知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

就労移行支援というのは、支援法から切り離したほうがいいかも・・・

2020年06月25日 | Weblog
退職して(未だ席はありますが)3日・・・、この業界、障害者総合支援法の関係する「就労継続支援A型・B型、就労移行、就労定着支援」がありますが、それぞれに関わってきた身として、言えるのは、同じ枠内で考えることが、なかなか難しい部分があることです。


ここで、原点に戻って、「障害者総合支援法」とは、なんぞや?というところから、考えてみます。

この法律で「障害者」と定義しているのは、以下の方々です。

・身体障害者(身体障害者福祉法第四条で規定)のうち18歳以上の人
・知的障害者(知的障害者福祉法でいう)のうち18歳以上の人
・精神障害者(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第五条に規定)のうち18歳以上の人(発達障害のある人を含む)
・難病(治療方法が確立していない疾患その他の特殊の疾患で政令で定めるものによる障害の程度が厚生労働大臣が定める程度)のある18歳以上の人

実際に、この業界で勤務された方なら、なんとなくイメージが出来ると思いますが、それぞれに伴っている方もおられます。
また、自身で病気を認定するのではなく、専門医の診断が必要になります。


その対象になる方々の社会参加をサポートするのが、(簡単に言うと)この法律なわけですね。


詳しくは、様々なサイトがあるので、「障害者総合支援法」で検索して下さい。(LITALICOさん等、非常に分かりやすく解説していただいていますので、参照を)



その中でも、上記の「就労継続・就労移行・就労定着」については、就労支援サービスの枠内になる訳ですが、障害者の方が、一般社会で様々なサービスを受けるには、その他いろいろなものがあるので、ここには記しません。(ここでは、あくまでも「就労支援サービス」についてだけ述べます)


障害者の方の種別も様々で、この人はここ、あの人はここ・・・と、簡単に振り分けは出来ません。

もちろん、それぞれの方に適切なサービスを受ける場所は、確実にある訳ですが、それを各支援センター等が紹介もしてくれます。後は、本人がそのサービスに合うかどうか?が重要な部分で、事業所や施設、職員、体制、環境、通勤・通所(交通機関)等、条件によっても変わってきます。



利用者の方が、この就労継続を利用する際には、基本的には紹介・見学・実習等の体験が出来、自身に合っているかどうかを確かめることが出来ます。

当然、就労移行や就労定着の事業所も同様なんですが、この選択肢が重要で、特に就労移行になると、サービスを受けられる期間が短く(2年)、誤った選択肢だと、期間を無駄にしてしまいます。

結局、法律が施行されて、古くから取り組まれている事業所か、考え方や方向性がしっかりしている(また、実際に結果・・・実績も残している)事業所が、薦められるところになってきますね。

新しい事業所は、どうしてもその実績の無さに、利用者が集められない・・・というジレンマに陥り、撤退するか、変な方向性に向かう場合が生じます。

正に、私が直近で勤務した事業所が、その変な方向性の典型的なところで、他の成功している事業所の様子を見学に行ったり、方法論を教授してもらったりが、ありません。
私は、開所してもう8か月が経過するのに、その部分を、何度も問いかけました。

すると、「それはあなたがすればいい・・・」と突き放されました。
「職員は、そういう目的や意図は、理解しなくてもいいんですか?」と尋ねると、「今はその時期じゃあない」と・・・。(じゃあ、いつ?)


企業が参入する是非を、前回考えてみましたが、障害者の方が、社会に出るための一番の近道であるはずの「就労移行」が、企業の儲けの一部になっていれば、本来の目的とはかけ離れてきます。

そういう意味では、この「就労移行」事業が、儲けを考えている企業が行うのは、間違っているのでは?と思います。

企業の中には、本当の意味での、障害者を雇用するための方策として、この事業を行っているところもあります。

ただ、その違いは、選択する側の利用者の方には、見えない部分です。



そういった事業所は、まずは利用者目線で、物事を考えています。ホームページ等でも、駅からの道のりを、写真や動画で紹介したり、中での様子を細かく説明しています。選択肢としては、有効ですね。

