ひよりの音楽自己満足

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早坂紗知さん 2

2008-06-18 00:05:53 | 早坂紗知さん
 2月26日は早坂紗知さんのお誕生日。85年のクリスマスに「ピットイン」の“朝の部”に出演した若手ミュージシャンが主体となって、86年の2月26日に初めて<2.26コンサート>を行ったのが始まりで、その後、2月26日のコンサートが恒例となったそうです。そしてこのアルバムは、92年の2月26日に行われたコンサートを収録したライブアルバムで、94年になってから発表されました。そのときのメンバーは紗知さんの他、T・Saxの<佐藤達哉さん>、ドラムスの<角田健さん>、パーカッションの<ヤヒロトモヒロさん>、スペシャルゲストのピアノの巨匠<山下洋輔さん>、そして紗知さんの伴侶である夫のベーシスト<永井利樹さん>です。 1曲目は「Bubble Net Feeling」。某釣具メーカーのCM用に書かれた曲だそうです。まずは全員のアグレッシブな音だしからスタート。のっけから超パワフルなソロを聴かせてくれます。終盤にはドラム&パーカッションソロも。 2曲目は「へそ」。ミドルテンポのリズムからはじまるダークな雰囲気の曲。山下さんのピアノソロと佐藤さんのT・Saxソロがたっぷりと堪能できます。 3曲目は「Children Children」。紗知さんが以前参加されていた中世アンサンブル<タブラトゥーラ>用に書かれた曲だそうです。カリンバとパーカッションから静かにはじまり、リコーダーの音色も。3分半くらいから変拍子ながらもアップテンポのリズムにのったSaxの爽やかな音色が響き、徐々にパワフルにアグレッシブに。後半からは軽快なリズムにのったピアノのソロが。ラストは盛大にFin。 4曲目は「Yellow Monk」。前アルバムにも収録されている曲で、こちらは超ロングバージョンです。パワフルでエネルギッシュなSaxソロからはじまり、A・SaxとS・Saxの2本吹きも披露。そしてムーディな4ビートでのエモーショナルなSaxソロやユニゾンも。そのあとはアップテンポのピアノソロ。めっちゃアグレッシブです。ドラムもベースも呼応して激しくエネルギッシュに。 5曲目は「226」。アップテンポでパワフルにはじまります。そしてすぐにピアノソロへ。静かに始まるもだんだんと激しくなり、そしてそこに弓でのベースも加わって。続いてはSaxソロへ。同じくどんどんパワフルにアグレッシブに。ラストはリズミカルなラテンサウンドをちょこっと。 6曲目は「Take Care of All of My Children」。ドキュメンタリー映画「子供達によろしく」のエンディングテーマです。ゆったりとした、優しく綺麗なメロディの曲。途中に紗知さんのお礼の挨拶とメンバー紹介も収録されています。 パワフルでしかも会場の熱気が伝わってくるくらいのアツい演奏がたっぷり楽しめるアルバムですね。
92年中盤から93年9月まで紗知さんは産休に入ります。このアルバムは復帰後に発売されたわけですね。しかも、アメリカとドイツでも発売されたそうです。

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