知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

新規利用者、新規支援員 面接から

2024年02月28日 | Weblog
就労継続支援A型利用希望の方や、障害者関係の仕事がしたい・・・という支援員希望の方等、ネットやハローワーク、様々な媒体を通して
こうした事業所を探されて、見学・面接希望をされることがあります。

ほとんど毎週のように、直接的な電話連絡や、ハローワーク経由や、様々な採用サイトからの、利用者見学希望や、支援員希望が来ます。


利用希望の方については、見学から始まり、体験実習を経て、面接を行い、最終的にご本人の就労希望や、内容的に合った業務内容に対して、
合致した、見通しを持って仕事が行える等、があった場合については、契約に至ります。

私が、この事業所に勤務して、約2か月・・・、2名の方が契約までに至りました。


最近は、諸事情による職員の退職に伴って、新規支援員採用も行い、毎週のように面接希望の方が来られています。


採用案内では、基本PC業務の中でも、イラストレーターやフォトショップ等が使える方、
また、ネット販売の経験がある方等を、中心に募集しています。

気軽に、障害者の仕事がしたい・・・とか、PCに興味があるとか、ネット販売に興味がある・・・等
で、実際に見学されて、利用者の方のスキルの高さや、支援員として求められているものの対応力やスキル等、
面接に来られた方の、自身のスキルやヤル気・意欲等を考えながら、支援員として大丈夫なのか?を見極めます。

また、利用希望の方については、自身の目指す方向性、将来的に何をしたいのか?ただお金を稼ぎたいのか?
PCスキルを向上させたいのか?一般企業や一般社会では、難しいので、一旦就労の準備段階として利用したいのか?
様々ですが、
結局、実際に体験実習をされて、自分としては、難しい・・・もう少しスキルが必要、と考えられ、
中には、数年かけてスキルを身に着けて、新たに来られる方もいます。


確かに、事業所の業務内容が、ネット販売ということで、基本PCが扱えること、
ネットの発注から、商品の梱包、発送までの流れを理解し、それをこなせるのが最低条件でもあります。
イラストレーターやフォトショップ等のスキルは、あれば更に自身の将来的な向上にもつながりますし、
先の一般就労にも希望が持てますね。

ただ、勘違いして、ただPCが出来る(ネットサーフィンや単純な打ち込み程度)ので、期待して見に来たが、
思っていたのとは違った・・・という方もおられます。


いずれにしろ、最近はPC関係のA型、B型事業所も増えてきました。
それぞれの目指すものは様々ですが、やはりA型ともなると、最低賃金をもらって、契約をして業務を行う、
という意味合いで、あまり気楽では自身が周りとの兼ね合いで、歩調が合わなくなることもあります。


それでも、意欲や性格、やる気を見せていただければ、業務内容はそれなりに考慮も可能なので、
見学は大いに歓迎です。


余談ですが、支援員希望の方が、両極端で、
年齢の件ですが・・・、私と同世代的な還暦前後の方や、逆に30歳台前半の方等、
面接希望段階で、一応年齢はお聞きしますが、世間的な就職の流れがどうなっているのか?
興味がありますね。

また、明日も2件、面接がありますね。

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サビ管更新研修が終わりました。

2024年02月22日 | Weblog
現在、サービス管理責任者は、5年ごとに更新が必要になっています。

5年前の令和元年以降、厚生労働省から見直しが出されました。
(引用:厚生労働省「相談支援専門員及びサービス管理責任者等の研修制度の見直しについて」
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000195407.pdf引用日2023/3/1)


これ以降、サービス管理責任者は、面倒な更新研修が5年ごとに必要となりました。

実は、私はこの変更を知らずに業務を続けていました。

昨年に、そういったことがあると聞き、周りのサビ管も慌てて研修にいったようです。
私も行く必要が・・・と思っているうちに、昨年例の事業所の閉鎖があり、バタバタしているうちに、忘れてしまいました。

