ひよりの音楽自己満足

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09.8.15 KENSO

2009-08-17 08:26:22 | ライブレポ プログレ2008-2011
◇ 2009.8.15 川崎クラブチッタ
<まだまだ続く!>
 現役歯科医師であるギタリスト<清水義央先生>率いる日本プログレッシブロック界最高峰に君臨するバンド<KENSO>。1974年に結成され、その後幾多のメンバーチェンジや活動休止期間をも経て今年で35年。その間スタジオアルバム8枚とライブアルバムも同数、さらにはビデオやDVDも数枚発表されるなど、紆余曲折ありながらもずっと継続されている凄いバンド。現在のメンバーはギター清水さんの他、キーボード<小口健一さん>、同じくキーボード<光田健一さん>、ベース<三枝俊治さん>、そしてドラムス<小森啓資さん>の5人編成です。
 自分が<KENSO>を知ったのはほんの2-3年前のこと。その変拍子&転調&リズムチェンジなどなど超複雑で難解な楽曲にちょっとひいていたものの、そこかしこに聴かれる印象的なメロディに惹かれて、いつの間にかとうに廃盤になっているアルバムも含めてほとんど買い揃えてしまいました。ややこし~いんですけどなんか魅力を感じるんですよね。
 当然ながらいつかライブを観てみたいと思ったものの、開業医である清水先生、そして他音楽活動で超多忙のメンバーの皆様ですから、ライブは年に1-2回あるかどうか。で、2008年8月のライブを観に行こうとチケットを入手したものの当日になって急用ができて結局行かれずに悔しい思いをしました。
 そして今年2009年。年頭から清水先生が体調を崩されているとのことで心配しておりましたが、今年も8月にライブを行うとの告知をみて一安心。予約開始日にTELしてチケットを確保。当日を楽しみにしておりました。が・・・
 7月上旬に会社からリストラ通告を受けました。それまで週一くらいで行っていたライブにも行く気力がなくなってしまって・・・この先のお金の心配もあったし・・・でもこのKENSOのライブだけは次に観れるかどうかわからないし、チケットもあるもので、気力を奮い立たせて行こうと。

 さて当日。開演予定時間は19時ですけど、今回会場で1989年に発表されたKENSO4枚目のアルバム「スパルタ」(現在廃盤)が、光田さんの手によってリマスターされた「SRARTA Naked」となって先行発売されるとあって早めに家を出て会場へ。18時半ころに会場に着いて物販コーナーの列にしばらく並んでCDをGet!ちなみに今回は限定30個の缶バッジも売ってたそうですがとっくに売り切れてたようで。
 ドリンクを引き換えてひと休みしたあと客席へ。今回はステージから10mくらいの距離かな。とっても観やすそうです。ステージには両サイドにキーボードセットが。自分の席は光田さん側ですね。中央後部にはイエローのドラムセット。基本2バスですが左側にデカいバスドラがもう1台セットされてました。ステージ中央前部はギターとベースがセットされています。
 客席には幻想的な神秘的なSEがながれています。客席を見渡すとやや男性が多かったかな?小学生くらいのお子さんを連れた親子のすがたも。メンバーの音楽教室の生徒さんとかもいらっしゃってるんでしょうね。後ろの席がよく見えなかったけど、当日券も売ってたとはいえ開演時間にはほぼ満席だったのではないかと。

 19時を少し過ぎたころ、客席の照明が暗くなって、SEでは何語かわからないけど女性のナレーションがながれて。そしてブルーの照明に包まれたステージにメンバーの皆様が登場!大拍手で迎えられます。清水先生はもちろん白衣をまとって赤のストラト風を抱いて。三枝さんは長い髪を束ね、そして白シャツに黒ベスト&黒パンツでかっこよくキメて、5弦ベースを抱いて。
 そしてはじまった1曲目は「月の位相1」。アコースティックギターのリフがSEでながれ、そしてバンドがはいってアップテンポの変拍子ながらもノリノリの楽しいロック調に。シンセの華やかリフ&ギターの爽やかなリフ、合間にはゆったりとメロディアスなギター&キーボードのフレーズが。光田さんのピアノリフをバックにギターのエモーショナルなソロも。そして光田さんのスペーシーなシンセソロや小口さんのオルガンのアグレッシブなソロも。終盤にはキーボードリフをバックに小森さんが叩きまくって。

