ひよりの音楽自己満足

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15.3.10 月禿の騎士(GENESIS)

2015-03-12 21:08:14 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.3.10 渋谷DUO MUSIC EXCHANGE
<LEGEND OF ROCK Vol.85>
 GENESISのトリビュートユニット<月禿の騎士>。様々なプログレバンドの名手が揃ったスーパーバンド。その存在は前から知っていたんですけど、なかなかスケジュールが合わなくて観に行けなかったんですけど、昨年11月に念願叶って初めて観れてめっちゃ感激して。で、次のライブを待ち望んでいたところ、3/10に渋谷で行われるトリビュートバンドのイベントに出演されるとの情報を見てビックリ!平日ですけど、もしトップバッターだとしたら観れるなと思って、順番が発表されるのを待っていました。
 <月禿の騎士>は、HPによれば、2005年秋にプログレの聖地である蕨Honey FlashにてGENESISをこよなく愛する有志にて結成されたそうです。メンバーはたびたびチェンジがあり、2009年に一旦活動を休止され、2012年に新メンバーで復活されたそうで。現メンバーはリーダーでありキーボード&ドラムスの美女<永澤杏奈さん>、ドラムス<堀江睦男さん>、ヴォーカル&ベース<棚村“ゴンザレス”睦さん>、ベース&キーボード<森脇“MOORI”健さん>、ギター<米田克己さん>の5人編成です。GENESISの曲を時にはツインドラムやツインキーボードなど変幻自在にパートチェンジされて自由に演奏する、視覚的にも楽しめるバンドです。

 さて当日。仕事を終えてから渋谷へ。早めに着きましたが、外は寒いのですぐ中に入ってのんびりと開演を待ちます。横長でステージが広くて、ホテルのラウンジのようなゆったりとしたハコ。ただ客席の柱がじゃまですね。でもこういう広いステージで<新●月プロジェクト>や<STELLA LEE JONES>等の大所帯バンドのライブを観たいなぁ~なんて思ったり。
 <月禿の騎士>はトップバッターなので、ステージはすでに準備済。向かって右には杏奈さんのキーボードセットと、白のショルキーが。その隣りには堀江仙人の2タム1バスのドラムセット。その隣りにMOORIさんのキーボードと、ミニショルキーが。ステージ右には米田さんのギターアンプのナチュラルトラ目のレスポールタイプのギターが。その隣りに杏奈さん用の2タム1バスのドラムセットが。広いステージにゆとりを持ってたくさんの楽器類が配置されているのはいいですねぇ。

 19時27分頃、フロアーが暗くなって、ステージ後方のスクリーンに<LEGEND OF ROCK>の映像がながれて。そして<月禿の騎士>のロゴが。するとまず杏奈さんが登場してステージ前で深々とお辞儀をされて大拍手!白の大きなリボンのブラウスに、バスト強調の黒系ベストに赤チェックのロングスカートと、アイリッシュ風で高貴なお嬢様といった佇まいでとっても可愛く綺麗でしばし見とれてしまいました。そしてメロトロンサウンドがのびやかに重厚にながれ、堀江仙人とMOORIさんと米田さんが登場して大拍手!MOORIさんはダークブルーソリッドボディのベースを抱えて。指板はブルーLEDで光って。

※すみません。あまりGENESISを聴きこんでいないのと、アルバム全部は持っていないもので、曲名がわからないです。

 シンセサウンドが幻想的に響くなか、ゴンザレスさんが杖を突きながらゆっくりとステージ中央に。黒のシルクハットに黒のロングコートを纏って。なんだかいつもより大きく見えますね。オーラというか、存在感凄いっす。そしてバスドラの♪ドドンってリズムが響き、ブルー&パープルライトのなか、ヴォーカルがしっとりとゆったりと歌って。するとオルガンのリズミカルなリフとハイハットのミドルテンポのリズムがはいって、ギターのゆったりとしたアルペジオリフからパワフルなドラムがはいって、ギターのリズミカルなリフからヴォーカルが迫力たっぷりに力強く歌い上げて。その後ギターが明るく爽やかにのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルに歌い、アップテンポになって、ギターがステージ前に出てノリノリでリズミカルなリフを弾き、ヴォーカルがファルセットも交えてパワフルにリズミカルに歌って。中盤ではドラムが叩きまくるなか、キーボードがテクニカルなトリルリフを弾き、ヴォーカルがステージを右へ左へ歩いて観客を煽って。そしてステージ前にヴォーカル・ベース・ギターが並んで、ネックを振るアクションを合わせ、オレンジ&パープルライトのなか、ヴォーカルがパワフルにシャウト!そしてアップテンポのリズミカルなオルガンリフが明るく爽やかにながれ、ヴォーカルがリズミカルに歌い、ベースのテクニカルなリフからヴォーカルがパワフルにシャウト!し、リズミカルなリフからドラムがパワフルにタムを叩き、ミドルテンポのリフとアップテンポのリフが交互にながれ、オレンジライトのなか、ギターのエモーショナルなソロが。その後ゴンザレスさんがMOORIさんのベースを、MOORIさんがキーボードを、杏奈さんがドラムスの準備を。MOORIさんが手拍子を促して、ギターがリズミカルなリフを弾き、シンセのオケサウンドのリズミカルなリフからブレイクをキメ、キーボードの明るく楽しいリズミカルなリフからギターとシンセがユニゾンののびやかに奏で、ヴォーカルが力強くのびやかに歌い、ドラマティックに歌い上げ、そこからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではシンバルロールからピアノリフがゆったりとながれ、一旦止まってからキーボードリフがしっとりとながれて。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムからアップテンポでダイナミックなリフが明るく華やかに盛大にながれ、ギターとキーボードがユニゾンでリズミカルなリフを明るく楽しく奏で、そこからギターのテクニカルなソロが。ラストはリズミカルなリフからノリノリで盛り上がってダイナミックにFin。

