知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

ようやく沈静化、インフルエンザ流行

2013年01月28日 | Weblog
前回からインフルエンザの感染者が徐々に増えて、利用者の約半分の方が罹患し、また職員も同様に3分の1ほどが罹患しました。


利用者の方は、発熱等でしばらく布団の中で過ごしてもらえれば、3,4日後には徐々に熱も下がり復帰されます。(一応、全員インフルエンザワクチンを接種しているので、それほどひどい状況にはなりませんでした)


食事のほうも、移動が困難な方以外は食堂で摂り、少々症状が重い方は居室の方で(職員の見守りの中)食べてもらいました。


20日間ほど、こういった状態が続きましたが、ようやく沈静化してきました。(新たな罹患者が出ていないですね)


罹患者については、検温や水分補給等、マニュアルもあり、それぞれ職員も対応が出来ていましたが、問題はその職員の中に多くの罹患者が出たことです。(今回、意外と男子職員のほうが罹患者が多く、女子の方は少なかったですね。そういう傾向のウィルス??)


結局、罹患した職員は5日間程度は休暇(自宅待機)が必要になります。


その際の勤務体制が混乱し、元気な職員が交代したり、代行したり・・・と、大変でした。



積極的に対応していた部長(職場の体制をまとめていました)が倒れ、その後もどんどん男子職員が半数以上倒れました。(まあ、倒れたという言い方は大げさかも?)



特にこの2週間は大変でしたね。いろんな行事もすべて中止になりました。


まあ、なんとか乗り切った感じです。(やはり、集団生活している施設等は、こういう場合は怖いですね)



私も、幸い今回は無事でしたが、なんと落ち着いたと思った矢先に、ウィルス性の結膜炎にかかってしまいました。最悪!


誰もかかっていないので、多分職場外だと思いますが、インフルエンザには感染しなかったのに・・・と、自分ながらちょっとショックです。



目以外は元気なのに、医者から休むように言われました(当然、伝染性ですから・・)。


ちょっとした休暇期間かな・・・と思い、家で静かに過ごす予定です。




今回のインフルエンザ流行のことで、やはり予防接種の必要性や、罹患者が出た時のマニュアル、また職員体制の代行等の設定等、いろいろ考えることも多かったですね。


大丈夫と思っていても、数年に1回は必ずやってきますね。



現在も、私は目をしょぼしょぼさせながら、記事を書いています。
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インフルエンザの流行

2013年01月18日 | Weblog
この冬季には、様々な流行の病気がありますね。


昨年暮れにはノロが流行り、高齢者施設・老人介護施設等で、死者も出るほどの状況もありました。


また、年明けには徐々にインフルエンザが流行り始めました。(例年の傾向でもありますね)



私の施設でも例に及ばず、その流行にのってきたようです。幸い、ノロの流行には乗りませんでしたが、こちらのほうは、さすがに防げませんでした。それも、最初に職員から感染していた・・・となれば、余計に。


そういう意味でも、外の世界との唯一の接点である職員は十分に気をつけなければいけないのでしょうね。



こればっかりは、特に責任はありませんが、常に感染された際は、早めに施設の看護師等に報告する必要はあります。黙っているのは、ダメですね。



基本的に感染された利用者の方が出た場合は、本来は隔離しなければなりませんね。ところが、現在そういった隔離できるような部屋が準備出来ないのが辛いですね。(多くの施設がそれほど余裕がないのでは・・・?)



感染された方ばかり同じ部屋へ集まってもらい(普通の居室人数内で)、それで対応できることもあります。


施設では、11月頃に例年インフルエンザの予防接種を行います。(職員も含め・・)



そのため、もし感染しても症状が軽く済んでいます。(これだけは、個人差がありますが・・)


逆に言えば、神経質に感染しないように隔離しても、対応している職員が媒介することもあります。それなら、一応全員予防接種を受けているという条件では、症状が重くならない程度で、広がるのはしかたないかな・・・と思います。



特に児童施設などは、支援学校・養護学校等へ通っている限りは、感染する可能性は多いですね。


もちろん、感染された際は十分な対応が必要なのは、必然ですが。(即時の通院や、食事対応、検温、服薬等)


意外に過去にも様々な流行り病がありましたが、全員が感染することはみられませんでした。(職員も同様です)



どれだけ世間で流行していても、全く感染しない人もいますね。


感染された方は、3日間ほどは相当辛いとは思いますが、頑張って下さい。
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帰寮日が来て、みんながそろって・・・

