知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

無事、最後の業務が終了しました。

2024年06月28日 | Weblog
一応、今月いっぱいまでの契約ですが、今日は自身の通院があり、お休みをいただきました。

無事、業務終了となりました。

最後ということで、順番に利用者の方が挨拶に来られたのが、驚きです。
「ほんとに半年間、お世話になりました。」
「いろいろ教えていただき、ありがとうございました。」
「せっかく、いろいろお話出来たのに、もう終わりですか?」とか、
「驚きです、こんな短期間でいなくなるなんて・・」
等々

やはり、一番一般社会に近いところにいるので、社会的な常識は、皆さん、良くわかっています。
ここは、職員よりも、その対応の仕方がすばらしい。

また、今まで、一般社会で勤務されてきた方も多く、そのあたりの感覚は強いですね。


自分としては、利用者の方と近い距離で接し、いろいろな話を聞き、世間話もし、個人的にメールやLINEも交換しました。

一番、そのあたりの事情も分かってくれたのが、利用者さんたちだったと思います。

「なぜ、辞めるんですか・・・?」の後に、
「でも、この事業所なら、仕方ないですね・・・」と続くのは、ひとつの問題でもあります。

私が今回退職しますが、私の在籍していた半年の期間でも、3人の職員が退職しました。(早い方で10日間)
また、来月いっぱいで退職される方もいます。

「どうしてか?」を十分に反省点として、自覚してほしいものです。

私は、しばらくゆっくりするか、はたまたスカウトで来ている人材応募に募集するか?悩んでいます。


施設長や古手の職員は、この事業所の課題を十分に自覚していませんが、
逆に利用者の方は、よく分かっているようです。

何がダメなのか?しっかり話はしてきましたが、自分たちのやってきたことを否定されるのは、嫌みたいで、
聞き入れてもらえませんでした。

だからダメなんですがね・・・。

挨拶でも感じましたが、この仕事をしていて、一番楽しいのは、利用者さんとの交流ですね。
それは、どこの事業所へ行っても変わらないですね。

何か、辞めるたびにLINEやメールの相手が増えていきます。いいのかな?
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職員も人間、当然利用者さんも人間、一緒です

2024年06月20日 | Weblog
昨日の続きですが・・・

この事業所、私が採用時に、施設長が言いました。
「新規職員が、長続きないんですよ、なんでだろう?」

私は先月、退職へ向けて、施設長と相談していた時に、その答えと考えられることを言いました。
私が現場で5か月勤務して、気づいたことです。

それは、古手の職員や施設長が、そういう雰囲気を作っているからだ・・・と。

当然、それは認めません。

なぜなら、自分たちが7年間で築きあげてきたものが崩壊するからです。
これでよかった、と信じて継続しないと、自分たちのやってきたことが間違いと認めることになります。

でも、間違いです。


今回の私の事件ではっきりしたこと。
利用者の言動をすべて受け入れることは、よく考える必要があることです。

それは、確かに間違いもあれば、正しいこともあります。

ただ、その意味をしっかり説明しないと、自分たちの言ったことの意味がはっきり分からないからです。
説明が大事です。

この古手(といっても7年ですが)の職員さんは、「私はすべての利用者の事を理解しています。
いつもそれをちゃんと対応しています」と確信しているようです。

また、施設長もそれを認めているようです。

私は、すべての利用者の方と話して、それが間違いだと確信しました。

それは利用者の中には、その方が行った過去(と言っても最近ですが)の言動が酷かった・・・と言っていました。
「あなたの仕事は、その部屋の隅で、PC打ってることよ」と・・・

その利用者さんは、「なぜ、あなたに仕事を決めつけられなければ、ならないのか?わからない」と言い返したようです。

反論しても、全く答えがなかったので、諦めた・・・と言っていました。

上記のそのセリフは、この方が非常に実力もあり、事業所の書類整理も出来る方です。(役所に提出する書類も作れます)
あの人は大嫌いや。自分の気に入った人だけ、いいように使って、優遇している・・・と言ってました。

こういう意見は、何人かから聞いたので、あながち嘘や愚痴や、思い込みではないようです。

今回の事象も、同じでした。

私の計画案に文句を言った方は、何の間違いもないように説明もなく、正しかった・・・ということで終わっています。

こういう雰囲気が、ここ数年続いてきたので、新しい職員は、常に利用者のワガママな言動に左右され、精神的に壊れて
去っていきます。早い方で、1か月も持ちませんでした。

