知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

現場は離れているものの・・・

2021年04月27日 | Weblog
現在、しばらく現場は離れて傍観状態の自分ですが、いろいろ情報として入ってくるので、それについてのお話・・・。


1年少し前に退職した(ここはある意味円満退職です)事業所なんですが、地元でもあり、いろいろ情報が入ってきます。

特に当時在職していた頃に事業所を利用していた方(利用者)からも、ときどき連絡をいただいています。


ところが、今回その方が、「事業所を辞める」と言ってきたので、いろいろ事情を聴くと、やはりサビ管の対応の不味さが現れました。

私が退職した原因(の半分)も、この方にあるのですが、(※喧嘩したとか、人間関係の問題ではなく、一方的に自分の嫌悪感から来るものです)、当時から利用者に対する対応を心配していまして、それはオーナーでもある事業所の所長(この事業全体の社長でもあります)にも、十分お話していました。所長もその点はよく分かっておられて、この事業所に入った経過や、その性格等も説明してもらい、ある程度納得していました・・・が、また利用者対応は、あくまでもサビ管の本来の仕事・・・、これが十分に出来なかったら、全く意味がない。

その点を本人(現サビ管)さんは分かっていない。


私が、当時退職する際に、サビ管の仕事について、ある程度まとめて記録にして残しました(文章化し印刷もして渡しました)。

本人さんは、私が気楽に仕事をやっているように見えたのか、「サビ管」なんて現職(当時の仕事)のついでで出来るでしょう・・・的な感覚だったのです。(話を聞くと、多分現在も同様の感覚のようです)


人間関係も十分に出来ていない利用者の方に、結構厳しい言葉をかけていたり、結局最後も「なんでやめるねん(関西弁)、次の仕事もないやろ」的な言い方に終わったようです。十分な理由や、現状の話を確かめずに、そのような結論に達したことで、利用者の方は「辞める」結論に至ったようです。


この対応は、サビ管としては最悪・最低の対応で、やっぱり心配していたことが起きた・・・と、当時の知り合いの職員さんには話しています。



現在、もちろん当時の事業所とは、つながりもなく、私がその状況をどうこう言える立場ではありません。しかし、実際利用者本人から説明を受け、その利用者本人から「辞める」相談をされた立場では、何か出来ることはないのかな?と考えてしまいます(実際には出来ないのですが・・・)。


未だ、各支援センターの職員さんとの少ないつながりがある現在の段階で、その事業所の対応よりは、その利用者さんの次の職探しに、少しでも関われたらな・・・と思う次第です。


この利用者の方は、私も以前から顔見知りで、その縁もあって、この事業所に来てくれた経過もあります。最初から仕事を理解して、新人対応も上手く、それぞれに先輩として「いい指導」をしてくれました。おそらく、この方がいなかったら、現在のその事業所はなかったくらいの感覚です。
(だから、私も、退職する際に、所長に「この方だけは絶対に離してはいけない。一気に利用者が減りますよ。大事にして下さい」と話しておいたので(これは所長と私だけのオフレコの話です)、期待していたのですが・・・。

一番の心配が、その現サビ管の方で、利用者のことを十分に分からずに対応する・・・という自身の仕事に自信があるのか?一番悪いパターンの対応です。



現場は離れても、こうした情報は、心を悩ませる部分です。特に自分にはどうすることも出来ない状況なので、辛いですね。

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そろそろ現役引退かな・・・と思い始めている今日この頃

2021年04月23日 | Weblog
昨年、年末にコロナに感染し、しばらくの入院後、仕事にも就きましたが、その職場がとんでもないところだったこともあり(前回の投稿を参考に)、体調も精神状態も思わしくなく、自身で「そろそろ現役引退かな」と考えているところです。


私事ですが、先日、久しぶりに髪を切りに行ってきました。(一応20年来、行きつけの美容院があります)

なんと、美容師さんが、「10円禿」(円形脱毛症)を見つけられ、それも結構の大きさ(直径2,3cm)がありました。(後頭部だったので、後で鏡で見せてもらいました)

この美容師さんとの付き合いも長く、もう20年近くなります。その頃から、私の頭を見ていただいているので、こんなことは初めてのようです。


おそらく、ストレスから来てるんだろう・・・とおっしゃっていましたが、しばらくしたら治ると思います・・・と慰めてもらいましたが、ストレス・・・と考えると、あれかな?と感じるものがあります。

まずは、”コロナ感染”、そしてもうひとつは、前回も投稿していました”新規事業所”の件です。


自分では、そんなに思ったほどストレスには感じていなかったのですが、やはり身体は正直ですね。

未だに給与も払ってもらえず、連絡もなし・・・。

福祉事業所を立ち上げて、運営していく方が、そんなことをしてもいいのか?という疑問が残りますね。(なんか、4月からは保育所も立ち上げたそうです)



今は、ときどき来るサビ管のスカウトを見ながら、続けられるのか?という自分自身の身体と精神状態に問いかけています。

もういっそ、現役引退もいいんでは?と思い始めている状態です。


もちろん、現在64歳。年金も満額もらっていませんし、貯金もそんなありません。現在も細々と暮らしている状況です。

また、年金を満額もらったところで、生活が十分か?というと、それも「?」状態なので、せめて少しでも世間に対して、最後まで福祉関係の業務で関わっていたいなあ・・・と思うのですが。



かつて、元の知的障害者入所施設に長年勤務して、ある事件(でっち上げられた事件)で、強制退職させられ、その後様々な事業所を転々としました。

この事件が、自分にとって「意味のある」出来事だったのか?未だに考えることがあります。


そのまま勤務を続けていて、おそらく65歳まで在籍していた状況と、強制退職後に様々な事業所に勤務し、たくさんの方と出会い、知り合いも増え、ある意味いろんな経験をさせてもらったこと・・・どちらが、自分の人生にとって、有意義だったのか?


その答えは、永遠に出ないのかもしれません。


今、自分が充実しているのか?と言われれば、そこは否定的になります。

特に、最後はもっと充実した勤務状況で終わりたかったのですが、不幸なことに、今までで最悪・最低の事業所(経営者)に出会い、多分コロナもそこで感染し、人生の最後がこんな状況・・・と思うと、もう少し最後はきちんと終わらせたいかな?と考えます。





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