ひよりの音楽自己満足

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11.7.24 Rainbow Knights(Legend of Rock)

2011-07-28 00:15:00 | ライブレポ HR/HM
◇ 2011.7.24 日比谷野外音楽堂
<LEJEND OF ROCK at 日比谷野音 Vol.3>
 <RE-ARISE>や<SMG>等で凄い歌を聴かせてくれているスーパーヴォーカリスト<DIOKENさん>。でも自分は一番肝心のRainbowのカヴァーバンド<Rainbow Knights>のライブをまだ観たことがなかったんですね。30年前から大好きな思い入れの深いRainbow。存命中の元Rainbowのヴォーカリストたちはもう劣化してしまったし、DIOKENさんが歌うカヴァーバンドのかっちょいいライブをいつか観に行きたいと思っていました。そんな折に7/24に野音で開催される70年代HRカヴァーバンドの祭典<LEGEND OF ROCK>に出演されると知って楽しみにしていました。もっとも9バンド出演なので、持ち時間はおそらく30分程度かなと。それでも30分だけでも観たいなって。ただ・・・その日は朝から用事があって、13時開演なのに自分が行けるのは早くても15時。もしもそれまでに<Rainbow Knights>のライブが終わってしまったらヤバいなと。でも前日になっても出順がわからず。もう祈る気持ちです。

 さて当日。14時50分に新橋駅に着いてダッシュ!すると交番の前に警察官がいっぱいいてビックリ!何か事件でもあったのかと思ったら、どうやらデモ行進があるみたいで。ロックフェスには関係なさそうなのでホッとして。そして受付を済ませて会場へ。結構お客さん入ってますね。

 ステージは<VON HALEN>のライブが終盤にさしかかってました。すっごいいい音しててめっちゃかっこよかったっすね。これ最初から観たかったっす。ヴォーカルの声もデイヴさんしてるし。ギターもエディさんしてるし。PanamaとJumpしか聴けなかったのは残念。いつか機会があればライブ観に行きたいっす。ただ・・・“でぶっちょ・りー・ろす”さん、ハンケツ&モロケツはカンベンっす。

 次はKISSのカヴァーバンド<MAKIN’ LOVE>。音はともかくもジーンさん・ポールさん・ピーターさん、メイクもコスチュームも完璧でビックリ!ジーンさん斧ベースだし。今回残念ながらエースさんが病欠なんだそうで。なので曲ごとに様々なゲストギタリストが登場して豪華でしたね。最後には病欠のはずのエースさんがノーメイクながら登場して大拍手!挨拶&御礼のあと、かっちょいいギターを聴かせてくれました。次回ライブには完全復活されるようで。

 次はThe Whoのカヴァーバンド<TOWNZEN>。ギターさん、SGをかき鳴らし、腕を振り回してかっこよかったっすね。ドラマーはパワフルに叩きまくりでキース・ムーンさんしてましたね。そしてなんといってもキーボードの女の子が可愛かった。キーボードのない曲ではアイドル歌手のような振り付けで踊っていてそれがまたキュートでたまらんです。ヴォーカルはガイジンさんでパワフルな声で”Young man!”ってシャウトしてました。

 次はジミヘンさんのカヴァーで<JIMISEN>。右利きながらもストラト&オールドマーシャルで凄い音出してましたね。すっげーかっこよかった!Foxy Lady, Voodoo Chile, Purple Hazeなどなど。特に“星条旗よ永遠なれ”はもう感動モノでしたね。夕焼け空のビル街にストラトサウンドが響き渡って。ジミヘンさんといえばウッドストック。野外がすんごく似合っていてもう最高っす!

 次はZEPのカヴァーバンドで<MR. JIMMY>。今回は後期ZEPをやるとのことで、いきなりカシミールでビックリ。ヴォーカルさん、本家よりも歌えていて見事にプラントしてましたね。ギタリストさん、見た目にもJIMMYさんしてて、ギターもいい音してましたね。エレドラでティンパニサウンドも聴かせてくれたドラムも重いビートでよかったっす。キーボードもいい音響かせてましたね。