私も半年です。

このいろいろこの業界で40年間やってきても、こういう対応は精神をきたします。
しんどいですね。

こういう雰囲気が、事業所にまかり通っているので、仕事はつらい。

今後も続くでしょうね。
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もう限界ですね

2024年06月19日 | Weblog
今月いっぱいで、退職予定ですが、施設長からは、一応全員の個別支援計画を作成しておいて下さい、と言われており、
後、1名のところまで来ました。

ところが、先日の投稿にも書いたように、計画のためのアセスメント・モニタリングをしていて、
「事前に言いたくないこと、聞かれたくないときは、答えなくても結構ですよ」ということを最初に個々に言っています。

それでも、話をしていて自分で言ってしまった・・・ということはあるようで、
それは削除してください・・・とでも、言ってもらえれば、OKなんですが、
ところが、後から、あれは聞いてほしくなかった・・・と言ってきました。
それも、私に直接ではなく、
(事業所では、職員・利用者全員が施設長に毎日、メールで「日報」を送ります。無駄なことですが・・・
その際に、施設長宛に、上記の件を送ったようです。

また、それを知らせられ、ご本人に謝罪致しました。

ところが、その謝罪は受け付けてもらえず、(謝罪が真剣に言ってなかった・・・そうです?)
その後、ご本人に「個別支援計画」を見てもらい捺印を求めました。

すると、文面を読み、自身の趣味の欄に、アニメや漫画が好きです、特にコナンが・・・と書いたのが気に入らなかったようで、
これは書かないで下さい。なぜ「コナン」と書く必要があるんですか?と言ってきました。

私は、サビ管のモニタリングとして、ご本人の背景を知り、その経過、こうした状況になって、計画を作成します。
それがサビ管の仕事です。
また、この計画書は誰も見ません。秘密事項です。と説明したのにも関わらず、
喧嘩ごしで言ってきたので、
分かりました、この部分は全部削除しますね。と告げ、その場を後にしました。

何と、そのあと、喧嘩ごしで言ってきたのは、自分のくせに後から、私の対応が悪いと、泣いたようです(皆の前で)。

結局、私が悪者に・・・。

当然、職員は怒って、私に注意してきました。

しかし、なんと、その場にいあわせた利用者さんが、「あれは〇〇さん(私)の言うことが正しいと思います」と言ってくれたのです。
なんでも、自分の意見を言えば、間違っていても、職員が味方してくれて、通るのはおかしい!とのこと。

私は、むしろ、「なぜ、私の計画がこうなったのか?」を職員が本人に説明するなら、分かりますが、
その時は、私の対応がまずい!の一点張り。

よほど利用者さんのほうが冷静に、物事を見ているなあ・・・と思いました。

結局、「何でも言った者勝ち」の雰囲気を作ったのは、この職員さんたちです。
それ以外の利用者さんも、同じように文句言ってる人が強い・・・そんな雰囲気に辟易してると、言ってました。

こんな状況なので、あと数日の勤務も、全く意欲がわかず、もう出勤辞めようかな?と考えています。
最後まで嫌な思いで、仕事させられるのも、バカバカしい。

もう限界ですね。
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とにかく最後まで・・・

2024年06月14日 | Weblog
退職を決断して、早1週間。

少し安心したのが、代わりのサビ管候補が、面接に来てくれました。
A型は初めて・・・とのことでしたが、B型や生活介護は経験があるので、大丈夫と思います。
また、行政関係の書類作成も出来るので、心強い。

ただ、うちの事業所だけ応募してるわけではないので、そこが心配。

代わりに来てくれるのか・・・?


私としては、後2週間、最後まで業務をこなすだけ・・・
施設長からは、とりあえず「個別支援計画」だけは全員作ってくれ・・・とのことで、35人いる利用者で、あと一人を残し終わりました。
ちょうど、短期目標が6か月・・・ということで、全員のが出来そうです。

サビ管としては、基本利用者さんの情報を知るべきと考え、本人の資料から、背景を聞きます。
当然、聞かれたくない内容や、言いたくない内容もあると思うので、
モニタリングの前に、「言いたくない・聞かれたくない場合は、伝えて下さい」と必ず話します。

