以前から気になっていたんですけど、なかなか手に入らなかったバンドのアルバムがようやく手に入りました。というか、たまに行くCD店で売っていたのを全く気がつかなかったんですよね。情けないっす。今回紹介させていただくのは<AZOTH/アゾート>というバンドです。
<AZOTH>は、kashmirというバンドで活動していた、ヴォーカルの<大木睦人さん>と、ギターの<安達雅之さん>が、1985年に結成したバンドで、他のメンバーは音楽雑誌の募集コーナーで集めて活動を始めたそうです。ところが、10回ほどライブをしていくなかで、募集したメンバーが相次いで脱退してしまったそうです。88年にはKashimirで一緒だったドラマー<藤原一宏さん>が加入したものの、なんとここで大木さんが脱退してしまったそうです。ヴォーカルはゲストを迎えたり、安達さんが兼任したりしながらデモテープをレコーディングしたり、ライブ活動を続けたそうなのですが、89年暮れにバンドの現状を見かねた大木さんが復帰されたそうです。ですが、90年にベーシストが脱退してしまい、92年から活動休止状態になってしまったそうです。 4年後の96年に大木さんがベースも兼任し、あらたなキーボード奏者を迎えて活動再開されたそうです。ところが99年にそのキーボード奏者が脱退。バンドは新たに<シンデレラ・サーチ>等で活躍されたヴァイオリン&キーボード奏者の<美ノ辺純子さん>を迎えて活動を続けたそうです。そして2004年10月にバンド結成以来、苦節19年目にしてついにデビューアルバムが発表されます。それがこの「The Awkward Age’s End」です。19年間のバンドの集大成といえる全12曲の魅力たっぷりのアルバム。
1曲目は「White Gravestones Coast」。波の音からはじまって、素朴なアコースティックギターの音色が。短いインストです。
2曲目は「Domino」。テクニカルなパッセージからはじまるアップテンポのパワフルでスリリングなインスト。中盤では綺麗なピアノソロ、終盤にはキーボードソロが。
3曲目は「Isolation」。パワフルなリフからはじまるテクニカルなヘヴィロック。ヴァースではピュアでストレートなヴォーカルとコーラスを聴かせてくれます。
4曲目は「Outgrowth」。ホルンのようなサウンドからはじまるシンセのスペーシーなインスト曲。後半にはダークでアグレッシブなヴァイオリンソロが。
5曲目は「Z」。不協和音的なヴァイオリンからはじまってアップテンポのパワフルなリフが。まずはギターとキーボードのメロディアスなフレーズ。そして曲の雰囲気が変って可愛らしいキーボードサウンドのソロに。つづいてアヴァンギャルドっぽいギターとヴァイオリンのバトルが繰り広げられ、そしてラテン系の明るい感じになって、アップテンポのリズミカルなピアノソロが。それが級にテンポダウンしてゆったりとベースソロを聴かせてくれます。それが徐々に盛り上がっていきます。一旦静かになったあと。再びアップテンポになってパワフルなリフが。そして最初のメロディアスなフレーズを奏でて、ダイナミックで劇的なエンディングを迎えます。
6曲目は「Turquoise Sky」。ヘヴィなギターからはじまり、ゆったりとしたテンポでブルージーなギターが。そしてエモーショナルなヴォーカルがはいってパワフルに歌い上げます。パワーバラードですね。間奏ではロマンティックなピアノソロ、メロディアスな泣きのギターソロと続きます。ラストはもりあがっていって感動的なフィナーレを迎えます。
7曲目は「Time Is Like A Liver」。ゆったりとした素朴な感じのアコースティックギターのフレーズからはじまって力強いヴォーカルがヴァースを歌い上げます。間奏ではギターをバックに美しいピアノソロを聴かせてくれます。終盤にはヴァイオリンもはいってドラマティックに美しく。
8曲目は「迷い月」。パワフルなドラムからはじまり、力強いヴァイオリンのリフが。ヴァースではゆったりと静かな雰囲気のなかしっとりとしたヴォーカルが。サビではヘヴィなギターがはいってアップテンポでパワフルに。間奏ではゆったりとした幻想的な雰囲気のなか美しいヴァイオリンソロが。
9曲目は「1995年 秋」。アラーム音からはじまって足音が。そしてラジオの音声が。