これは、最初の事業所立ち上げの際に、行ってゆくべきものですね。利用者側とすれば、安心感は大きいと思います。



「就労移行」というのは、最長2年間という期間の元、自身が必要な技術等を身に着けていくところです。

いわば、一番社会生活への移行に、最接近していると言えます。この部分で、「就労継続」との違いは大きいと言えます。


企業側が、近くに見えているか、少しだけ絡んでいるか、また別物として動いているか・・・、それによって、賃金も労働条件も違います。

「就労移行」に、福祉系の職員が絡まないほうがいい・・・(前回の投稿から)、というのも、そういう事情があるためですね。福祉系出身の職員は、あくまでも利用者主体である訳で、利用者の一般就労に関しては、少し距離があると思います。


その辺を考慮すれば、福祉系があまり必要のない部分での分野であり、福祉系(中でも一応必要とされている”サビ管”)の職員が、あまり活躍出来ないという状況が、見えてまます。

そういうことであれば、この「就労移行」という、名ばかりの福祉系事業は、あまり意味がないのでは・・・?と考えます。


むしろ、企業側の付随する障害者雇用を重視した部分の法律に転換してほしいと思います。

例えば、企業の障害者枠に関する法律に付随して、必要な人材(適切な対応が出来る専門員)を雇用する・・・等。

各自治体も、その辺はいろいろな考え方や方策をされているようで、まだまだ過渡期というところなのかもしれません。

それは、各自治体が、専門性が必要ということで、それぞれに地元の法人や事業所に、業務委託されている経過もありますね。


直近の勤務していたような考え方の事業所が、今後発展しないことを願うばかりです。






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就労移行事業、企業参入の是非

2020年06月22日 | Weblog
就労移行支援事業所、一応「障害者総合支援法」における”就労系障害福祉サービス”なんですが、基本”障害者”という名目であるため、福祉サービスに必要なサビ管の存在があります。

サビ管も、一応経験さえあれば、簡単に?(語弊がありますが)研修を受ければ取れるものです。

この経験が大事なんですが・・・



就労移行は、私が短い間の経験を通して感じたのは、就労継続支援等とは、全く性質の違うものだ・・・ということですね。

契約のあるなしではなく、本来”障害者の方”自身が、一般企業に就職するためには、様々な壁を超える必要があります。(それをサポートするのが「就労移行」ですが・・・)


多くは、何らかの”精神疾患”を患っている方がほとんどですね。

全く、社会に出ていないけど、これから出るつもりで、いろいろ身に着けたい方、今まで、いろいろなところで、働いてきたけど、うまくいかなかった方、長い期間務めて、精神的に患った方、その経過は様々です。
やはり、企業に勤めるには、まず生活習慣が大切なんですが、ここからつまずいてしまう方が多いです。

朝、決まった時間に交通機関等で、決まった場所へ行く、仕事内容によって違いますが、会社内での人間関係(会話を保つ)、しっかりと食事を摂る、自身の健康管理、等々・・・

実際、精神疾患を患っている方は、ほとんどが服薬をされていると思います。

そのせいで、副作用のために、眠気が出る、倦怠感が出る、疲れが出る、体調が崩れる・・・等々、自身ではコントロール出来ない部分が出てきます。

この就労支援での期間は、最長2年間(内容によって、1年延長の猶予もありますが)。

目的がしっかり持てていて、取り組みもされているならば、2年間はすぐですが、実際に生活習慣から改善・・・となると、この期間は短いかもしれません。

問題は、この期間は、就労継続のように賃金は出ない場合がほとんどです。つまり自腹で通う必要が生じることです。(最近は、事業所によって、交通費の支給や、少々の負担がある場合もあります)



先日、ある事業所の管理者の方とお話をして、現状の企業参入の是非はどうなのか?という話題になりました。

確実に、前向きに障害者の方を雇い入れる方向性のある企業の参入はOKだが、儲け主体の(一時的な考え方)での参入は、逆に方向性を失い、働く利用者・職員にとって”害”でしかない・・・という考え方を聞きました。

確かに、その方向性は、どれだけ企業側に余裕があるか?(軌道に乗るまでの約1,2年間が、耐えられるか?)ということで、目的がしっかりしていれば、耐えるだけの予算は組んであると思いますが、ただ儲けを狙って、参入した企業は、思い描いていた構図との違いにとまどい、さっさと撤退していく・・・という、現実があるようです。


