知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

今年もいろいろありました。

2019年12月28日 | Weblog
今年も、ブログを読んでいただき、ありがとうございます。


現在は、知的障害者施設から、様々な障害を持たれる方々の利用する事業所等との関係が出来、自身にも大きな経験をしました。


身体障害の方とも現在も交流があり(ときどき家に遊びに行っています)、聴覚・視覚障害の方の就労する事業所も見学させていただき、当然、現在の事業所は精神疾患の方も多く、その関係機関との連携も増えました。


特にA型事業所やB型事業所に関しては、どっぷりと浸かった感じで、内部事情も徐々に分かり、決して安穏としていられないことも分かりました。



現在勤務する事業所(A型)は、7月に開所し、なんとか9名が勤務されています。(11名と契約しましたが、残念ながら2名は途中で辞められました)

年末にも、新たに実習された方もあり、また現在、実習後の受給者証申請中の方もおられます。(年末のことで、役所の動きは、おそらく年明けになると思います)


ある意味、順調で、ありがたいですね。



でも、A型B型ありありなのか、やはり徐々に利用者どおしのトラブルも出てきました。

一応、なんでも思ったこと、考えていること、不満等々を言ってほしいと言ってあるので、その意味ではいろんな情報を知らせてくれます。


それぞれの個人の事情や、障害特性も違い(特に知的障害の方と、精神疾患の方とは、なかなか合わないようで)、それぞれから苦情を聞きます。



管理者(社長)や、各支援員さんと相談し、シフトを変えたり、同じ場面で業務を行わないようにしたり、それぞれに対応しています。



当初、契約段階では、非常に心配された方も、順調に業務をこなされ、中には一般就労に向けて一歩踏み出された方もいます。


また、当初週3日しかできない・・・と言われていた方も、今では週5日の勤務が順調にできています。



いい部分も多いのですが、さすがに、利用者どうしのトラブルは、簡単に解決出来ない部分も多く、未だにくすぶっているところも多いです。


最初から勤務されている利用者の方などは、自分自身が先輩であることを考え、新たな契約された利用者さんに、丁寧に仕事を教えてくれますが、逆にそれがプレッシャーに感じているようです。無理しないで、職員に任せてほしい・・・とは言っていますが。
(せっかく、丁寧に教えていても、年齢や障害特性から、話を聞かなかったり、受け入れてくれない方等、様々ですね。)


頑張っているときは、褒め、失敗したときは、丁寧に間違いを指導し、次につながるようにしていますが、支援員さんよりも、むしろ一般の社員さんのほうが、丁寧に対応してくれているのも、どうかと・・・。(支援員さんも、基本素人だったのですが、変に意識しだして、自分は分かっている・・・感覚・・・ホント、こっちのほうが大変です)



サービス管理責任者という立場ですが、あくまでも、この会社では新人なので、他の社員さん(支援員も含め)は、皆 先輩。 まとめようとしても、自身が逆に本来の会社の業務で怒られたり、文句を言われたり、いやみを言われたり・・・(支援員さんのほうが、口が悪いです)。

まとめるどころか、嫌われている状態ですね(自分の思い込みかも)。


そこは管理者(社長)に任せています。



一応、来年の1月いっぱいで退職する予定ですが、うまく引継ぎをして、利用者がどんどん増えていくような体制をつくりたいと思います。


A型立ち上げは、2か所経験しましたが、なかなか面白いなあ・・・と感じています。


次は・・・


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障害者の事業所や施設って、お金だけじゃあ建てられない。

2019年12月25日 | Weblog
昨日の続きです・・・。


そう、タイトルにも挙げたように、障害者施設や事業所は、お金があるから建てよう・・・とはならないのが現実です。

なぜか?


それは世間の人々の不理解と、知らないが上の不安、恐怖、自身の範疇に入ってこられる迷惑感・・・ってのが、本音ではないでしょうか?


これが、老人施設だと、まだ自身の将来も想像出来るためか、ある意味前者に比べて許されるようですね。(それでも、大きな施設が出来ることに違和感を感じる方もいます)



A型やB型の事業所が、未だ障害者施設に比べて(規模は小さいですが)、比較的建ちやすいのは、世間の方が、あまり関心がないことと、何者?という感じもあるのかもしれません。

世間の方にとっては、A型?B型?って感じで、血液型?なんて思えるかもしれません・・・これは言い過ぎ?