 曲が終わると大拍手!「こんばんは!KENSOです」って清水先生。「また一つ皆さんと一緒に歳をとってますが今日も最後まで楽しんでいってください。お願いします」って。
 2曲目は「GOS」。ミドルテンポのパワフルでゆったりとしたフュージョンっぽい曲。ムーディなギターフレーズ&綺麗なピアノリフ、いいですねぇ。中盤はギターとピアノのリフの掛け合いでめっちゃ盛り上がります。グルーヴィなベースリフ&パワフルなキーボードリフ、アグレッシブな光田さんのピアノソロやギターソロも。そしてアップテンポになってハードに。終盤では元のゆったりリズムに。

 続いて3曲目は「風の中の菲林」。ギターとピアノの綺麗なメロディからはじまるロマンティックな短い曲。バックには緑の唐草模様が映し出されて。ラストは盛り上がって次の曲につながって。 4曲目は「暁に楽師が」。アコースティックギターの軽快なリフからはじまるのどかで爽やかな雰囲気の曲。中盤ではヘヴィなリフや短いドラムソロやオルガンソロなども。

 「ありがとうございました」って清水先生。今回モニターのトコに“お守り(譜面?)”がいっぱい貼ってあるらしいのですが「“お守り”を見ても間違えるって悲しい」って。
 次の曲は「”純真無垢の乙女が悪の誘いを受け、それに抵抗しながらも徐々に悪の道に・・・」って「今の事件にクロスしてる」って。爆笑です。同じく捕まった俳優を“三下”って早くも毒舌が。
 5曲目は「朱に交わればRED」。ステージが赤の照明に包まれ、ミドルテンポで哀愁ただようキーボードのフレーズがながれ、そこにギターも加わって。その後、光田さんのピアノリフをバックに小口さんがシンセソロを。そしてアップテンポの躍動感溢れるリズムになって盛り上がり、終盤にはバンドリフとベースの掛け合いも。

 6曲目は「拝啓アイリッシュエア様~Rhyme-stone in Cotswold」。清水先生がメロウなフレーズを弾きはじめますが、すぐにストップ。再び弾き始めるものの「チューニングが合ってない」って一旦調整してそして3度目の正直。メロウなギターフレーズ、そして光田さんがゆったりとメロディアスなフレーズを奏でて。どこか懐かしさを感じる郷愁を誘う曲ですね。 そしてドラムのカウントから一転アップテンポになり、そしてさらに明るく楽しいノリノリのロック調になり、光田さんと小口さん&清水先生の掛け合いも。さらに次はシャッフルっぽいリズムになってキーボードとギターの掛け合いも。それらが繰り返されます。どんどん展開していく楽しい曲ですね。

 ここで清水先生、それまで着ていた白衣を脱いで、そしてギターもブルーのレスポール風に持ち換えて。ここでメンバー紹介です。まずは「平成の色男もいまや40代半ば。座禅と比叡山のことならコイツに聞け!キーボード、小口健一!」って。大拍手です。続いて「外見はアジアの虎、しかしほんとは寂しがり屋さん、三枝俊治、オンベース!」って。大拍手です。ちなみに今回は撮影班が2組だそうで、1つは清水さんが還暦になったら発売する予定(?)の「全ライブDVD計画」の撮影班で、もうひとつは某大学の映研が「ある男」という題でなんと三枝さんを撮っているんだそうで。
 続いて「小森啓資、オンドラムス!」って。大拍手です。小森さんが参加されている<TRI-Offensive>の6月に発売されたアルバムが初回プレスを売り切ったとか。凄い人気ですね。そっちのファンもKENSOを観にきてほしいって。そして「“○○”ならコイツに聞け!光田健一!」って。大拍手です。今回発売の「SPARTA Naked」のプロデューサーを光田さんにやってもらったそうですが、光田さんの集中力は凄いって清水先生。