で、新たな事業所に転職する際に、思い出しまして、更新しなきゃ・・・と思っていたら、

事業所のあった都道府県では、すでに研修の申し込みが終わっていました。

で、新たな事業所の自治体だけが、最終研修の申し込みがあり、急遽申し込み。

で、なんとか、昨日研修を終了し、もう少しサビ管を続けられそうです。


ただ、もう年齢的には定年年齢も超えており、後何年仕事するんだろう?と自問自答。

でも、まだまだ期待されながら業務しており、利用者さんと対応している時間は、楽しく感じます。


もう少しだけ続けていきたいと思います。


昨日、一応サビ管更新研修に行きましたが、まあ、最終ということで、受講されていたサビ管の方も、少なく30名程度。
各グループに分かれて、演習を行いました。

気になったのは、私のような就労継続支援事業所のサビ管は少なく、放課後デイやグループホーム等の方のほうが多かったですね。

だから、情報共有を期待してましたが、残念ながら期待通りには、行きませんでした。


とりあえず、今日は元の職場に戻り、「残念ながら・・・」と報告。


A型、B型のサビ管は、人数も減ってきているのか?実際には、なかなか移動もなく、固定されているのか・・・

そういえば、この年齢になっていても、まだまだ就職サイトに登録していると、スカウトが来ますね。

絶対数が少ないのでしょうかね。


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大学生の実習について

2024年02月17日 | Weblog
今、事業所にの大学の実習生が来ています。

有名な大学の、福祉関係の学部・学科のようで、昨年あたりから受け入れているようです。


私も、以前の入所施設では、20年以上前から福祉系の短大・大学・専門学校の実習を受け入れており、
その担当をずっとやっていました。
年間、約10名程度の実習生が来て、入所施設なので宿泊実習になり、実習簿やオリエンテーションも随分やりました。

その当時は、施設の印象がよかったのか?その多くの実習生が(約半分)そのまま、卒業後に採用試験を受けに来てました。


現在、実習されている方は、1年生で、8日間(7日間っだたかな?)の実習が必須のようで、
なかなか大変そうです。

また、実習簿も見せていただきましたが、一般的には、形式が決まっていて、その日の取り組んだ内容、感想、そして現場の職員や担当者の意見を書く項目がありました
ところが、この大学では、それが全くなく、各学生が自由に書けるそうです。
逆に言えば、ほとんど書かなくてもいいし、1日に何枚も書いてもいいし・・・状態ですね。

そして、肝心の担当者の意見・評価を書く部分が用意されてないことです。


大学側が、どういった実習を望んでいるのかは、分かりません。


特に、今回は施設長が嬉しそうに女子学生の相手をしているので、私が対応する部分は少ないです。

また、施設長は何を勘違いしているのか?
経験させることに、例えば本来は事業所の仕事や利用者対応を中心に行うのが普通ですが、
施設長の仕事や、サビ管の仕事の実態や、何か管理職を目指す感覚の実習をさせています。
まだ1年生の実習なのに・・・

初日から、多くの事を教えていたので、緊張感や慣れない事業所の雰囲気もあり、
居眠りも見られました(これは、やる気がないのではなく、緊張感や知識が多すぎて、脳がパニック状態で、居眠り状態に入った感覚ですね)。
そういうことも、この施設長は理解出来ないので、困ったものです。

若い女性が嬉しいのか、いつも以上に嬉しそうな表情で接しています。

事業所の業務的に、営業関係や他の業務関係のZOOMに参加させたり(意味がない)、
何か勘違いしてますね。


私もこの施設長の10倍以上の実習生を対応してきたので、余計に今回の対応は疑問だらけです。

今は大学生の実習は、1年生で数日間、また3年生で再び3倍ほどの実習期間があるそうです。

大変ですね。

大学は、最初から管理職を目指すための実習を期待されているんでしょうかね?
大きな疑問です。

まあ、私の気にする部分ではないんで、知りませんが・・・。


この実習生さんは、非常に前向きで、評価は非常にいいですね。
初日から、自分で利用者さんに接しに行ってましたし、聴覚障害の方にも自分から手話を教わったり・・・

だからこそ、変な知識をつけてほしくないですね。

将来的に、こういう業界で仕事をしてほしい、と考えるなら、面白さを感じてほしいですね。


でも・・・。

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開き直るのが一番?