先日も、地元社協に連絡したら、たまたまアルバイトの方が留守番していて、対応で「すみません・・・、私、A型とかB型って何か分かりませんので・・・」と言われたので、思い切り説明しました。(そんな意味の分からない人間を留守番・・・会議中だったようで・・・にするな!とも言いたいですが)


そんな感覚なので、設立されても、全く関係機関以外は、関心がない・・・というのが本当ですね。


逆に、障害者施設・・・っていうと、何か変わった人や変な行動をする人や、奇声を発する人が来るのか?という漠然とした悪い意味の勘違いをされます。


まあ、少しは当たってはいますが(笑)、そんなものが、自分の生活圏内に入ってこられたら・・・という感じなんでしょうね。




その意味でも、障害者施設がへき地や、山里深い場所や、山の中腹に建つことも・・・。街中の住宅街に建つことは、めったにないですね。


逆にA型やB型は、住宅街の中にあることも多いですね。(グループホーム等も同じですね)



最近は、「放課後デイ」なるものも、どんどん建っていますね。これは、まだわかりやすいためでしょうか?




今後も、障害者施設がどんどん建つ・・・ということは、ほとんど見かけられないとは思いますが、入所者が高齢化し、在籍人数が満杯になって、新たに受け入れも出来ない状態が続き、世間では支援学校の卒業生が、行き場を無くし、在宅になるか、わずかなA型やB型事業所を探し、それでも行く場所がないときは・・・。というパターンがどんどん出てきますね。




これからは、どんな流れになっていくのか? ある意味、興味があります。
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未だに障害者施設を作る際の障壁が・・・

2019年12月23日 | Weblog
今日、こんな記事を見つけました。

「<優生社会を問う>障害者施設反対、21都府県で68件 事業者任せ「把握せず」も 全国調査」

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20191222k0000m040171000c.html



GH(グループホーム)を含む、障害者施設の建設に、反対運動が起き、建設が中止になったり、予定地を変更したり・・・と、未だに世間の障害者に対する偏見と誤解があるということです。


最近では、普通の保育所や幼稚園が出来ることも、反対があるようですね。


今の自分の生活空間、環境を守りたい・・・そういうことなんでしょうか?


中には、小学校の様々な音(子供の声、チャイムの音等)が「うるさい」と感じ、苦情を言う方もいるようです。


自分は、今まで、どうやって生きてきたんでしょうね。いきなり大人になったり、いきなり高齢者になったわけではないと思います。


そういう考え方は、自分中心主義の最たるもので、自分たちさえ良ければ、世間や他人がどうなろうと関係ない・・・と思っているのでしょうか?




まあ、言い出すと、怒りが止まらなくなるので、冷静に考えると、

私が、初めて入所施設に勤務し出したのは、30年以上前です。


学生時代(教育学科)にも、自閉症の方や知的障害の方と交流する機会もあり、全く知らなかったわけではありませんでしたが、自分自身がその方面(業界)に関係するとは思いもよりませんでした。

基本、小学校の教師を目指していたので・・・


一次試験(筆記)を通り、二次もなんとか・・・で、最後の面接で落ちました。(学生時代に研究していたテーマが悪かったそうです・・・後で聞きました)



まあ、小学校の教師は諦めましたが、結婚を機に、障害者施設に勤務し出しました。


確かに、その頃から、世間の方の理解度は、ほとんど変わっていないと思います。


それは、交流することもなく、接触することもなく、たまに街角で見かける程度だからでしょう。理解する場面は、ほとんどないと思います。

だからこそ、私は、交流を大切にして、出来るだけ様々な機会を作り、地元の方々と交流する場面を考えました。



特に、幼稚園・保育所時代から、そして小学校、中学校、高校・・・、後は、地元の祭りや集まり等への参加も積極的に行いました。


そのせいか、小さい頃から顔を見たことがあるだけで、「あの人知ってる」状態になり、「あの人と話した」とか「一緒に畑仕事した」「工作した」等々の経験が生きてきます。


子供から大人へ・・・


大人も、一緒になって交流すれば、理解も深まります。

「怖いと思っていたけど、そんなことない」「普通に話出来るんだ」とか・・・。



結局、反対される方々は、世間の様々な事象を拒否される方はともかく、知らないから理解出来ないから反対・・・は、徐々に減ってくると思います。



意外に、A型やB型の事業所については、昼間だけの活動のせいもあるのか、大きな反対は聞いたことがないですね。

その件も含め、その検討は次回に・・・

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申し訳ないことをした・・・

2019年12月16日 | Weblog
事業所の拡大に伴い、他の圏域へも利用者の募集を拡大したわけだが、実際にはその新たな事業所(店)が、経営難でそこの店長さんも、それほど利用者の受け入れを承諾していない状況。