 そしてお待ちかねの<Rainbow Knights>。メンバーはヴォーカルDIOKENさん、ギター<ATSUSHIさん>、ベース<SHIGEさん>、ドラムス<JUNさん>、キーボード<TOSHIさん>。ステージは向かって左にオルガン&キーボード、そして2段のキーボードセットとレスリーが。その隣がベースでサンバーストのプレシジョンかな。中央に赤のYAMAHAの2タム2バスのドラムセットが。BDは26インチではなく小さめでしたね。ギターは黒ピックガードの白のストラトです。
まずは司会の方々が前説を。Rainbow Knightsの動画が世界中のRainbowマニアから絶賛されているとか。めっちゃ楽しみです。18時25分ころ♪2時のワイドショ~っていつものテーマソングが。続いて本家と同じくドロシー嬢の♪We must be over the rainbow・・・って。そしてOver The Rainbowのダイナミックなフレーズがながれて、一旦止まったあとはじまった1曲目は「Kill The King」。もうこの流れだけでも涙でそうです。その後ヴォーカルがはいって。すんごいパワフルな声、迫力満点ですね。ステージ前のブロックはめっちゃ盛り上がってます。DIOKENさんは袖や胸にヒラヒラいっぱいのウエスタン風レザーシャツに、太もものところに星と三日月のパッチのついたジーンズすがたで。マニア大喜びのコスですね。間奏ではキーボードとギターのユニゾンのトリルからアグレッシブなギターソロへ。ATSUSHIさんずっと右端のPAの隣で弾いてます。この間にDIOKENさん、得意のマイクスタンド回しにトライしますが、今日のスタンドは上手く廻らないみたいです。

 続いて2曲目は「Long Live Rock’n’ Roll」。なんで一番盛り上がる曲が2曲目なのかな?って不思議に思ったんですけど、でもでもステージ前はすんごい盛り上がりですから関係ないっすね。曲終盤ではもちろんコール&レスポンスが。お客さんけっこう歌ってましたね。やっぱりRainbowファン多いんですね。「Your Great!」ってDIOKENさん。「7/10は天国にいるRonnieさんの69歳の誕生日でした。まさにロックの年!」って。「天国のRonnieさんに聴こえるように歌って!」って再び♪Long Live Rock’n’ Roll!ってコール&レスポンス。盛り上がってます。「Thank you!Great!」ってDIOKENさん。お客さんもHey!Hey!って煽って。そしてバンドがはいって転調して盛り上がって。

 「皆さん素晴らしい!」「Rainbowは1曲1曲が長いのでこれが最後のMCになります」「これからアツいアツい15分間を堪能してください」「用意いいすか!」って。3曲目は名曲中の名曲「Stargazer」。まずはダークかつ力強いキーボードソロが。SHIGEさんが手を上げてお客さんを煽って。そしてパワフルなドラムフィルがはいってダイナミックなリフが響き渡って。超大好きな曲なのでここでももう涙でそうっす。ドラマティックで力強いヴォーカル、すごい迫力!間奏ではスライドギターソロが。ここではDIOKENさん、マイクスタンド回し見事にキメてましたね。そして劇的なエンディングへ・・・と間髪入れずにパワフルなアップテンポのドラムがはいってはじまった4曲目は「A Light in The Black」。これめっちゃ嬉しいっす!本家Rainbowもこの2曲を続けて演奏したのは75年のデビューツアーと、76年夏のツアーだけで、その後はドラマーの体力消耗が激しいという理由でA Light in The Blackはたま~にしかやらなくなっちゃったし。それを再現してくれるのはめっちゃ嬉しいっす。近くにいるガイジンさんはエアドラムやって超ノリノリ!間奏まずはテクニカルなキーボードソロ。そしてギターとユニゾンのスリリングなリフをキメて、そのままアグレッシブなギターソロへ。途中ドラムが止まってATSUSHIさんひざまづいて弦をかきむしって。そしてドラムがはいってキーボードのところへ行って向かい合ってユニゾンリフをキメて。ラストはDIOKENさんもマイクスタンド回しを決めて、ATSUSHIさんはネックをもって大きくギターを振り回して、そしてギターを床に置いて踏みつけて。

 曲が終わると大拍手大歓声!DIOKENさんはメンバー紹介を。これでライブ終了です。ちょうど19時ですね。持ち時間ややオーバーかな?SEでOver The Rainbowのエンディングテーマがながれています。
DIOKENさんすんごい迫力のパワフルな歌&シャウトをおもいっきり聴かせてくれましたね。もう圧倒されちゃいました。Kill The King, Long Live Rock’n’ Roll, そしてStargazer~A Light in The Blackのメドレー、凄すぎです。キーボードも本家よりもテクニカルでいい音響かせてましたね。欲を言えばドラムとギターの音をもうちょっと上げてほしかったかな。ATSUSHIさん、モニターが聴き取り辛かったみたいでしたね。

 ここまでで19時をまわっていたので自分はここで退席しました。それにしても70年代のROCKはほんと最高っすね。とっても楽しめました。

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