10曲目は「Moments」。ギターをバックにゆったりと、ソフトなヴォーカルからはじまります。そしてホーンのオーケストラサウンドが爽やかに華々しく響きます。再びゆっくりとソフトな雰囲気のヴァースが。再びヴァイオリンと共にオーケストラサウンドが響きますが、すぐにダークなベースソロに。そしてパワフルなリフをバックに力強いヴォーカルが。ムーグソロのあと、ホーンのオーケストラサウンドが盛大に響いて、そしてギターとキーボードの掛け合いのソロ&ユニゾンに。どんどんドラマティックに展開していきます。ラストは盛大で劇的なエンディングが。 11曲目は「Apostorophe」。ヘヴィなギターリフからアップテンポでパワフルにはじまります。シンセのスリリングなソロのあと、パワフルなヴォーカルが。爽やかなシンセソロとヴォーカルが交互に。そのあとベースをバックにゆったりとした雰囲気のなかけだるい感じのヴァイオリンソロを聴かせてくれ、そのあとはワウを効かせたアヴァンギャルドなギターソロとドラムソロが交互に。めまぐるしく展開していきます。終盤は再びアップテンポの爽やかでメロディアスな感じに。パワフルなギターソロも。ラストは盛大にFin。
12曲目は「The Last Night of Summer」。大雨が降っているようなSEをバックに綺麗なピアノとアコースティックギターがゆったりとしっとりと奏でられ、そしてメロディアスなヴォーカルが入って、そこにヴァイオリンも絡んで。泣きのギターソロを聴かせてくれたあとは美しいピアノソロが。サビは感動的に歌い上げます。エモーショナルなギターソロのあとどんどん盛り上がってドラマティックなエンディングを迎えます。
ちなみに・・・大木さんのプロフィールのフェイバリットバンドには<Pageant>の名前が。そう、大木さんはPageant・Mr,Siriusのヴォーカリスト<大木理沙(永井博子)さん>の実の弟さんなんですよね。お姉様に負けず劣らず、素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれます。
ちょっと気になるのは、バンドのHPが2005年から更新されてないんですよね。URLが変わったのかな?バンド活動が止まっているのかな?
<AZOTH>は、kashmirというバンドで活動していた、ヴォーカルの<大木睦人さん>と、ギターの<安達雅之さん>が、1985年に結成したバンドで、他のメンバーは音楽雑誌の募集コーナーで集めて活動を始めたそうです。ところが、10回ほどライブをしていくなかで、募集したメンバーが相次いで脱退してしまったそうです。88年にはKashimirで一緒だったドラマー<藤原一宏さん>が加入したものの、なんとここで大木さんが脱退してしまったそうです。ヴォーカルはゲストを迎えたり、安達さんが兼任したりしながらデモテープをレコーディングしたり、ライブ活動を続けたそうなのですが、89年暮れにバンドの現状を見かねた大木さんが復帰されたそうです。ですが、90年にベーシストが脱退してしまい、92年から活動休止状態になってしまったそうです。 4年後の96年に大木さんがベースも兼任し、あらたなキーボード奏者を迎えて活動再開されたそうです。ところが99年にそのキーボード奏者が脱退。バンドは新たに<シンデレラ・サーチ>等で活躍されたヴァイオリン&キーボード奏者の<美ノ辺純子さん>を迎えて活動を続けたそうです。そして2004年10月にバンド結成以来、苦節19年目にしてついにデビューアルバムが発表されます。それがこの「The Awkward Age’s End」です。19年間のバンドの集大成といえる全12曲の魅力たっぷりのアルバム。
1曲目は「White Gravestones Coast」。波の音からはじまって、素朴なアコースティックギターの音色が。短いインストです。
2曲目は「Domino」。テクニカルなパッセージからはじまるアップテンポのパワフルでスリリングなインスト。中盤では綺麗なピアノソロ、終盤にはキーボードソロが。
3曲目は「Isolation」。パワフルなリフからはじまるテクニカルなヘヴィロック。ヴァースではピュアでストレートなヴォーカルとコーラスを聴かせてくれます。