私は、何度も管理者に「このまま”利用者の募集”を、本気で継続してもいいのか?」ということを確認しましたが、その時点では、「任せる」だったのですが・・・。


私自身も、実際にその新しい(と言っても、利用者受け入れ対象の事業所として新しいだけで、店自体は古い)店に、訪問し、店長とも個人的に話したりして、状況を把握していました。
店長も辞めたいが、今は「辞めるに辞められない、中途半端な状況」を説明されていた。

おまけに、こちら側の職員が毎朝援助に行って、ようやく維持出来ているような状況が、いいわけない・・・。(大きな矛盾が生じている・・・と以前にも投稿しました)


結局、管理者の言葉通り、様々な支援センターや事業所、支援学校等に挨拶に行き、前向きに利用者を募集すべく、活動していたわけですが・・・


先日、実際に、支援学校の生徒さんが実習したいと、正式文書で申し込まれました。(支援学校の進路の先生経由です)


今月、見学し、来月実際に実習するという計画書が来て、いよいよ前向きに動くかな?と思っていたところ、上記の話で、つぶれました。


他の圏域の店は、今 実習を受け入れられる状況じゃあない・・・とのこと。


しかたなく、支援学校に連絡し、お断りの返事を・・・。当然、すでに契約書も正式に出されている状況です。実習される本人さんも、その気になっていると思います。
ところが・・・。


まあ、会社組織なので、経営面や実際に受け入れる店側の体制が出来ていないのは、分かります。

私は、それ以前から心配になり、何度も確認しましたが・・・


ほんとに、支援学校の生徒さんや先生に申し訳なく思います。


こういう部分が、この業界で活動していない管理者(あくまでも経営者的発想です)なので、現場がどういうふうに動いているかを知らない。


この状況で困るのは、現場で活動する生徒さんであり、支援学校の先生です。


私が、遠くまで行って、支援学校の先生や支援センターにお願いしたのが、全く無駄になっています。



よくよく聞くと、また新たな事業を始めようと考えているようで、それはそれでいいのですが、この中途半端な状況を、うまく説明してほしいですね。


私も、長年、この業界で活動してきて、一度動きだすと、止まれない・・・訳です。


こういう部分が、未だに納得出来ない。


おそらく、こういう情報は回りまわって、悪い意味での受け入れ側が、あまり「あそこは、よくない」という感触が出てくると思います。


私が、苦労して回ったことが、無駄になる訳です。



A型って、結局経営者の問題で、様々な事象が起きているのが分かります。B型との違いは、この辺だと感じます。


国も、表向きは、就職出来ない障害者のためといいながら、その現実の施策は、見合ったものになっていないのが分かります。

恰好(表向きの形)だけなんですね、結局。

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管理者(所長)とサビ管の関係性は?

2019年12月07日 | Weblog
サビ管という仕事は、中途半端な位置にあると思います。


特に、率先して意見が言える訳でもなく、事業所等の経営に携わるでもなく(それはしたくないですが)、利用者主体に対応できる訳でもなく、結局、常に管理者(所長なり社長等)に報告し、意向を聞きながら進める状況があります。まあ、そういうもんだ・・・と言われれば、それまでですが、一応は半分は福祉が絡んでいるのに、主体は儲け部分・・・。やはり、これがA型事業所の一番の難点なのかな?と感じます。


前のA型事業所でも、すべてにわたって、管理者に報告しないと、「私がなんでも判断出来ない」とか「全部連絡して」と言われ、常に行動を管理されている感覚が強かったですね。


今回の事業所でも、その経験を踏まえて、出来るだけ管理者に報告・相談はしています。

今の管理者は、適時、うまく対応してくれますが、逆に自身の考え方ややり方は、後付けになり、「伝えなくて、悪かった」状態なので、利用者への連絡や、新たな利用者確保や各機関への報告時に、多少の混乱が生じます(後で、管理者がこう言っています・・・と訂正しなくてはならない場面も多い)。