 「こんばんは、月禿の騎士です」って大拍手大歓声!「皆さんプログレファンなんですか?おかしいな。今日はLEGEND OF ROCK、ロックの王道バンドのトリビュートイベントなんですよ。プログレ?聞いたことないな」って。「と言いつつも、イギリスのプログレバンドGENESISのカヴァーをやっております、月禿の騎士です」って大拍手!LEGEND OF ROCK出演は3回目だそうで。「我々のような軟弱なバンドは本当は出ちゃいけないんですけど、頑張ってロックしました」って大拍手!ここでゴンザレスさん、セットリストを書いた紙を見ますが「3曲しか書いてない!」って爆笑!

 2曲目。薄暗いなか、米田さんはイスに座ってギターを弾き、ピアノとともにゆったりとしっとりと浮遊感たっぷりに奏で、ヴォーカルがはいって、堀江仙人のコーラスとともにゆったりと綺麗にハモって。そしてミドルテンポのドラムがはいって、リズミカルなリフとギターのテクニカルなフィルからヴォーカルがリズミカルに歌い、一旦止まってからピアノとギターがしっとりと奏で、シンセが響くなか、ギターのエモーショナルなソロが。その後リズミカルなリフからヴォーカルがファルセットのスキャットをいれ、パープル&ブルーライトのなか、ミドルテンポのドラムがはいって、ヴォーカルがゆったりと歌い、ギターがテクニカルなフィルをいれ、ステージが明るくなってオルガンとギターがのびやかに明るく爽やかに奏で、米田さんが立って、ゴンザレスさんがイスを避けてあげて、アップテンポのリズミカルなリフからオルガンがのびやかにながれ、ゴンザレスさんがタンバリンを叩いて。さらにキーボードのテクニカルなリフからギターとキーボードのユニゾンリフがはいって、ギターのリズミカルなカッティングリフにのってキーボードのエモーショナルなソロが爽やかにながれ、途中からギターが加わってユニゾンでドラマティックに奏で、そこからギターのテクニカルなソロ、続いてキーボードのテクニカルなソロが。中盤では堀江仙人の叩きまくりドラムソロが。その間にゴンザレスさんがMOORIさんのベースを抱え、杏奈さんとMOORIさんはショルキーを抱えて。そしてステージ前に杏奈さんとMOORIさんと米田さんが並んで、リズミカルなリフからテクニカルなソロの掛け合いバトルを。その後3人でユニゾンでのびやかに奏で、杏奈さんとMOORIさんが背中合わせでテクニカルなリフを。終盤ではミドルテンポのシャッフルモードになってMOORIさんが再びベースを抱え、ステージ前でテクニカルなリフを弾き、キーボードの明るく楽しいリフがリズミカルにながれ、ドラムが叩きまくり、ギターがのびやかに奏でて。そしてミドルテンポのゆったりとしたリズムになってしんせがゆったりとドラマティックにほのぼのメロディを奏で、ヴォーカルがゆったりと力強く歌い、さらにエネルギッシュに歌い上げて盛り上がり、ロングスクリーミングも。その後、ゴンザレスさんが杏奈さんのキーボードを弾き、杏奈さんがドラムを叩き、ツインドラムで盛大にゆっくりとFin。

 「ありがとうございます」ってゴンザレスさん、大拍手大歓声!「セットリストではまだ2曲しかやってませんが、次が最後の曲です」「今日はご来場いただき、ありがとうございます」「最後の曲も楽しんでいただけたら嬉しい」って大拍手!

 3曲目。ゴンザレスさんがベースを、MOORIさんがキーボードを、杏奈さんがドラムで、まずツインドラムのパワフルな叩きまくりバトルが。交互にタムを叩きまくり、MOORIさんがリンボーダンスのようにキーボードを持って身体をそらして爆笑!そしてダイナミックなリフからギターとキーボードがのびやかに奏で、一旦止まってからキーボードがゆったりとのびやかに爽やかに奏で、ミドルテンポになってキーボードがゆったりとほのぼのメロディを奏で、アップテンポのノリノリモードになってギターとキーボードがのびやかに奏で、ダイナミックなリフからギターとキーボードがユニゾンでのびやかに奏でて。中盤では一旦止まってから、レッドライトのなか、オルガンが響き、シンバルロールからギターのアルペリフがはいって、ヴォーカルが手拍子を促して、カウントからダイナミックなリフがはいって、シンセとギターがのびやかに奏でて。そしてツインでのパワフルなスネアロールからキーボードがゆったりとのびやかに奏で、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいってドラマティックに盛り上がって、ブレイクをキメ、ラストはシンバルロールのなか、弾きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!立ち上がって拍手される観客も。「ありがとうございました!それでは最後まで楽しんでいってください」ってゴンザレスさん。メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで一斉にお辞儀を。そして大拍手のなか、ステージ袖へ。これにてライブ終了です。時計を見ると20時16分。約45分のとっても素敵なライブでした。
 広いステージでツインドラムの迫力たっぷりの音が響き渡る、いつも以上にダイナミックでドラマティックで、しかもエネルギッシュなライブ。感動モノでした。スケールの大きなバンドの魅力が存分に引き出されて見応えありましたね。サウンドバランスは、個人的にはもうちょっとベースの音を上げて欲しかったかな。ハコ的にはステージが広いぶん、客席の柱がじゃまなんですけど、でもすごくいい雰囲気で楽しめましたね。<月禿の騎士>またライブ観に行きたいっす。

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