モニタリングの最中は、いろいろ自身のことを話してくれます。
当然、全部秘密事項になります。

ところが、今回何を思ったのか、私とモニタリングでは、しっかり話していたのに、
後になって、施設長にメールで(全員「日報」という形で毎日報告義務があります、職員・利用者全員)、
「昨日のモニタリングで、聞かれたくない内容がありました・・・」
と言ってきたようです。
ただ、事前に上記のように、「言いたくない、聞かれたくない内容は・・・」ということは伝えています。
施設長が言うには、それでも精神障害の方は、調子に乗って言ってしまうんだ・・・とのこと。

私が退職に踏み切った原因もここにあり、
施設長・・・あなたは、たかだか7年程しかこの業界経験がないのに、すべて分かったつもりでいるが、
私は、サビ管として、また支援員として40年ほどの経験がありますよ・・・・と言いたいですが、
そこは抑えて・・・

何が「精神障害の方・・・」ですか。

だからこそ、モニタリングの事前通告をしています。その上で話された内容は、すべて秘密事項であり、部外者には知られません。
それなのに・・・

だから、こういう雰囲気を作ったのは、この事業所の施設長や古手の職員なんです。

サビ管が、聞けないなら、誰が聞くの?と思います。
当然、自分が知られたくない内容は、話さなくてもいいのですが、資料で出ている以上、聞きます。

こういう部分が、今まで経験してきた事業所や施設とは違うので、非常に業務がやりにくいです。

でも、後2週間、最低限の業務は行いますが、それ以上は知りません。


確かに、自分を知られたくない・・・という利用者さんはいますが、それなら他の事業所を利用されたらいいと思います。
ここは、基本情報はサビ管は知っている状態がありますから・・・。

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退職します。

2024年06月09日 | Weblog
3月の末から、ずっと悩んできたことですが、結局何も解決せずに、結論は「退職」。
今月いっぱいで辞めることにしました。


サビ管業務って、基本は利用者の仕事に向かわせるための気持ちを整えるために、面談したり、
悩みごとを聞いたり、家庭問題があれば、解決は無理でも、話やアドバイスはできます。

また、職員についても、健康管理やその他常に状態を把握しながら、管理できます。


しかし、この事業所は、変に今までやってきた方法が正しいという認識で、
私たちの経験は無視され、今までやってきた方法でやって下さいね・・・状態。

たかだか7年弱の経験で、何を知ってるんやろ?と思いましたが、
それでも、一応郷に入れば郷に従え、感覚で今までは気持ちを押し殺して取り組んできましたが、
それも、限界・・・

所長と言えば、その古手を庇うばかりで、私の意見は常に後回し・・・
管理者という名目で、必要な鍵も何も、渡されず(半年も)、
どうしろと・・・
結局信用してないんでしょうね。

信用されてないし、古手の職員はそんなだから、サビ管業務も出来ない・・・
必要ないなら、辞めるしかない・・・という結論です。


当然、利用者の方は、ほとんど面談し、計画も作り、いろいろ話もしています。
むしろ、そのほうが正当方法。

まだ、利用者さんには、退職の話はしていません。

職員さんの中には、何で辞めるんだ?という人もいます。
説明したら、分かってくれましたが・・・

まあ、よく半年もったな・・・というのが、正直なところ・・・

この施設長(所長)は、自分がコミュニケーション下手なのは、自覚していません。
そりゃ、友達も彼女もいないし、40歳もなって未婚だし・・・

話してたら、自分の話は最後まで聞けとばかり、途中で話に入ると、「今私が話してるでしょう」と遮ります。
自分の言いたいことだけ言って、後はしらんぷり・・・

自分は完璧と思っているから、他人の意見を受け入れない(これは他の職員も怒ってます)。

私と一緒に法人に入った、もう一人のサビ管さんも、ずっと悩んでいました。辞めたい・・・と。

なぜか?それは、サビ管に対する態度が横柄だからです。
その人には、「あなたは、利用者以下だね・・・」なんてひどいことも。

いろいろ話しても、「意味が分からない」と言って、受け付けません。
コミュニケーションが取れない人間だから・・・。


まあ、気分的に退職が決まったので、楽になりました。
表面上は、体調不良にしていますが・・・


自分が悪いのか、はたまたもっと我慢しなければいけないのか、自分が引いて、相手を認めるべきなのか、
でも、この年齢でもういいです。
我慢してまで、続ける事業所じゃあない。

そういう結論です。
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