結局、自由には動けない・・・制約が大きく生じる状態なのです。


利用者の受け入れ(見学や実習等)や支援センターとの連絡も、ある程度経営に影響しなければ、自由に(報告は確実にするにしても)させてくれれば、もっとスムーズにできるのに・・・と思えることも、多くあります。


なんとか、それを乗り切った状態が、現在の状況です。


サビ管を理解されていないため、「誰でもできるだろ」という理解では、今後、様々な部分で障害が生じてくるでしょう。


そりゃあ、勤務時間外でも働いていれば(残業代は出ない)、それなりに兼任しながらも、サビ管の事務仕事は出来るでしょうが、それだけがサビ管の仕事じゃあないよ・・・と言いたいですね。


勤務時間内で、サビ管の仕事もしながら、本来の事業所の業務を(文句をいわれながらも)行い、利用者の対応もして(これは本来の仕事)、各機関への連絡・報告もして・・・


最近は、そういう意味も含めて、管理者が「サビ管」の資格を取得する場合も見られます。


それはそれで、スムーズかもしれませんが、自分の事業所なので、自由に時間を使って、業務も行えると思います。


しかし、その事業所にて勤務している職員は、あくまでも社員であり、事業所職員でもある訳で、勤務時間内で仕事をするのが本来・・・(自分で昼食時間を作って勝手に食べます・・・なんてもってのほか)


現在でも、職員には交通費も出ず、自家用車を使って、業務を行わざるをえない状況です。これはあきらかに間違っている・・・。


実は、私はこの事業所では、契約書をかわしていません。


初めてですね、こういうところ・・・


労基に言えば、問題化しますね。多分・・・


管理者の言うには、口頭でも契約は成立するんだよ・・・だそうです。(先日の、吉本の事件みたいですね)


確かに、最初の2か月は、口頭契約で、給与が最低でしたが、その後も相変わらず口頭契約なので、実際の仕事内容は不明なまま・・・。給与も、何か訳の分からない手当にしており、この程度の給与で、無茶苦茶に働かされているのか・・・と、考えます。(管理者も社労士さんに怒られた・・・と言われていましたが・・・そのまま)



だんだん、この話も面倒になってきました。


後、2か月で退職なので、少し大人しく仕事をしていきます。


もっと、利用者やその関連の話題をあげていきたいと思います。
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辞職決意、今後の事業所についての相談・・・

2019年12月05日 | Weblog
昨晩、管理者に辞職について、伝えました。


そして、今日、あらためて管理者と話し合いを持ちました。


私自身の事や、今後の事業所の問題等について・・・




現在、支援員の方で、最近(先月)ようやく「サービス管理責任者」の資格を取得した方がいるので、その方への引継ぎという意味では、ある程度安心感はあります。(元、老人福祉をやってこられた方なので、福祉業界は経験があります)

ひとつに、支援センター等との関係・・・


私が個人的に、挨拶周りをして、またその後の関係性で、親しくなった方々・・・。

また、サビ管の業務の引継ぎ(まだ利用者は10名超え程度なので、実際の業務は少なめです)や、個々の利用者の対応、雑用的な業務(印刷物や、提出物等)。


全くの未経験者ならば、それも大変でしょうが、その点は、大丈夫と思います。



元々、開所時に、その方がサビ管の資格を取られたら、引き継いで辞めたい意向は伝えていました。

そのため、管理者もその覚悟はあったようで、今回も焦ることなく、スムーズに対応してくれました。



今回の退職の引き金になった件(支援員兼社員の暴言等)についても、以前から管理者は問題視されていて、本人にも改善を常に要求しています・・・が改善されません。(先日も、それが一原因で、ひとり退職されました)

そして、今回は私が・・・



おそらく、引継ぎの関係で、来年1月一杯くらいまでになると思います。


職員数の問題もあり、すぐに・・・とはいかないようです。

逆に、体制が整うまでは・・・と、私が憂慮期間を3月に伸ばすことを伝えると、逆にその新たなサビ管の方が、気持ちが緩むから(緊張感がなくなる)早い方がいい・・・と管理者も言っていました。