私が、勤務していた事業所が、どちらなのか?は未だ、分かりません。(実際、開所して約8か月、利用者6名なので、実質中途半端な状態ですね。そのため、企業側も、未だ判断を下すには早いと考えたのでしょう)

社会は、常に動いています。

こういう”コロナ禍”の事象が起きても、それなりに動いています(当然、つぶれる会社も出てきます)。


企業には、”障害者枠”というものがあり、それを利用して、障害者の方を雇い入れる・・・そういう感覚が、今はあります。それでも、決して枠通りに入れているかというと、そこは疑問点が残ります。

今のところ、儲けはともかく、企業側が枠を利用しようがすまいが、障害者を雇い入れようとする考えを持ってくれることが、重要だと考えます。

継続できるかどうかは、その方次第ですが、障害者の方は、真面目に働くという方向があるため、雇い入れる側では、変な人間と契約することを考えれば、就労移行事業所を通した(経験したという意味で)契約は、確かなものであると思います。


そういう意味では、就労移行の事業所も、一定の意味合いがある事業だと考えます。



就労移行の事業は、法律的にも一応”福祉”的分野にもなりますが、考え方は、少し離れていると思います。実感として、福祉分野の経験者は、あまり関わらないほうがいいと感じました。むしろ、企業経験者のほうが、取り組みやすいかも・・・と思います。(お話した管理者の方も、支援員は、福祉経験者以外のほうがいいかも・・・とおっしゃっていました。私も同感です)

福祉経験者は、どうしても、その利用者個人に肩入れしてしまう可能性も大きいからです。

これが、他の就労継続等ならば、問題はないのですが・・・。

大きなジレンマでしたね。

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終わったぞーー!

2020年06月19日 | Weblog
無事、1日が終わり、短かった就労移行支援事業所のサビ管は、終わりました。ホッ・・・


今日も、朝から営業活動・・・。

今日は、アポイントメントを4件も取ってあったので、順に挨拶に行きました。ただ、移動距離が長く、30キロ以上も移動したので、時間もかかり、疲れました。


その中でも、就労移行の法が出来てから、長い間取り組まれているNPO法人があり、いろいろ話を聞いてきました。

元々、就労移行の事業に、会社(企業)関係が入ってきた段階で、おそらく今のような状況は想像できた・・・そうです。


会社の考え方は、儲けのみであり、利用者がどうの・・・ということは少ない・・・と。


就労移行というものは、ある程度企業側の意向が重要視されます。それは儲けが出るかどうか?ですね。


私の勤務していた事業所は、まさしくそのもの・・・


今日も、夕方に定例の会議を行いました。その際に、上司が「会社の報告会議で、この事業所の決算の報告があり、なんとか継続が了承されたそうです。もちろん、儲けは出ていません。

架電営業の数字があり、訪問営業の数字もあり、結果、そういうものは、目標には到達していません。だから、むしろ、この事業は無駄だから、閉鎖しよう・・・となったほうが、皆のためです。


こういう事業は、結果が出るまでの約1年から2年の間に、元会社(オーナー)に持ちこたえるだけの余力があるかですね。


私の嫌いな上司も、結局、そういう会社の雇われ人ですね。だから、自分の役割が事業所に儲けが出るように取り組む・・・そういうことです。

だから、自身の考えがどうであろうと、私のようなものが、なんと言おうと、儲けが出るまで目的に向かって、進むのみです。


そういう状況は理解できますが、だからと言って、ハイハイと営業に回り、現場(利用者)のことを二の次にするような事業所は、やってられません。


今日で、終わりました。なんかすっきりしました。



就労移行という目的は、分かりますが、企業が参入して取り組んでいいものなのか?その部分は、答えが出ませんね。

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さあー、後1日だ・・・

2020年06月18日 | Weblog
今日も、朝から営業活動・・・。私は何しに、この事業所に来たんだろうね・・・と疑問も、さておき、とりあえず、上司の顔を見たくないので、さっさと外へ出ました。


夕方に事業所に戻り、今日は職員皆で、利用者のケース会議・・・。 あの上司がいないと、非常に物事がスムーズで、雰囲気も明るい・・・。


今日も新たに一人、新規利用者が来ました。(同じ支援センターの方が紹介してくれました)

ただ、本来はサビ管がやるアセスメントや、利用者が事業所を利用する際に説明・記入してもらう、書類類は、全部正職員ではない(若い、上司のお気に入りの)男性職員が行っています。

なんででしょうね。本来、サビ管が行うことです。

話が回ってきません(辞める話がある前からです)。サビ管は、ひたすら営業で、利用者集めに・・・・。なんじゃ、この事業所・・・


だから、この半年でサビ管が3人も変わっていたのかな?