2013年01月08日 | Weblog
先日の4日に帰宅期間が終わりました。 利用者の皆さんも、ようやくほとんどの方が帰寮され、普段の状況に戻ってきました。


普段の状況といえば・・・



他の利用者の衣類を投げ捨てる人(庭へ)、相変わらず大声で文句を言う人、TVにかじりついている人(家でもそうだったのかな?)、常に施設の玄関から外へ出て行こうとする人、
意味もなくトイレットペーパーを捨てる人、お茶を何度も飲んでいる人、いつも居眠りをしている人、何度食べても「ご飯は?」と聞いてくる人、職員の後を追いかけて常に引っ付いている人、
紙を丸めていろんなところへ巻き散らかす人、あるいは・・洗濯たたみを自主的に手伝ってくれる人、トイレ掃除を手伝ってくれる人・・・、 様々ですね。

これがいつもの様子・・・(施設っていろいろあるんですよ)



今日からようやく全員が揃い、いつもの雰囲気が戻ってきました。



私は正月休みが明けて、今日4日ぶりに施設を見ました。(夜勤だったので、夕方に出勤でしたが・・)


変わらない施設の雰囲気を見て、安心したというか・・、さあー仕事しよう!の意識が出た(頭と体が正月ぼけしていました)というか・・・


さっそく尿失禁した・・とか、排便誘導でたくさん出たーーーっていうか、(食事中の人、ごめんなさい!)

または、○○さんが叩いた!とか、○○さんが嫌なこと言う・・・とか



なんか、変わらない日常に、変な気持の落ち着きを感じてしまいます(自分もつくづく施設職員だなあ・・・と思ってしまう)。



職員は・・・といえば、元日から仕事をしている人もいて、自分自身が出勤しても、昨年からの継続で(どこが元日の切れ目かわかりにくいです)、
誰に「おめでとうございます」の新年の挨拶をしたのか分からなくなったり、言っていても、再度言ったり、言い忘れたり・・・・


「明けましておめでとうございます・・・、今年もよろしくお願いします・・」の挨拶で朝が始まるのは、この時季だけなんで、違った意味で新鮮でもありますね。


利用者の方のほうが、どの職員に言ったのかよく覚えていて、最初に向こう(利用者の方)から言われ、あわてることも・・・



まあ、とりあえず新年の始まりです。




日本列島北部のほうは、結構雪が多いようですね。この辺りは、幸いまだそれほど降ってはいません。これからかな?



寒い冬は後2か月半ほど・・・


また、楽しい春がやってきます。その前に年度のまとめやらが待ってますが・・・・


利用者の方の初詣です。
「今年もいい年になりますように・・・」

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明けましておめでとうございます。

2013年01月03日 | Weblog
明けましておめでとうございます。


平成25年・・・早いなあ・・・と感じるのは、歳をとったから?


正月2日から宿直でしたが、明けの今日3日に、残留されている利用者の方が初詣に行かれました。



施設の地元の(すぐそばにある)神社では、あまりに近すぎるので、同じ町内の有名な神社へ行きました。(私は明けだったので、見送っただけですが・・・)


希望者を募ると、非常に多かったので、最初は公用車10人乗り3台くらいで大丈夫だろう・・・と思っていたため、もう1台公用車を準備することになりました。まあ、残留している方が50名程度なので、30名強が参加されるということなので、引率職員も含め、ちょうどいい人数なのかな・・と思いました。


やはり、帰宅期間中は何も行事がなく、職員体制も少ないので、特に外へ出るようなイベントもなく、皆さん相当退屈していたのでしょうね。


同じ町内の神社なので、片道(車で)10分程度です。


少しでも退屈感を解消出来れば・・・とは思いますが。


例年、同じ神社へは行きますが、年に1度なので、久しぶり感があると思いますね。また、この神社の神主さんは、元施設職員でもあったため、利用者の方にとっては親しみもあると思います。


私が、この初詣用にと、毎年5円玉を準備していますが(人数分だから結構の数ですね)、5円玉ってとこがミソでしょうね。古いとは思いますが「ご縁がありますように・・」をかけているのでしょうが、でも何に・・・??って思いますがね。


お金持ちに・・・とか、よい縁談に・・・なんて、これは職員側の願い?まあ、幸せに、楽しく過ごせるのが一番かも?



そういえば、昨日の宿直の際も、簡単な取り組みとして「書初め」をしました。(これも例年2日に行っています)


皆さん、書初めの言葉って面白いですね。また、次回にでも写真を投稿したいと思います。



明日、4日には帰寮日で、ほとんどの方が帰ってきます。また賑やかな雰囲気が戻ってきます。


今年は、どんなことがあるのでしょうか?ある意味、楽しみですが・・・
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