今、仕事をしていて、全く満足感が得られないのは、本来のサビ管の仕事よりも、この事業所の元の業務が優先されていることです。


利用者も、結局はその業務にうまく使われているだけのような・・・(勘のいい方・・・利用者さんは)「今のままなら、一般就労と変わらないよ」と言っていました。

つまり、業務内容が、パートさんやアルバイトの方と、全然変わらない内容で、シフトもうまく利用されているだけの状態・・・というわけです。


良い見方をすれは、一般に近い就労の仕方が出来るA型事業所であり、悪い見方をすれば、レベルの高い利用者をうまく安い賃金(最低賃金)で、使っているだけ・・・パートにすれば、もっと高い給金になる・・・というわけです。
最近、メインの利用者の業務以外で、働かされている方がいて、これは、うまく利用しているなあ・・・と感じています。(高い給金の社員を増やさずに、安い賃金で福祉名目で、働いてもらっている感覚・・・)

すごい矛盾を感じてはいます。


この会社は、職員数を増やさずに、ぎりぎりのところで、経営しているので、思い切りブラックですが、社員さんやパートの方は、文句を言いながら(いっぱい聞きました)も、働いておられます。
(賃金も安く、休憩時間も取れない・・・真っ黒のブラック会社です)


私は、だからこそ、利用者の方には、しっかりと休憩を取り、時間が終われば、さっさと帰宅出来る状況を作っています。



こういう状況になったのも、私にも原因の一旦はあると思いますが、今後、私が退職しても、健全な体制を作ってほしいと思います。


まだ、退職までは、約2か月ありますが、出来るだけ、様々な事象について、投稿していくつもりです。


もう少しお付き合い下さい。
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もうやる気を失いました。

2019年12月04日 | Weblog
先日から、連続で事業所やその取り組みについての不満ばかり書いていますが、あまり伝わっていないこともあり、文句ばかり言ってる・・・状態に思われています。


一応、サビ管として、対象者については、見学もしてもらい、実習も行い、面接をして、最終的に契約という流れにはなるのですが、支援センターの方(一部)も、あまり考えもなしに、押し付けてくる傾向があり、困っています。


昨日も、投降した対象の方についての情報が全然出てこなくて、本人の通院先の病院の担当者に、ある程度の情報を聞きました(当然、未だ契約前なので、個人情報でもあり、詳細までは無理ですが、ある程度の基礎知識的な情報は教えてもらいました。※残念ながら、支援センターの方が、小出しにして、実際に契約するまで、こういう情報を知らせてくれないわけです。)

以前の入所支援施設でも、窓口対応をしていましたが、問題のある方に限って、相手(支援センター等)は小出しにして、いざ契約が成立した段階で、実はこういう方でした・・・えーーっ!というパターンを何度も経験してきました。そのため、今回も非常に慎重になっています。


確かに、その対象者にとっては、契約に至ることは、目標でもあるわけですが、受け入れる立場になると、「誰でも来てね」状態は、非常に危険な要素を含んでいます。下手をすると、今まで頑張っておられた、利用者の方々が、その方一人によって混乱させられ、せっかくうまく運んでいた就労も、停滞する可能性も大きいわけです。

そういう危険性をあえて受け入れるのは、勇気がいることですし、無謀とも思えます。



元々、そういう対象者用に設立されていれば、職員側の対応方法や、環境問題も含め、問題は少ないと思いますが、今、事業所は、まだまだ未知数の段階です。

むしろ、石橋をたたいて渡るくらいの慎重さも必要と感じます。



うちの管理者は、将来設計はいろいろ持っておられ、確かにそれがうまくいったら、すごいことだ!と思いますが、現実は目の前にあります。

いろいろ話していて、「将来設計は随分、いろいろ持っているなあ」と感心しましたが、さて、それに向けて行うことは「今は何?」と考えてしまいます。



サビ管として、今までの経験から、少々検討しなければならないな・・・と思うことは、素直に意見として言っていますが、ほとんど受け入れられません。(これは事業者に共通する自己判断を大事にする・・・という部分でしょうか?)


