ひよりの音楽自己満足

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西山瞳さん NHORHM Ⅱ

2017-10-22 09:00:29 | ジャズ
 ピアニスト<西山瞳さん>率いる<NHORHM/New Heritage Of Real Heavy Metal>というユニット。“メタルをJAZZでカヴァー”という企画で、2015年に同タイトルの1stアルバムを発表され、それが大好評だったようで、2017年に今回紹介させていただく2ndアルバム「New Heritage Of Real Heavy Metal Ⅱ」を発表されました。今回も西山さんお気に入りのメタル系名曲たっぷりで、西山さんのオリジナル曲も1曲収録されています。メンバーはピアノ西山さん、フレットレスベース<織原良次さん>、ドラムス<橋本学さん>で、今回ゲストでホーンセクションのトランペット<田中充さん>、A・Sax<宮崎隆睦さん>、T・Sax<橋爪亮督さん>、トロンボーン<池田雅明さん>。さらにゲストヴォーカル<“THE冠”冠徹弥さん>が参加されています。今回のジャケットの美女は<YUYUさ>とのことで。
 アルバム1曲目は「Kings Of Metal / Manowar」。ピアノのリズミカルリフからアップテンポで軽快にはじまって、そこからエレガントな感じのピアノのリズミカルなソロが。その後ピアノのリズミカルリフにのってドラムの叩きまくりソロがパワフルに盛り上がって。終盤では再びピアノのパワフルでリズミカルなソロが。
 2曲目は「Speed / Loudness」。アップテンポのドラムからピアノノパワフルでリズミカルなリフがスリリングに。かなり原曲に近いですね。好きな曲なので嬉しいっす。その後グルーヴィなベースリフにのってピアノのテクニカルなソロが。中盤ではオリジナルのようにドラムとベースのテクニカルな掛け合いソロがスリリングに展開して。終盤ではピアノのパワフルなリフと叩きまくりドラムと盛り上がって。
 3曲目は「All Over The Nations / Helloween」。ピアノのリズミカルで軽快なリフから爽やかにはじまって、そこからベースのテクニカルなソロ、続いてピアノのリズミカルなソロが。
 4曲目は「Decadence Dance / Extreme」。ホーンセクションのリズミカルリフからパワフルにはじまって、ヴォーカルのシャウトがはいって。そしてダイナミックリフからブラスのリズミカルリフにのってパワフルなヴォーカルがはいって、サビではシャウトもキメて盛り上がって。中盤ではトロンボーン・トランペット・Saxのそれぞれテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルリフとパワフルなヴォーカルがはいって盛り上がって、ラストは叩きまくりのドラムソロが。
 5曲目は「Beyond The Realms Of Death / Judas Priest」。ピアノのしっとりとした調べからゆったりとはじまって、ベースがしっとりと歌メロうを哀愁たっぷりに奏で、そこからベースのエモーショナルなソロ、続いてピアノのエモーショナルなソロがドラマティックに。終盤では再びしっとりとしたピアノからベースがエモーショナルに奏で、ベースのテクニカルなソロへ。
 6曲目は「Iron Man / Black Sabbath」。ピアノがゆったりとダークに奏で、そしてパワフルなダークリフがはいって、ベースがのびやかに奏で、そこからベースのテクニカルなソロへ。終盤では叩きまくりドラムとともに盛り上がって。これはIron Manと言われないとわからないっすね。
 7曲目は「Mystery Of Babylon / 西山瞳」。ピアノとベースがしっとりと奏で、そしてリズミカルに。
 8曲目は「Over The Hills And Far Away / Gary Moore」。ピアノが哀愁たっぷりに奏で、そしてアップテンポのパワフルなリフがリズミカルに、サビでは躍動感たっぷりに。これはオリジナルに近いですね。その後ベースのテクニカルなソロ、ピアノのリズミカルなソロと続いて。
 9曲目は「The Gift Of Music / Dream Theater」。ピアノとSaxのリズミカルリフから爽やかにはじまって、トランペット・トロンボーンがのびやかに奏でて。その後、静かになってピアノとSaxがしっとりと奏で、そこからSaxのエモーショナルなソロ、続いてピアノのリズミカルで爽やかなソロが。中盤ではブラスがのびやかに奏で、そして叩きまくりドラムとともに盛り上がって。その後、静かになってピアノがしっとりと奏で、徐々にパワフルにリズミカルになって、そこからテクニカルなソロへ。終盤ではピアノのリズミカルリフが爽やかにながれ、ブラスがのびやかに奏でて。
 10曲目は「THE ONE –Live Version- / BABYMETAL」。ピアノがしっとりと奏で、徐々にリズミカルにパワフルにドラマティックに、さらに叩きまくりドラムとともに盛り上がって。その後ベースのエモーショナルなソロ、ピアノのリズミカルなソロが。終盤ではリズミカルリフからドラマティックに盛り上がって、叩きまくりのドラムソロが。
 アルバム収録曲はここまでですが、某CD店で購入したところ、おまけで1曲収録されたCD-Rが付いてきまして、それがYngwie氏の名曲「Don’t let it end」です。ピアノがゆったりとしっとりと奏で、リズミカルになってドラマティックに盛り上がって。クラシカルな感じですね。その後ベースのエモーショナルかつテクニカルなソロ、続いてピアノのエモーショナルなソロが。終盤ではリズミカルリフからドラマティックに盛りあがって。
 今回もJAZZファンにもメタルファンにも楽しめるような素敵なアルバムですね。原曲に近かったり、大胆なアレンジだったり、聴きどころたっぷりで。特に今回はブラスとヴォーカルが入った曲には驚きました。いつか機会があればライブ観に行きたいっす。

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