ひよりの音楽自己満足

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早坂紗知さん 3

2008-06-19 06:50:41 | 早坂紗知さん
 復帰後もバリバリ活動されて、94年秋にはドイツツアーを、そして95年も様々な分野で活躍されて、翌96年に<早坂紗知&Stir UP!>のアルバム「Milagros/ミラグロス」が発表されます。--世界中の子供達に捧げる—という副題のついたアルバム、曲のタイトルに“Children”“Baby”などの単語が入った曲が8曲中3曲です。母親になったことにより心境の変化もあったとか。ライナーノーツには、それまでのパワフルで攻撃的なサウンドに“優しさ”が加わった、みたいなことが書かれていました。さっそくアルバムのほうへ。
 1曲目は「Children Children」。アルバム「2.26」にも収録されている曲ですね。可愛らしい子供達の声とオルゴールの音やハーモニカ等の音からはじまり、それがやむとベース音が響いて軽やかなパーカッションと共に爽やかなSaxとヴァイオリンの音色が。広大な自然とすっきり晴れ渡った青空が見えるかのようです。終盤にはラテンパーカッションにのった透き通るような美しい音色のピアノソロが。 2曲目は「Lucifer’s BeBop」。カリンバのような音色とパーカッションからはじまりアップテンポのパワフルなリフが。そしてすぐにゆったりテンポで艶やかなヴァイオリンの音色が。再びアップテンポのリフに戻って2本吹きを披露したあとA・Saxのエモーショナルかつパワフルなソロに。終盤にはゆったりとした美しいピアノソロと、伸びやかなヴァイオリンソロも。どことなくミステリアスな雰囲気もする曲ですね。
 3曲目は「Milagros」。ベースソロからはじまり、ウインドベルの音色とともにリズミカルに。そして透明感のある美しい女性コーラスが響いてSax登場!そこからはアップテンポで軽やかに。Saxソロのあとはピアノソロが。すっごい綺麗な曲ですね。 4曲目は「歪んだ三角形/Distorted Triangle」。ヘヴィギターのような歪んだヴァイオリン音とベースからはじまるアヴァンギャルドな曲。
 5曲目は「Baby Monster」。ハイテンポでパワフルにテクニカルにはじまります。ピアノそしてSaxとアグレッシブなソロが。そして掛け合いのようなバトルも。そのあとは激しいドラムソロがたっぷりと楽しめます。。 6曲目は「You Don’t Know What Love Is」。哀愁たっぷりのゆったりとしたピアノ&Saxからはじまるムードたっぷりの艶っぽい曲。Saxの深く情感溢れるサウンド、たまりませんね。ムードたっぷりのピアノも最高っす。
 7曲目は「Ganimede」。テクニカルな早いパッセージからはじまり、ミドルテンポでダークなアヴァンギャルドっぽいサウンドに。 8曲目は「子供達によろしく/Take Care of All of My Children」。アルバム「2.26」でもエンディングに演奏されてます。ゆったりとした心に染入るような綺麗な曲ですね。パワフルかつメロディアスなSaxをたっぷり堪能できます。最後には再び可愛らしい子供たちの遊んでいる声が。 
 アルバム発表後には国内ツアーを行い、韓国ソウルでのコンサートにも出演されます。

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