その若い職員さんは、非常に真面目で(絵に描いたように真面目)、その辺が私のように、変に冗談言っている人間とは違って、お気に入りなのでしょう。

その彼は、生真面目で、会議中も私語は禁止みたいな雰囲気で、私は思い切り冗談も言い、笑いも取ります。真面目な話は当然、真剣に・・・。



でも、真面目なだけに、仕事に対しても非常に真面目で、将来的には期待が持てますが、変にそのバカ上司に惑わされないか?心配です。


いよいよ後1日・・・。


こんな簡単でいいのかな?という思いは、もちろんありますが、反省も自覚もない上司の下では働けません。

最後は、しっかりアポイントメントを取った4か所の施設関係に訪問し、この業務を終わりたいと思います。







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就労移行支援の業務を任されたこの上司は適任か?

2020年06月17日 | Weblog
昨日、退職届を提出し、とりあえず今日は定期的なお休みなので、いろいろな考えながら、過ごしています。



私が、たった1か月で退職に至った経緯は、この数回の投稿で読んでいただいたら、ある程度分かってもらえると思います。

今回、この事業所で勤務する職員が、最初(昨年10月)から、ずっと在籍されている方は、誰一人としていません。


この上司も、最初からではなく、今年から異動があり、会社側から配置されたようです。


しかし、その後も、職員の入れ替わりも激しく、サビ管も何人も変わり、一般職員も変わっています。

つまり、利用する側からすれば、安定していない事業所のイメージが大きいですね。


聞くところによれば、利用者さんは、その上司宛に個人メールを送り、様々な苦情を(主に雰囲気・職員の対応等)伝えてくるそうです。それに対するたいおうについては、上司自身から詳しい説明がないため、予想するしかありません。その苦情の報告をして、ちゃんと対応してくれ・・・と言うだけです。


ただ、後からその利用者本人に、詳しく聞いてみると、そんな大きな苦情は、内容はたいしたことはなく、その場で改善出来るようなものが多かったのです。

では、その場で上司が伝えていれば、すぐに改善出来たものを、翌日に職員にグダグダと言って、意識改善を求めるので、職員側としては、意欲が減退します。(ちゃんとやっていたのに、なぜ?)


利用者が増えない・・・、職員が頻繁に入れ替わる・・・、利用者から苦情が出る・・・、雰囲気が悪い(笑いがない、暗い)・・・、こういう環境は、すべて「上司のあなたの責任でもあり、あなたの存在が悪いんです」と言いたいですね。つまり、こういった就労移行支援事業所には向いていない・・・ということですね。


就労移行の本来の目的も、漠然としか理解せず、どういった職員を確保するのが本当か?等、そのあたりの一番の部分が、理解されていないのが、非常に残念です。


私が、先輩的な数年前から取り組まれている「就労移行支援事業所」に訪問し、様々なアドバイスをしてもらってくる・・・と言いました。それはOKだったのですが、そのアドバイスは、この上司には、残念ながら受け付けてもらえませんでした。(自分のやり方が、間違っているのに、直そうとしない・・・、アドバイスを聞かない・・・)


早くつぶれてほしいです。ここを利用されている方々は、もっといい事業所に行ってほしいですね。


先日、この会社が経営している「グループホーム」を訪問しました。

一番大事な役割の「世話人」さんは、少し(話を聞き、利用者さんの対応等を聞いていると)頼りない感じがありました。聞くと、最初に就任されたときに、いろいろ対応方法や、仕事内容を直接説明され、仕事に就かれたのと思っていましたが、「ごくろうさま、じゃあお願いします」と担当者・・・うちの上司です・・・がそのまま任せたそうです。えーーーっ!?

