ひよりの音楽自己満足

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川崎タカオさん FOREVER

2012-08-04 06:55:05 | ジャズ
 プログレバンド<FLAT122>や、ご自身のユニット<KTG/川崎タカオグループ)等で活躍される、ピアニストであり、作曲家でもある<川崎タカオさん>。今年4月にはFLAT122のライブを観にいきましたが、KTGのほうはすっかりご無沙汰になってしまって。その上クラリネット奏者の筒井さんが渡仏されるとのことで、しばらくはライブの予定がなさそうで、ちょっとガッカリ。で、以前にKTGのライブ会場で音源が販売されているとの情報をどこかで見たような気がしてたんですよね。でもライブには行けなかったし、川崎さんのHPを見ても通販をやっているような雰囲気もなくて、手に入らなくてガッカリ。ところが・・・ひょっとすると手に入れたどなたかが某オークションに出品されているのではないかと、オクサイトでKTGで検索してみると・・・このミニアルバムが出品されていましたので、即落札して送金して届くのを待ちました。KTGではなく、川崎さんのソロアルバムです。
 白いジャケットにお名前とタイトルが書かれているだけの超シンプルなジャケット。自主制作のCD-Rのようで、5曲収録されています。タイトルは「FOREVER」で、2011年3月にレコーディングされた川崎さんのピアノソロのミニアルバムで、3分前後の曲が5曲収録されています。
 1曲目は「Kenta and Fireworks」。しっとりと爽やかにゆったりとはじまって、キラキラと綺麗に輝いて盛り上がっていって。
 2曲目は「記憶の校庭」。しっとりとミステリアスにはじまって、静かになるもアヴァンギャルドな展開に。
 3曲目は「N海岸へ」。流麗でリズミカルなリフと静かなフレーズが交互にながれて。波が押し寄せて、そして引いていくような感じでしょうか。
 4曲目は「Matsukura Snow」。美しい音色がしっとりとほのぼのしたメロディでながれ、それが徐々に力強くなって。そしてアップテンポでミステリアスなリフがスリリングにパワフルに展開して。その後再びしっとりとほのぼのメロディがながれ、ドラマティックに。
 5曲目は「Forever」。リズミカルで跳ねるようなリフが爽やかにながれ、徐々に盛り上がってアップテンポで力強くリズミカルに展開して。
 繊細で美しく、しかも力強く綺麗なピアノサウンドを聴かせてくれる素適なアルバムですね。川崎さんのお人柄が伝わってくるかのようです。他にもMy Spaceに音源がUPされているようですが、もしCD-R等で発表されたものがあるのなら探してみたいっす。もっともそれよりもKTGの正式なアルバムを期待したいっす。

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