4曲目は「Outgrowth」。ホルンのようなサウンドからはじまるシンセのスペーシーなインスト曲。後半にはダークでアグレッシブなヴァイオリンソロが。
5曲目は「Z」。不協和音的なヴァイオリンからはじまってアップテンポのパワフルなリフが。まずはギターとキーボードのメロディアスなフレーズ。そして曲の雰囲気が変って可愛らしいキーボードサウンドのソロに。つづいてアヴァンギャルドっぽいギターとヴァイオリンのバトルが繰り広げられ、そしてラテン系の明るい感じになって、アップテンポのリズミカルなピアノソロが。それが級にテンポダウンしてゆったりとベースソロを聴かせてくれます。それが徐々に盛り上がっていきます。一旦静かになったあと。再びアップテンポになってパワフルなリフが。そして最初のメロディアスなフレーズを奏でて、ダイナミックで劇的なエンディングを迎えます。
6曲目は「Turquoise Sky」。ヘヴィなギターからはじまり、ゆったりとしたテンポでブルージーなギターが。そしてエモーショナルなヴォーカルがはいってパワフルに歌い上げます。パワーバラードですね。間奏ではロマンティックなピアノソロ、メロディアスな泣きのギターソロと続きます。ラストはもりあがっていって感動的なフィナーレを迎えます。
7曲目は「Time Is Like A Liver」。ゆったりとした素朴な感じのアコースティックギターのフレーズからはじまって力強いヴォーカルがヴァースを歌い上げます。間奏ではギターをバックに美しいピアノソロを聴かせてくれます。終盤にはヴァイオリンもはいってドラマティックに美しく。
8曲目は「迷い月」。パワフルなドラムからはじまり、力強いヴァイオリンのリフが。ヴァースではゆったりと静かな雰囲気のなかしっとりとしたヴォーカルが。サビではヘヴィなギターがはいってアップテンポでパワフルに。間奏ではゆったりとした幻想的な雰囲気のなか美しいヴァイオリンソロが。
9曲目は「1995年 秋」。アラーム音からはじまって足音が。そしてラジオの音声が。
10曲目は「Moments」。ギターをバックにゆったりと、ソフトなヴォーカルからはじまります。そしてホーンのオーケストラサウンドが爽やかに華々しく響きます。再びゆっくりとソフトな雰囲気のヴァースが。再びヴァイオリンと共にオーケストラサウンドが響きますが、すぐにダークなベースソロに。そしてパワフルなリフをバックに力強いヴォーカルが。ムーグソロのあと、ホーンのオーケストラサウンドが盛大に響いて、そしてギターとキーボードの掛け合いのソロ&ユニゾンに。どんどんドラマティックに展開していきます。ラストは盛大で劇的なエンディングが。 11曲目は「Apostorophe」。ヘヴィなギターリフからアップテンポでパワフルにはじまります。シンセのスリリングなソロのあと、パワフルなヴォーカルが。爽やかなシンセソロとヴォーカルが交互に。そのあとベースをバックにゆったりとした雰囲気のなかけだるい感じのヴァイオリンソロを聴かせてくれ、そのあとはワウを効かせたアヴァンギャルドなギターソロとドラムソロが交互に。めまぐるしく展開していきます。終盤は再びアップテンポの爽やかでメロディアスな感じに。パワフルなギターソロも。ラストは盛大にFin。
12曲目は「The Last Night of Summer」。大雨が降っているようなSEをバックに綺麗なピアノとアコースティックギターがゆったりとしっとりと奏でられ、そしてメロディアスなヴォーカルが入って、そこにヴァイオリンも絡んで。泣きのギターソロを聴かせてくれたあとは美しいピアノソロが。サビは感動的に歌い上げます。エモーショナルなギターソロのあとどんどん盛り上がってドラマティックなエンディングを迎えます。
ちなみに・・・大木さんのプロフィールのフェイバリットバンドには<Pageant>の名前が。そう、大木さんはPageant・Mr,Siriusのヴォーカリスト<大木理沙(永井博子)さん>の実の弟さんなんですよね。お姉様に負けず劣らず、素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれます。
ちょっと気になるのは、バンドのHPが2005年から更新されてないんですよね。URLが変わったのかな?バンド活動が止まっているのかな?