何をしていいか分からず、住んでいる利用者の方に、時間のことや、仕事内容を聞いたそうです。(信じられないでしょう?)


この方、以前も他のグループホームで仕事されていたなら、100歩譲って、まだ分かりますが、全くこの業務は初めてだったようです。


こういう感覚の仕事の仕方、職員の扱い方、何をするのも、自分の考え方が(間違っていても)一番・・・的な、そんな人物ですね。


私も、まだまだ利用者の方にも、非常に(いい意味で)興味がありますし、今後いい仕事に就いてほしい気持ちもあり、またこの事業所(こういう就労移行という支援事業)関係も、もっと発展してほしいと思いますが、なにせ、こんな上司がいては、マイナス要因しかありません。


今、おられる職員さんは、私がみるところでは、しっかりした対応が出来ますし、内容も適切に行っています。(上司が足を引っ張ってているようです)

私も、その中でもしっかりした職員さん(まだ28歳ですが)は、期待が持てるので、今のうちに様々な知識を伝えています。(この分野での営業も最初に教えました・・・でも、後で上司が間違った方法を、教え直していました)


早く経験を積んで、サビ管としての資格も取り、いい事業所にしてくれる期待感は大きいです(ただ、この上司が異動することが条件ですが)。

私と一緒に退職される心理カウンセラーさんのことも、その上司は、全く嫌いのようで、「あの人の言うことは聞かないように、勝手に行動させておけばいい」と言われました(その方が休まれているときに、他の職員・・・私も含め・・・にです)。


でも、私が話したところでは、確かに暴走されることもありますが(利用者に必要以上に関わる)、言っていることは確かなことです。
また、この方は、今の上司が異動してくる前から在籍されていました。そんな方のことを、上記のような言い方で否定しています。


就労移行の事業所、やはり経営者は、しっかりした考え方のかたが、取り組んでほしいですね。



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退職届を提出しました。

2020年06月16日 | Weblog
いろいろありましたが、結局、本日 退職届を提出しました。


一応、私の現在の肩書は「管理者兼サービス管理者」なんですが、その業務は、全くと言っていいほど、何もさせてくれません。

ひたすら、毎日、営業に行っています。



上司の言うには、「今更、辞めるなんて、自分勝手なことを言われても、どうするんだ?」とのことです。それは、もっともな話です。

とりあえず、手続きがあるので、この月は、在籍してほしい(欠勤で全部休んでもいいから・・・)とのこと。

・・・ということで、今週いっぱいで、仕事は辞めます。


気分が非常にすっきりしました。


心理のカウンセラーの方も、一緒にやめるようです。その方は、私以上に、様々なこと(やることなすこと、判断したこと等)を批判され、ボロクソに言われています。

これが一番の問題なんですが、こういう場面では、利用者がいない場面や、他の職員がいない場面でするのが、本当ですが、こいつら(バカ若い上司)は、そんな場面は、一切気にしないで、自分の主張だけを言います。(それも常に、自分が正しい、上から目線で・・・)


その心理カウンセラーさんも、女性ですが、私と同じ世代の方です(1学年下かな?)。


普通、相当の年上で、様々な経験者である方を前に、そんな態度がとれるのが、正直分かりません。どんな教育を受けてきたのか?どんな育ち方をしてきたのか?不思議です。


今日は、試しに、その上司の言うやり方で、営業をしてきました。つまり、訪問して、挨拶して、名詞と事業所のパンフレットを渡してくるだけです。そりゃ、こんな簡単な方法をすれば、1日10件くらい、すぐに出来ます。

しかし・・・、就労移行支援の利用者を集めるのに、そんな方法がいいのでしょうか?


私は、きちんと、アポイントを取って、その方にしっかり顔を見て、説明することで、また様々な話をすることで、印象付けが出来、もしもそういう対象の利用者がいれば、名詞とパンフレットなんかの印象に残らないところよりは、顔を見て説明してくれたところを推薦しますよね。


そんなことが分からないようです。

いわば、利用者は営業で収入を得るための物であって、数が増えれば、なんでもいい訳ですね。バカです!!