疲れました。


サビ管って、こんなにしんどいものだったのかな?という疑問も・・・



基本的なサビ管の仕事は、利用者の管理(この言葉は嫌いですが)、対応、支援だと思いますが、はてさて、現在はその仕事以前に、元々の事業所が行っている業務を優先的に行う必要があります。私は、そういうことをやりに来たのではない・・・という主張もしましたが、それなら給与は出さない・・・とまで言われ、結局泣く泣く違う業種の仕事を毎日、嫌みを言われながらも行っています。

今日も、利用者の方々と、文句を言いながら、一緒にやっていましたが、皆さん思うところは一緒のようです。

その日の気分で、言葉の調子が変わる支援員(この事業所の社員)、好き嫌いで対応が変わります。

また、自分大事で、周りが見えない支援員・・・。


皆さん、こういう事業所については(A型という意味で)、素人です。

しかし、何も学習しようとはしません。


おまけに、自己主張の強い管理者・・・。


もう、自分の仕事に自信をもって、出来ません。


今、辞めると、利用者の方に迷惑をかけるので、とりあえず来年3月で退職したいという意思を、管理者に伝えました。

(もちろん、本音的には、今日にでも辞めたい気分ですが、それも無責任な行動なので・・・)


開所時に、辞めたいと感じた、その感触は、やはり間違っていなかったなあ・・・と思い返しました。


年末の(12月の)シフトが出ましたが、31日まで、仕事があるようです。

そんな福祉事業所や施設は初めてですね。(飲食関係やサービス業ならば、しかたないかもしれませんが、年末年始は、それぞれの家庭の事情もあると思いますが・・・?)



今月で、ようやく半年・・・。


我ながら、よく我慢したなあ・・・と思います。

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A型事業所って、誰でも入れるのだろうか?

2019年12月03日 | Weblog
事業所のほうも、おかげさまで、利用者の方も10名を超え、順調に運営出来ています。


前回の投稿でも書きましたが、事業所の管理者(会社社長)は、非常に寛容な方で、また崇高な目標も持たれていて、一旦事業所で契約した方は、最後まで(自分でやめない限りは)見ていこう・・・という考えの持ち主です。

ある意味、契約される利用者にとっては、非常にありがたい存在なのですが、実際問題としていいのか?という疑問を感じます。


私も、長年のこの業界の経験から、障害者の方も様々です。


入所(支援)が必要な重度の方から、一人暮らしも出来ているレベルの高い方まで・・・


特に精神疾患の方は、投薬やその疾患との闘いですから、十分な支援が受けられる環境が必要になります。


また、知的障害の方での、軽度の方は、一般就労を目指すという目標に向けて、努力されることも大切です。


私も、一度契約された方は、最後まで十分な支援を行いたいと思いますが、さすがに10名を超えると、契約に至る過程で、慎重さが求められる時期にきたと思います。


未だに、管理者は「うちに来たい人なら誰でも・・・」的な感覚ですが、それは大きな間違いだと思います。


障害者の方でも、それぞれに得意不得意な分野もあり、また自身が出来ると思っていても、実際はそのレベルに達していない場合もあります。(本人は気が付きませんがき・・・)


誰でも契約してしまうと、否応なく、その仕事に就かなければなりません。出来ない・・・と言って、休んだり、さぼったり、職場放棄したり・・・それは、今まで一生懸命就労されてきた、他の利用者に迷惑をかけることになります(本人は、そんなこと考えていませんが)。



今回も、いつも通りに地元の支援センターの方が、紹介された利用者候補の方がいました。


ところが、、こちらは慎重に判断しなければならないのに、情報を小出しにしかいただけません。


契約してから、後から情報をいただいても、後の祭りです。



特にB型でダメだった方を、A型で・・・とか、今まで在宅期間が相当長かったのに、いきなりA型で・・・とか、ホントに無茶苦茶です。


A型は、あくまでも、半分一般就労に近くて、半分支援が入る形で、それでも最低賃金をもらっての就労には違いないので、まずは毎日出勤して働いてもらうことが、前提になります。


それを、上のような状況の方が、見かけはしっかりしている・・・とか、レベルは高い・・・とか、しっかり話が出来る・・・とか、ホントに表ばかり見て、契約してしまうと、大変なことになります。そこに、うちの管理者のような、誰でも来たかったら入れる・・・みたいな経営者がいて、小出しにしか情報を出さない支援センターの方がいれば、無茶苦茶です。



実際に、現場で対応するのは支援員であり、私たちサビ管でもあります。


理想は高いのは分かりますが、現実は目の前にあります。


それぞれ、障害者も、自身に見合った事業所なり、作業所を選択し、じっくり自分自身を磨いてほしいと考えます。



今の私の在籍する事業所の在り方に、大きな疑問が生じています。



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