 次の曲は昨年のライブで初演された曲だそうです。ここで清水先生は15-6歳頃に書いたというくら~い詩を2編披露。若き日の自分へのレクイエムという、7曲目は「若き日の私へ」。ギターはブルーのレスポール風に持ち替えて。ミドルテンポのダイナミックなリフからはじまってゆったりと穏やかなシンセフレーズがながれて。とってもメロディアスでドラマティックな曲です。オルガンのメロディもいい感じですね。中盤にはパワフルなベースリフや浮遊感のあるサウンドも。終盤はアップテンポの軽快で爽やかな感じに。

 ステージは光田さんと三枝さんのお2方だけになって。そしてはじまった8曲目は「謎めいた森より」。荘厳な雰囲気のシンセ&ピアノサウンドからはじまり、時計の秒針の音と不思議なパーカッション音の神秘的なサウンドとフレットレスベースの味わい深く伸びやかなサウンドが心地よく響いて。
他メンバーがステージに戻って、そして9曲目は「A Single Moment of Life」。バックには網目模様が映し出されて。ギターとベースのハーモニクスの綺麗な音色によるゆったりとした優雅な短い幻想的な曲。曲が終わると清水先生「ベース、三枝俊治!」って。大拍手です。

 10曲目は「木霊の舞う情景」。シンセのシークエンスからはじまって。光田さんはイスを調整してます。清水先生はブルーレスポール風に持ち替えて。静かで神秘的な音色とパワフルなリフが交互にあらわれたり、様々な音色が行き交って、テンポもどんどん変化していて、次の展開が読めないスリルがありますね。光田さんと小口さんの掛け合いソロバトルも。

 ここで8/30に新宿プログレッシブ館で清水先生が一日店長をやるというお話がはじまったんですが、いきなり某大所帯ユニットに対する毒舌が炸裂!ちょとあぶなくて書けないっす。ちなみにそのユニット名は某プログレ大御所バンドの清水先生が大好きな曲と同じだそうで、最近ではその曲を聴くと某ユニットが浮かんできて困るとか。

 次はスパルタコーナー!スパルタの曲を何曲か演奏してくれるとのことで観客大喜び!最初は「Good Days Bad Days」。パワフルなドラムからゆったりとしたテンポでダイナミックでメロディアスな感じに。バックには唐草模様が写し出されて。そしてパワフルなピアノリフから軽快なノリのいいロックを聴かせてくれます。バックのベースラインもかっくいいっす。アグレッシブなオルガンも。そしてややテンポダウンしてゆったりとしたおだやかな雰囲気になり、エモーショナルなギターフレーズや美しいピアノのフレーズも。そしてふたたびテンポアップしてギターとキーボードのアグレッシブな掛け合いソロも。光田さんはソロで“熊蜂が飛ぶ”のフレーズも織り交ぜたり。

 続いて12曲目は「月夜舟行」。厳かな幻想的な雰囲気からはじまります。そしてバックではベースがノリのいいリズムを刻んで。シンセサウンド&ギターサウンドが美しく、奥行きを感じさせる曲ですね。終盤ではキーボードとドラムが同じリズムで弾き&叩きまくって。そして光田さんと小口さんのソロバトルも。
 続いて13曲目は「美深」。ギターのカッティングリフからはじまって透明感のあるキーボードのフレーズが。力強いリフのあとゆったりとした雰囲気になりますが、テクニカルでメロディアスでパワーバラードのような感もありますね。後半のキーボードとギターの輪唱で奏でるフレーズも素敵ですね。とっても美しくドラマティックな曲です。ラストにはヘヴィかつエモーショナルなギターソロやアグレッシブなキーボードソロも。

 さらに続いて14曲目は「インスマウスの影」。ミステリアスなキーボードフレーズからはじまる変拍子のテクニカルな曲。でもでもとっても爽やかで心地よい感じの綺麗な曲ですね。一部のベースラインがちょっとZEPの某曲に似てるような?中盤では短いベースソロ、そして光田さんのテクニカルなピアノソロが。終盤にはゆったりとしたテンポでアグレッシブなギターソロ、そして小口さんのムーグソロの掛け合いも。ラストはアップテンポしてドラム叩きまくりでもりあがってFin。曲が終わると清水先生「ドラムス、小森啓資!」って。大拍手です。