今回、今週でそのベテランの方と、私の2人が退職します。

残りは、イエスマンの2人と、新人職員、パートの方です。



私が各関係施設と深い関係を持つ前に辞めたかったのも、この事業所なんかで、利用者が就労移行のサポートなんか、受けてほしくなかったこともあります。


ひどい事業所です。


正直、そんな考え方で物事を進めて、成功するとは思えません。(普通の会社ならいいですが・・・)

自分勝手なのは、認めますが、これ以上続けていれば、私が精神的にまいってしまいそうでした。


来週からは、また自宅待機状態に、逆戻りですね。
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ここは何の事業所なのか?

2020年06月16日 | Weblog
昨日に続き、愚痴ります・・・。


今朝、いきなり上司(29歳)から、注意を受けました。

その理由を聞くと、朝から何をしたんですか?とのこと・・・


今日、久々に出勤した利用者の方がいて(3か月ぶり)、その対応をし、また今日から新しい職員さんが出勤したので、和ますように、いろいろな話をし、またいつも通り各関係施設にアポイントメントを取りました。

ところが、朝から「あなたは何もしていない」と言われたのです。


つまり、上司にすれば、朝から各地に営業に行き、走り回れ!と・・・・


んんん・・・?ここは、何の事業所なのか?久々に来た利用者や新職員は大事じゃあないのか?


注意を受けるので、言葉を返しました。


まず、今まで、この事業所は何をしてきたのか?(開所して8か月が経過しているのに、未だに各施設等に電話・・・架電というそうです・・・をし、資料を送ります。未だにサビ管が、営業・・・利用者集め?に走り回ります・・・)

1日に最低20件の架電をし、1日に最低10件の営業をする・・・だそうです。


んんん・・・しつこいようですが、ここは何の事業所????


そう就労移行支援事業所なんだそうです・・・


これを読んでいる方も、何か変な事業所?と思われたのではないでしょうか?


例えば、開所時ならば、それが必要でしょう。(それは以前も私もやりました)


もう開所して8か月が経過して、未だそんなことで、利用者を集めようとしているの?と言いたいです。

つまり、肝心の挨拶周りの必要な場所に行けていないのです。


就労移行事業所に来られる方は、ある意味限定されています。


一度、就労したが、ダメだったので、改めて技術を身につけたい・・・、いろいろな事象があり、精神的に仕事が続けられなくなった・・・、しばらく引きこもりになった、精神的に疾患をかかえた・・・等です。


そういう方を紹介してくれる関係施設等は、だいたいが決まっています。

私も、A型を2か所開設手伝いをして、それは大いに感じました。ここをしくじると、利用者が集まるまで、相当の時間を要します。


それを経験からも、アドバイスしましたが、聞く耳持たず・・・


自分のやり方が、正しいと未だに思っています・・・その上司。


利用者は、物でも単なる仕事でもありません。様々な事象にて就労を一旦休止した方々です。サポートも十分すぎるくらいに必要です。

まるで、物を集めるかのように、営業しろ、架電しろ・・・は、会社人間の考え方・・・福祉関連の出身である、私たちとは相いれないものです。



もう退職する決断はしました。今日・・・


他人(経験者)の意見、アドバイスを聞き入れない、そんな上司はいらないです。


今、通勤も遠く、毎日自家用車で営業?も回り、全くこの年齢での、仕事に対する意義も、やりがいも、全く感じません。こんな感覚は、30年以上この業界にいて、初めてですね。

(今日も、自宅から2時間以上の距離がある、利用者さんのグループホームを訪問しました。先日から、再度出勤が出来なくなったので、様子を伺いに行きました。家に帰ったら8時を回っていました。勤務は6時までです。本人さんが、行けなくなった・・・精神的な理由・・・を説明してくれました。上司にメールして伝えてくれていたようですが、その上司はその内容を我々には伝えてくれていません・・・)

まるで、職員が悪かったように、説明されました。
実際は、全然違っていて、帰った後に、住んでいるグループホーム内で、いろいろ事件があったそうで、それが原因だと、本人からの説明です。職員に責任はありませんでした。

そんな話が、毎日あります。

もう疲れました・・・


3週間目になりましたが、やはり続かなかったようです。


こんな私はダメでしょうかね?

