィリフからのびやかに。そこからミドルテンポのダイナミックなリフがはいってギターが弾きまくってドラムが叩きまくって。中盤ではギターがのびやかに奏で、エフェクトをかけたヴォーカルがはいって、パワフルなドラムフィルからダイナミックなリフがはいってシンセがのびやかに壮大に奏で、テクニカルなソロも。続いてダイナミックなリフとブレイクからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ギターとシンセがのびやかに奏で、ダイナミックなリフからのびやかに。終盤ではギターとシンセのユニゾンからドラムが叩きまくってブレイクをキメて、一旦止まってからミドルテンポでヴォーカルとコーラスがゆったりとほのぼのしたメロディを歌い、のびやかなギターとともにドラマティックに。そしてギターのテクニカルなソロが。その後、シンセサウンドがゆったりとながれるなか、力強いボレロリズムがはいって、ギターとシンセのオケサウンドがゆったりとながれ、シンセサウンドが壮大にながれ、鐘の音が響いて。
 とってもドラマティックなシンフォプログレの壮大な叙情詩、とっても素敵な作品ですね。コーラスサウンドがすっごい綺麗で、抑揚感が高まってより一層ドラマティックに感じますね。ちょっとValentineを思い出しました。それとPOPで爽やか、かつテクニカルな面はASIAを思い出しました。ここまで綺麗でドラマティックな作品は久々かも。たっぷりと堪能させていただきました。今度レコ発ライブがありますが、このクォリティをどう再現するのか、とても興味深いです。
 このアルバムは、ある特定のCDショップで購入するとおまけのCD-Rが。それが「Prelude to Next Stage」です。シンセサウンドにのせて、穐山さんが物語のあらすじを途中まで語っておられます。これがあると物語の内容が理解できて、アルバムをなお一層楽しめますね。

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