先日、吉祥寺にライブを観にいくとき、開場時間まで余裕があったもので、駅近くの中古CDも扱っている某CD店へ。で、日本プログレの中古コーナーを見ると、見慣れないCDが。でも帯には“シンフォニックなサウンドと澄んだヴォーカルが織り成す新世界”と書かれていたもので、これはぜひとも聴いてみたいと即購入しちゃいました。1987年に発表された<小松義光さん>と、<佐々木慈子さん>のお2人のユニット<HY(ハイ)>の「Return Inside」というアルバムです。小松さんがシンセ・キーボードで、佐々木さんがヴォーカルとキーボードと書かれています。ネットで“HY”で検索しても全くヒットせず、J-PROGの本にも書かれておらず、ユニットの経緯などは全くわかりません。なのでアルバムのほうへ。
1曲目は「Opening」。ゆったりと厳かな感じの音色が響き、ほのぼのした感じの温かみのあるメロディがゆったりとながれて、そして力強いオケサウンドのダイナミックなサウンドが響いて。終盤では一旦止まったあと、パワフルなパーカッションとオケサウンドがはいって迫力を増してダイナミックに。 2曲目は「SAYOKO」。シーケンスのきらびやかな音色が響き、そしてゆったりと抒情的なサウンドが響き、そしてしっとりと伸びやかなヴォーカルがはいって、美しいファルセットも。中盤ではミドルテンポのリフにのって男性のフランス語(?)のナレーションがながれ、そして再び伸びやかな女性ヴォーカルがはいってしっとりと。
3曲目は「Radical Sequence」。ファンファーレのようなトランペットサウンドが響き、パワフルなパーカッションがはいって、そしてアップテンポのノリノリのテクノリズムからリズミカルなリフをバックに力強いヴォーカルがはいって。サビではコーラスとともに明るく爽やかに盛り上がって。中盤では静かに幻想的な雰囲気になり、伸びやかな美しいスキャットがながれ、そして再びアップテンポのノリノリリズムがはいってリズミカルなリフとともにパワフルなヴォーカルがはいって歌い上げて盛り上がって。
4曲目は「Presence of Mind」。アップテンポのテクノリズムからはじまって伸びやかなヴォーカルがはいって、メロディアスに綺麗に美しく展開して。終盤ではテクニカルなシンセソロがスリリングに展開して。ラストはゆったりと静かに。
5曲目は「Ocean Spectrum」。静かにしっとりと叙情的にはじまって。そしてシンセの浮遊感のあるリズミカルなリフがアップテンポでながれ、メロトロン風サウンドが伸びやかに響いて。躍動感たっぷりのベースリフ、ノリノリでかっくいいっす。跳ねるようなリズムで綺麗なシンセサウンドや伸びやかなメロトロン風サウンドが心地よくながれて。ラストはリズムが止まってゆったりと幻想的に浮遊感たっぷりに。
6曲目は「Mechanics」。サイレンのようなワーニングサウンドが鳴り響き、それが止まるとアップテンポのテクノリズムがミドルテンポでながれ、そしてアップテンポになって力強いヴォーカルがはいって。間奏ではエモーショナルでスリリングなモーグソロが。その後伸びやかなヴォーカルがはいって、サビではパワフルに盛り上がって。終盤では叩きまくりっぽいパーカッションソロがたっぷりと。打ち込みとはいえ迫力ありますね。
7曲目は「Fractal」。幻想的なコーラスサウンドからゆったりと荘厳にはじまって、鐘の音が響いて。そしてアップテンポのファンキーなリズムがはいって、ヴォーカルがリズミカルにパワフルに。バックのチョッパーベースリフ、打ち込みとはいえめっちゃかっくいいっすね。サビでは綺麗なコーラスが。その後ミドルテンポで美しいヴォーカルが伸びやかに響き、そしてアップテンポになって美しいコーラスが。間奏ではテクニカルなピアノソロがスリリングに。そして再び伸びやかなヴォーカルがはいって綺麗なコーラスから盛り上がって。中盤では一旦止まって幻想的な雰囲気になってドラムソロが。その後ハイテンポの疾走モードになって、そしてテクニカルなキーボードソロが。
8曲目は「Metallic Sea」。重厚なストリングスサウンドが静かにフェードインしてゆったりとながれ、鐘の音が響き渡って。朝もやのなかを彷徨っているかのような、あるいは真夜中に夜空を眺めているかのような、幻想的な雰囲気が漂っています。その後、荘厳なコーラスサウンドが響き、ティンパニサウンドやシンバルが力強く打ち鳴らされて盛り上がって。中盤ではグロッケンサウンドのテクニカルなフレーズから再びコーラスサウンドが力強いパーカッションサウンドと共にながれて盛り上がって。その後しっとりとしたピアノとストリングスサウンドのリフがゆったりとながれ、それが徐々にドラマティックに盛り上がっていって。