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自身の考え方とのジレンマ

2020年06月15日 | Weblog
再就職をして、なんとか2週間が経過しました。

しかし、正直まだまだ悩んでいる状態です。


それは、今までこの業界で長らく仕事してきて、障害者のために頑張ってきたんだろうか?というジレンマが、未だにあります。

特に、この就労移行支援となると、ほとんどが一般の方に近い位置におられる方々であり、精神疾患を患っているとはいえ、会話も普通に出来、趣味やその他生活も含め、ある意味大きな問題はありません。(逆にサポートが必要な部分もありますが、そこは事業所での仕事とは離れており、あくまでも利用者へのサポートが主の業務だからです)


直接、利用者の方が事業所へ来られることで、様々なサポートは出来ますが、実際は家で待機状態になっていたり(それでも、ネットやチャット、メールでのサポートをしています)、週のうち1,2回しか来所されない・・・とか、なかなか面を合わせて支援というわけにはいかない・・・そんな状況があります。


まずは、毎日来て、そのリズムを感じながら、就職へ向けて取り組む姿勢が必要です。

確かに、この就労移行という分野は、非常に難しい部分をかかえています。

そのため、余計に自分のやっていることが、何かの役にたっているのか?という、大きなジレンマが生じます。


いろいろ考え、やりたいことを上司に伝えても、結局会社組織の上司には、意味合いが分かってもらえません。ほとんど会社の営業職と同じ感覚で、毎日行動しています。


特に、今の会社の上司は、自身のやり方に変な”自信”があるようで、それが非常に面倒です。その考えが間違っていると言えば、10倍になって、文句が返ってきます。


ただ、年齢的な部分を考慮していただき、週の労働時間の短縮もあり、その中での業務になり、自身には逆のプレッシャーが襲っています。

過去に、多くの方が退職されている状況は、おそらく上司との関係や、考え方の違いから来る、人間関係のもつれだと思います。おそらくいずれは、私も同様の理由で退職することになると考えています。
ただ、その前に自分の与えられた業務は、こなしたいと考えていますが・・・


先日も、その考え方を、他の施設長さんに聞いてもらいました。この業界で長いと、どうしても、その考えはしかたない・・・とおっしゃっていただき、納得してもらいましたが・・・。

同じ、事業所で働いている同僚の方も、同じように悩んでおられるようですが、先行きが見えない状況で、ただ上司がうるさいのは、間違った職場環境なんでしょうね。
今まで、暗い職場だったのが、明るくなった・・・と言われましたが、暗くしているのは、「あなた」ですよ!と言いたいんですが、それは無理。


なんか、無駄な時間を費やしている感じがします。


早く辞めたほうがいいのか・・・悩むところです。

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新規利用者を探そう。

2020年06月10日 | Weblog
6月2日から再就職し、大都市の中にある「就労移行支援」事業所ですが、なんとか1週間が経過しました。


入所施設、A型、B型、生活介護・・・と経験しましたが、今回の「就労移行」は、実際初めての経験で、その流れがうまくつかめず、事業所のある地元の市で、一番大きな法人の施設長さんに、相談しました。

嫌がらずにいろいろ方法を教えていただきました。(ホントにありがたい)


私の勤務する事業所は、昨年10月から開所したようですが、今のところ20名定員のうちの5名の利用者・・・。最低でも半分の10名は探したいと思います。


A型やB型ならば、なかぽつ(就業・生活支援センター)と、仲良くしていれば、それなりに紹介してもらえます。

ところが、「就労移行」となると、限定され、対象の利用者の人数も限られてきます。


大きな町(今回は大都市)なので、それなりに同じ関連の事業所もあり、取り合いになるのは必須です。

そこで、今までの実績が重要視されますが、私の勤務する事業所は、当然、実績なんてありません(まだ8か月目です)。


一応、現在利用していただいている方は、なんとか来てくれていますが、何か引き付けるものを探そうと、模索中です。

幸い、支援員はいい方が揃っているので、いい意見を出してくれます。


今回は、管理者兼任でサビ管もするので、責任も重く、まずは自分で足を使って(実際は車で走り回っていますが)、利用者を集めることですね。ほとんど営業活動中です。



ただ、この自分の年齢も考え、あまり無理が出来ないこと・・・、若い支援員の方に、早く「サビ管」の資格を取ろう!とけしかけていますが、あれも経験年数が必要なので、もう少し頑張る必要があるのかも・・・と、自身の体調とも相談中です。

