何回か投稿していた例の事件での裁判が始まっています。
そう、施設内での利用者の虚偽の告白が、大事件化した問題です。
拘留されている友人は、もちろん無実の罪なのです。本人と手紙のやり取りをして、今回実際に面会して本人にも出会い、簡単に話も出来ました。(実際の面会時間は15分間だけです)
今回は、私自身は拘置所の面会は初めてだったので、彼の友人に支援を依頼しました。(その方は、今回出会ったのは初めてでしたが、その後いろいろお話をして、今後も彼を救うために協力していこうということになりました。)
拘置所での面会については、別のブログである程度詳しく説明していますが(「早期退職後のぼちぼち生活」(http://blog.livedoor.jp/jg77kansai/)というブログです・・・よかったら見て下さい)、あまり運動することも許可されていないためか、身体が弱っているようです。また精神的にも随分衰弱気味で、なんとか裁判への気持ちで、維持出来ている・・と言っていました。(崩壊寸前状態かも・・・)
もう拘留されてからすでに4か月になるようです。
来月に3回目の公判があるようですが、ぜひ私も傍聴したいと考えています。
今回の起訴・裁判に至る過程ですが、資料を読んでみると、いろいろ見えてくるものがあります。
それは、真実が徐々に隠されていき、まず最初の虚偽の告白から始まった事象が、事実化していっていることです。嘘も何度も繰り返し言っているうちに本当になる・・・というのは、まさしくこういうことですね。
そのため、今回の事件での公判では、結局それ以降の話・・・ということになり、最初の事象が虚偽だったのか真実だったのかは、闇の中に隠れてしまっています。事件ありきの上で裁判が進んでいるのです。どんどん枝葉が付いて、本当の事実が何か分からなくなっている状況です。(つまりありもしない事が、あいまいな証言者のために、膨れ上がっています。)
そう結局は、今回の事件化に至った当の被害者になっている利用者の方が、全部否定すれば済む話なんですが・・・。(それで、事件解決です)
現在は、個人対検察の裁判になっているため、非常に不利なことは明らかです。検察は、どんなことがあっても、事件を認めさせて、有罪に持っていきたいらしいです。おそらく検察側も、知っていることは、その事件化された以降のことなので、しかたないとも思いますが・・・。
いろいろな事が、全部不利に働いている・・・そんな状況が続いています。出来る限りのことは、協力するつもりですが、やはり彼を救えるのは、(真実を知っている)当事者・・・利用者の方と、一緒に勤務していた職員だと思いますが、この辺りが一番の敵側にまわっている状況では、ほんとに難しいですね(この辺りのいろんな裏事情の話もありますが、まだ現在裁判が進行中のため、多くは書けないです・・・残念)。
今後、もしも判決が不利なものになったとしたら、おそらく民事裁判にも影響し、より勝ち目はなくなります。無実の罪でいろいろなものが失われていく・・・そんな今回の事件です。
こんなことが続けば、こういう業界の仕事は、益々閉塞的になっていき、人材確保なんて遠い状態になりますね。(世間やマスコミは、そんなこと気にも留めないでしょうが、この業界の方ならこの意味が分かると思います。)
普段、普通に仕事(支援)をしていても、急に嘘の話が出て、気がつけば事件になり、いつのまにか起訴され、塀の中に・・・なんて、誰もがそんな危険をはらんでいます。もっと、こういう福祉業界の内面を知っていただくと共に、施設等の管理・運営者は、自らの身の安全ばかり考えず、世間に正しい情報を提供していってほしいです。それはマスコミも同様です。
つくづく怖い世の中ですね。今回、特にそう思いました。
そう、施設内での利用者の虚偽の告白が、大事件化した問題です。
拘留されている友人は、もちろん無実の罪なのです。本人と手紙のやり取りをして、今回実際に面会して本人にも出会い、簡単に話も出来ました。(実際の面会時間は15分間だけです)
今回は、私自身は拘置所の面会は初めてだったので、彼の友人に支援を依頼しました。(その方は、今回出会ったのは初めてでしたが、その後いろいろお話をして、今後も彼を救うために協力していこうということになりました。)
拘置所での面会については、別のブログである程度詳しく説明していますが(「早期退職後のぼちぼち生活」(http://blog.livedoor.jp/jg77kansai/)というブログです・・・よかったら見て下さい)、あまり運動することも許可されていないためか、身体が弱っているようです。また精神的にも随分衰弱気味で、なんとか裁判への気持ちで、維持出来ている・・と言っていました。(崩壊寸前状態かも・・・)
もう拘留されてからすでに4か月になるようです。
来月に3回目の公判があるようですが、ぜひ私も傍聴したいと考えています。
今回の起訴・裁判に至る過程ですが、資料を読んでみると、いろいろ見えてくるものがあります。
それは、真実が徐々に隠されていき、まず最初の虚偽の告白から始まった事象が、事実化していっていることです。嘘も何度も繰り返し言っているうちに本当になる・・・というのは、まさしくこういうことですね。
そのため、今回の事件での公判では、結局それ以降の話・・・ということになり、最初の事象が虚偽だったのか真実だったのかは、闇の中に隠れてしまっています。事件ありきの上で裁判が進んでいるのです。どんどん枝葉が付いて、本当の事実が何か分からなくなっている状況です。(つまりありもしない事が、あいまいな証言者のために、膨れ上がっています。)
そう結局は、今回の事件化に至った当の被害者になっている利用者の方が、全部否定すれば済む話なんですが・・・。(それで、事件解決です)
現在は、個人対検察の裁判になっているため、非常に不利なことは明らかです。検察は、どんなことがあっても、事件を認めさせて、有罪に持っていきたいらしいです。おそらく検察側も、知っていることは、その事件化された以降のことなので、しかたないとも思いますが・・・。
いろいろな事が、全部不利に働いている・・・そんな状況が続いています。出来る限りのことは、協力するつもりですが、やはり彼を救えるのは、(真実を知っている)当事者・・・利用者の方と、一緒に勤務していた職員だと思いますが、この辺りが一番の敵側にまわっている状況では、ほんとに難しいですね(この辺りのいろんな裏事情の話もありますが、まだ現在裁判が進行中のため、多くは書けないです・・・残念)。
今後、もしも判決が不利なものになったとしたら、おそらく民事裁判にも影響し、より勝ち目はなくなります。無実の罪でいろいろなものが失われていく・・・そんな今回の事件です。
こんなことが続けば、こういう業界の仕事は、益々閉塞的になっていき、人材確保なんて遠い状態になりますね。(世間やマスコミは、そんなこと気にも留めないでしょうが、この業界の方ならこの意味が分かると思います。)
普段、普通に仕事(支援)をしていても、急に嘘の話が出て、気がつけば事件になり、いつのまにか起訴され、塀の中に・・・なんて、誰もがそんな危険をはらんでいます。もっと、こういう福祉業界の内面を知っていただくと共に、施設等の管理・運営者は、自らの身の安全ばかり考えず、世間に正しい情報を提供していってほしいです。それはマスコミも同様です。
つくづく怖い世の中ですね。今回、特にそう思いました。