 「コンサートは最終コーナーを周ったんで・・・お疲れじゃないでしょうか、皆さん?大丈夫ですか?」って清水先生、観客を気遣って。優しいですねぇ。
 ここで次の曲の説明を。清水先生は1978年に来日した大御所バンド<GENESIS>のライブを観にいかれたそうで、めっちゃ感動されたそうです。
 15曲目は「新宿厚生年金に空」。ゆったりとしたダイナミックな感じではじまって、そしてキーボードの哀愁ただよう綺麗なメロディがおだやかにながれて。その後、小口さんと光田さんが掛け合いのようにフレーズを奏で、そこにギターも加わってメロウなフレーズをユニゾンで。終盤ではお琴のような音色で情緒たっぷりのフレーズも。ダイナミックな部分もあり、しっとりとした部分もありのドラマティックな曲ですね。

 続いて16曲目は「麻酔Part2」。キーボードの不思議音の変拍子リフからはじまるアップテンポのテクニカルな曲。キーボードリフは忙しいんですけど、でもギターとキーボードのフレーズはとってもメロディアスで明るく優しい感じですね。
 17曲目は「胎動」。透明感のあるキーボードリフの幻想的な雰囲気からはじまるゆったりほのぼのとした曲。バックはパワフルでダイナミック。中盤にはフレットレスベースの味わい深いソロや、素朴な音色の叙情的なキーボードソロも。終盤にはベースとキーボードのユニゾンからギターのエモーショナルなソロも。エンディングはしっとりとはじまり、劇的にFin。

 18曲目は「空に光る」。とっても爽やかな雰囲気の、物語のはじまりのようなアップテンポの素敵な曲。爽快感のある、広大な景色が目に浮かぶフレーズ、最高っすね。素朴な音色が引き立つような透明感のあるサウンドです。中盤にはキーボードの叙情的なフレーズも。そしてキーボードとギターのテクニカルなユニゾンや掛け合いも。ラストのテクニカルユニゾンは先生チトキツそうだったかも。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ここで終わらないですよ」って清水先生。爆笑です。「ちょっとタイミングがずれちゃいましたが」「ここでいよいよ皆さんの勉強の成果をだすときがきました」「次の問題が出来ない人はもう一度DVDをみて勉強してください」って。そしてここでお客さんやスタッフやメンバーの皆さんに感謝のお言葉を述べて。大拍手です。そして・・・
 「選ばれた民よ!君達の学習の成果を発揮するときが遂に来た!立て!“人生と変拍子”」って。ここでお客さんはゆっくりと立ち上がって。

 そしてはじまった本編最後19曲目は「精武門」。ヘヴィなギターリフからはじまるミドルテンポのめっちゃパワフルなハードロック。めっちゃダイナミックですね。光田さんが手拍子を促して。パワフルなドラムソロの後のキーボードのフレーズは爽やかなイメージも。後半からテンポアップしてヘヴィなギターリフからキーボードが壮大なイメージのサウンドを響かせて。そしてキーボードとギターのユニゾンリフからテクニカルなリフでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもKENSOでした」「小口健一、三枝俊治、小森啓資、光田健一、そして清水義央でした」「ほんとありがとうございました」って清水先生。お辞儀したあとメンバーの皆さんは手を振りながらステージ袖へ。もちろん場内はアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。すると程なくメンバーの皆様がステージに戻ってきて、大拍手大歓声で迎えられます。

 「本当に今日はありがとうございました」「ちょと体調を崩して皆さんにご心配をおかけしたこともありましたが、この通り復帰して・・・」って清水先生。ほんとよかったっす。「間違えるとこは間違え・・・精一杯やりました!」って。で、アンコールは新曲をやってくれるそうで大拍手です。先日お亡くなりになった故レス・ポール氏の話題にふれて、自分もいつかはステージに立てなくなる日もくるって。そのときにみんなと一緒に口ずさめる曲をって。

 アンコール最初は今回初披露の新曲「決してさよならではなく」。いつかみんなで♪ラララって歌ってほしいって清水先生おっしゃってましたけど、もちろん変拍子ですからそう簡単にはコーラスできそうもないっすね。でもゆったりとしたほのぼのする優しく暖かいメロディの曲です。中盤はテンポアップしてパワフルにテクニカルに。小口さんのアグレッシブなムーグソロやギターソロも。そして再びゆったりとしたテンポに戻って光田さんのテクニカルかつ美しいピアノソロが。