2024年02月15日 | Weblog
今のサビ管の仕事にこだわりを持って取り組んでいたために、はやり自分のやり方にこだわってやっていると、自然とかみ合わなくなりますね。

今の状態がそれ・・・。

ただ、考えたのは、無理にかみ合わさなくても、自分のやることだけ。しっかりやっていればいい・・・という考え方に落ち着きました。

無理に自分の主張や流儀を押しとおしても、ロクなことにならない・・・、特に今回のような事業所の施設長では・・・


いわゆる、開き直りです。


サビ管の本来の業務は、利用者を中心としたサービス提供。
それぞれの体調や精神状態を把握して、悩みごとは相談を受け、話を聞く。
また、定期的にモニタリングや面談を行い、普段の状態を把握する・・・。

職員も同様ですが、ほとんどが私より(事業所では)古いので、心配する必要もない。
自分の経験をひけらかしても、ロクなことはない。


あるがままの境地。

そう思うと気が楽になりました。

ただ、月曜日はさすがに(昨日の記事のように)相当のいら立ちがあり、気が付けば、先月のような病気が再発しそうな気配でした。
顔が腫れだし、多少の発熱も・・・

ヤバい!と思った矢先、この日は朝からほとんど、ストレスの元凶である施設長がいなかったのです。

無事、一日が終わりました。

この年齢で、なぜまだまだサビ管を続けているのか?自分でも不思議です。


今までの世間への恩返し、と多少の生活費を稼ぐ意味?
だから、フルに働かなくても、すこしづつ休みを取って、ぼちぼち仕事します。
ストレスがたまらない程度に・・・

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自分自身を見失う

2024年02月13日 | Weblog
新しい事業所に勤務を始めて、約1か月半になります。(今年1月からです)


納得できない仕事を言われ、サビ管の本来の仕事もさせてもらえず、一体毎日が何してるんだろ?状態です。
雇われ人になると、結局こういうことなんですね。
・・・とつくづく思います。


本来のサビ管は、その名の通りサービス管理責任者・・・

利用者の仕事に対する日々を管理し、精神状態や体調等の管理も必要です。
また、職員の悩みごとの相談もそうです。

ただ、全くの初めての(サビ管としての)仕事ならば、いろいろ一から教えてもらう必要もあり、
さらに事業所のやり方にも、一から教わる必要もあります。

後者はともかく、新規の利用者や実習の利用者、契約に至る過程の利用者・・・
今まで、全くやったことのない業務なら、それも教えてもらう必要もありますが・・・


この数年、この仕事を続けてきて、実際におこなってきたことは、何だったのか?という大きな疑問が・・・

大きな問題は、管理者が全く私を信用(信頼?)していないことです。

もうすでに1か月を経過しているにもかかわらず、また「管理者」を指名されているにも関わらず、
未だに事業所のカギはもらえず、
※他の古い職員は何人もカギを持っています。

朝、管理者はこういうことをするんです・・・と説明しておきながら、それを実際にはさせてくれない。

結局、信用されてない・・・


ということは、サビ管としての、また管理者として認められていないんでしょうね。


それなら、継続する必要性はない。


ただ、サビ管更新研修が終わっていないので、ただひたすら我慢の毎日・・・


今日も、新たな利用者さんが契約に向けて面接に来られました。
事前に全部お任せいたします・・・と言っておきながら、
面接は全部、自分でやっていました。最後に「〇〇さん(私)、何かありますか?」だって・・・

で、またお任せいたします・・・と言いながら、
先日の委員会のまとめを、まとめて全員に提示してください・・・と言ってたくせに、
それを実際にすると、まとめたら、必ず私(管理者)に見せて下さい・・・とのこと。

あれ?自分で皆に提示しろと言ったじゃん・・・・と。


今、学生の実習生が来ています。

この管理者、いいかっこをして、自分の仕事を見せたいのか?それが原因なのか?
全く、人が変わりました。

人間、特に男は、結構な年齢で(アラフォーです)、未婚(付き合ってる女性もいない)、友達もいない、
独り住まい、自炊しない、権力だけは持っている・・・
誰からも批判されない・・・

これ最悪のパターンですね。


やはり、長続きしませんでした。


私は、ただ本来のサビ管の仕事がしたいだけなのに・・・


もう少しの我慢です。
研修が終わったら・・・

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