テクノポップ的なノリのいい軽快な曲が多いんですけど、どれもとてもメロディが綺麗で、そして壮大なシンフォニック曲もあってとても楽しめますね。佐々木さんのよく通る太く美しい女性ヴォーカルもとっても魅力的な声で素敵です。
1曲目は「Opening」。ゆったりと厳かな感じの音色が響き、ほのぼのした感じの温かみのあるメロディがゆったりとながれて、そして力強いオケサウンドのダイナミックなサウンドが響いて。終盤では一旦止まったあと、パワフルなパーカッションとオケサウンドがはいって迫力を増してダイナミックに。 2曲目は「SAYOKO」。シーケンスのきらびやかな音色が響き、そしてゆったりと抒情的なサウンドが響き、そしてしっとりと伸びやかなヴォーカルがはいって、美しいファルセットも。中盤ではミドルテンポのリフにのって男性のフランス語(?)のナレーションがながれ、そして再び伸びやかな女性ヴォーカルがはいってしっとりと。
3曲目は「Radical Sequence」。ファンファーレのようなトランペットサウンドが響き、パワフルなパーカッションがはいって、そしてアップテンポのノリノリのテクノリズムからリズミカルなリフをバックに力強いヴォーカルがはいって。サビではコーラスとともに明るく爽やかに盛り上がって。中盤では静かに幻想的な雰囲気になり、伸びやかな美しいスキャットがながれ、そして再びアップテンポのノリノリリズムがはいってリズミカルなリフとともにパワフルなヴォーカルがはいって歌い上げて盛り上がって。
4曲目は「Presence of Mind」。アップテンポのテクノリズムからはじまって伸びやかなヴォーカルがはいって、メロディアスに綺麗に美しく展開して。終盤ではテクニカルなシンセソロがスリリングに展開して。ラストはゆったりと静かに。
5曲目は「Ocean Spectrum」。静かにしっとりと叙情的にはじまって。そしてシンセの浮遊感のあるリズミカルなリフがアップテンポでながれ、メロトロン風サウンドが伸びやかに響いて。躍動感たっぷりのベースリフ、ノリノリでかっくいいっす。跳ねるようなリズムで綺麗なシンセサウンドや伸びやかなメロトロン風サウンドが心地よくながれて。ラストはリズムが止まってゆったりと幻想的に浮遊感たっぷりに。
6曲目は「Mechanics」。サイレンのようなワーニングサウンドが鳴り響き、それが止まるとアップテンポのテクノリズムがミドルテンポでながれ、そしてアップテンポになって力強いヴォーカルがはいって。間奏ではエモーショナルでスリリングなモーグソロが。その後伸びやかなヴォーカルがはいって、サビではパワフルに盛り上がって。終盤では叩きまくりっぽいパーカッションソロがたっぷりと。打ち込みとはいえ迫力ありますね。
7曲目は「Fractal」。幻想的なコーラスサウンドからゆったりと荘厳にはじまって、鐘の音が響いて。そしてアップテンポのファンキーなリズムがはいって、ヴォーカルがリズミカルにパワフルに。バックのチョッパーベースリフ、打ち込みとはいえめっちゃかっくいいっすね。サビでは綺麗なコーラスが。その後ミドルテンポで美しいヴォーカルが伸びやかに響き、そしてアップテンポになって美しいコーラスが。間奏ではテクニカルなピアノソロがスリリングに。そして再び伸びやかなヴォーカルがはいって綺麗なコーラスから盛り上がって。中盤では一旦止まって幻想的な雰囲気になってドラムソロが。その後ハイテンポの疾走モードになって、そしてテクニカルなキーボードソロが。
8曲目は「Metallic Sea」。重厚なストリングスサウンドが静かにフェードインしてゆったりとながれ、鐘の音が響き渡って。朝もやのなかを彷徨っているかのような、あるいは真夜中に夜空を眺めているかのような、幻想的な雰囲気が漂っています。その後、荘厳なコーラスサウンドが響き、ティンパニサウンドやシンバルが力強く打ち鳴らされて盛り上がって。中盤ではグロッケンサウンドのテクニカルなフレーズから再びコーラスサウンドが力強いパーカッションサウンドと共にながれて盛り上がって。その後しっとりとしたピアノとストリングスサウンドのリフがゆったりとながれ、それが徐々にドラマティックに盛り上がっていって。
テクノポップ的なノリのいい軽快な曲が多いんですけど、どれもとてもメロディが綺麗で、そして壮大なシンフォニック曲もあってとても楽しめますね。佐々木さんのよく通る太く美しい女性ヴォーカルもとっても魅力的な声で素敵です。