今までに比べ、通勤距離が長いこと・・・、私は田舎住まいですが、大都会まで自家用車には通っていますが、さすがに疲れがひどいですね。


還暦を超えると、1年1年が歳をとった・・・と、感じます。

施設や事業所も、若い方に早く譲りたいのが本音ですね。



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この時期に再就職・・・

2020年06月03日 | Weblog
個人的なことで申し訳ないのですが、先月就活サイトからスカウトの連絡があり、すぐに面接に・・・。

こういう時期だっだので、しばらくは就活も控えて、おとなしく家で過ごそう・・・と考えていた矢先のことです。(結局4か月ほど、自宅待機しました)


今年の春までは、就活も地元関係の障害者就労継続支援事業所を中心に探していましたが、さすがにコロナの影響もあり、職員募集も少なく、2,3の事業所の面接を受け、見学もしましたが、思うような感じの業務ではなかったこともあり(基本、サービス管理業務を希望です)、お断りを入れたりして、まあ夏頃までは、おとなしくしていよう・・・と、決めていました。


今回、急に面接が入ったのも、(正直)それほど期待していたものでもなく、就労移行の事業所だったこともあり、また通勤距離が大幅に遠距離だったこともあり、ダメ元で、面接を受けました。


ところが、話はトントンと進み、ぜひ来てほしい・・・ということになり、今日(6月2日)から勤務を始めた次第です。



今まで、いくつかの就労継続支援事業所にはお世話になりましたが、実際、「就労移行」については、ボヤけたイメージしかなく(未だにそうですが)、どこまで関われるのだろう?という一抹の大きな不安があります。
利用者を集めるという、基本的な部分では、事業所のメインになる部分、「ここの事業所では、こんなことが出来ますよ」というものが、あまり明確ではなく、実際に勤務しても、何か漠然とした感じしか、正直感覚的にはありません。


実は、遠距離通勤というのも、自宅から車で1時間、そこから電車で10分という距離です。

ただ、全然知らない土地ではなく、元々その近くの大学を卒業しており、40年前は、その界隈も結構うろついていました。(町は大きくなりましたが、基本的な部分は同じ)


そのせいで、地名等を言われても、なんとなく聞いた感じはありました。


今回は、経験を活かし・・・という名目で、「管理者兼サービス管理責任者」という肩書で、勤務することになりましたが、事業所自体が、昨年の秋に開設されたばかりで、実際の利用者も少ないですね。

気になったのは、今まで様々なシステムを経験してきたのに、今回の事業所のシステムが、全く肌に合わないことです。(特にPC関係)


こういう障害者関係の事業所での使用されるシステム(主に管理者と職員間の情報のやり取り)が、無駄に面倒になっています。

LINEという便利なアイテムがあるのに、使わない・・・、変に会社を気取って、やり取りのし難いシステムを使っている。(大会社ならいいのですが・・・)


早急に連絡をしたくても、PCがメインで、スマホが補助的・・・えっ?今はスマホで済ませられるようになってるはず・・・?


まあ、管理者ということで、徐々に変えていける可能性はありますが、それは認められるのか?

このまま、自分自身が続けられるのか?が一番心配の種です。



いろんな事業所を経験し、見学し、体験していると、様々な部分が見えてきます。

それぞれにいい部分もあれば、変えていったほうがいい部分、元々のオーナーが気になる部分、目指す方向がはっきりしない部分・・・等々。


今日も、職員の動きを観察していましたが、職員さん自身は、全然問題なのですが、現状で実際に動かれている業務が、昨年秋から稼働を始めているはずなのに、まだ基礎的な部分を行っている・・・各施設や事業所への案内配り(送付)、電話挨拶、基本的な事業説明の制作・・・等々。あれ?って思う部分がたくさんあり、もう半年も経過しているのに、まだここ・・・と言わざるを得ません。

じゃあ、自分で変えていけば?と思われるかもしれませんが、あくまでも、私は新参者・・・、うっかり下手な口出しをしても、嫌がられます。


ここは、もう少し様子を伺いながら、(自身が)継続していけるのか、を見極めたいと考えます。


また、徐々に報告していきます。



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