 続いて21曲目は「Echi dal Foro Romano」。中世風なゆったりとしたキーボードサウンドからはじまり、穏やかで優しいメロディが。そしてパワフルなドラムが入ってアップテンポの軽快でとっても楽しい曲調に。光田さんが手拍子を促して盛り上がります。後半はめっちゃテクニカルな展開もありますが楽しいイメージはそのままで。ラストは劇的に盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございましたKENSOでした」「小口健一キーボード、三枝俊治ベース、小森啓資ドラムス、光田健一キーボード、そして私、清水義央ギターでした」「ほんとありがとうございました」って清水先生。お辞儀したあとメンバーの皆さんは手を振りながらステージ袖へ。もちろん場内はアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。するとまず清水先生のみがステージに戻ってきて、大拍手大歓声で迎えられます。

 「残念でした」って清水先生。再び白衣をまとっています。お礼のお言葉を述べたあと「自分の好きな音楽だけをやってきて、リスナーの方がこんなにたくさんいらっしゃるのはすごく嬉しいことだし感謝しています」って。そして「あとアルバムは2枚は作ろうと思ってます」「皆さんの期待に応えるアルバムを作っていきます」「今後とも宜しくお願いします」って。お客さん大拍手です。本当は今日もう1曲新曲をやるつもりだったそうですが、どうも間に合わなかったようで。
 ここで清水先生、メンバーを一人づつ呼びます。「町田市出身、小口健一!」「戸越銀座、三枝俊治!」「横浜市、小森啓資!」「世田谷、光田健一!」って、皆さんにこやかにステージに登場!大きな拍手で迎えられます。「ほんとに最後までどうもありがとうございました。お気をつけて・・・あ、まだだ」って。爆笑です。

 「最後の曲です!」ってオーラス22曲目は「さよならプログレ」。小森さんがカウントしますが「ちょっと待って!」って一旦止めて。そして再びカウントから早いパッセージのリフからはじまる変拍子のテクニカルな曲。踊るようなキーボードの音色も、裏メロで跳ねるベースも素晴らしい。中盤はテクニカルなキーボードソロ、そしてダイナミックなリフ、ユニゾンのフレーズ、ムーグソロと続きます。さらにドラム叩きまくりも。そしてテクニカルなベースソロも、光田さんのアグレッシブなピアノソロ&小口さんのオルガンソロ、さらにアグレッシブなギターソロも。ラストはドラマティックにFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございましたKENSOでした」って清水先生。そのあと早口でメンバーの紹介。メンバーの皆様はステージ前に並んでお辞儀を。そしてここで白衣に付けてる缶バッジを見せて。「これからKENSOもどんどんキャラクターグッズを作って・・・」って。爆笑です。「またいつの日かお逢いしましょう!ありがとうございました!」って。
 大拍手のなか客席に手を振りながらステージ袖へ・・・お客さんもうアンコールの手拍子はせず帰り支度。盛り上がったわりに最後はあっさりなんですねぇ。ちょと意外。するとほどなく客電が明るくなって。時計を見ると21時半すぎ。休憩ナシの2時間半強の素敵なライブでした。

 すっかり見入って聴き入ってしまって時が短く感じるほどでしたね。もうそんな時間なの?って。観にいってほんと良かったっす。初の生KENSO、素敵でした。特に光田さん&小口さんのツインキーボードの音色やハーモニーがとっても綺麗だったし、ソロの掛け合いもかっこよかった。三枝さんのベースもいい音してましたね。もちろん清水先生のギターもミスはあったけどいい音でした。
 ちょっと気になったのはバスドラの音がデカすぎ(?)て鼓膜がおかしくなりそうだったことと、楽しみにしていた清水先生のMCがイマイチだったかな。先生ちょっと緊張してたみたいでカミまくってたし。でもでも毒舌は健在でしたね。
 清水先生、60歳までは頑張るっておっしゃってましたけど、もっともっと続けてほしいっす。ニューアルバムも期待しちゃいます。

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