1か月ぶりのブログ投稿・・・
新年度始まってから、前年度のまとめやら体制作りやらで、結構バタバタ状態・・・
いろいろな事件も起こり、今年も波乱の幕開けかな?
以前より各知的障害者施設では、高齢化に伴う様々な課題が検討されていると思います。
もちろん、うちの施設でも同じで、毎年新しい入所者が出ていない状況で(今年は10年ぶりくらいで10代の方が入所しましたが)、
どんどん利用者の平均年齢も高くなり、特に高齢者の比率も高くなっている現状ですね。
まだまだ40歳代までの利用者の方ならば、今まで通りの対応で十分やっていけるのですが、
60歳を超えられる方が増えると、知的障害者特有の問題だけではなく、一般の高齢者がかかえるものと同じ課題が出てきました。
そう、痴呆症的(最近はこういう言い方はしないかな)な行動、見当識、体力的な問題、様々な病気等、
職員の知識も限界があり、さらに多くのことを学んでいかなくてはならなくなります。
4月に入り、一部の高齢者の方が歩行困難に陥ったり、見当識が激しく、自分の居室や食事場所が分からなくなったり、
普段の行動とは全く違ったことを行ったり、変なこだわりが出てきたり・・・と、連日 宿直者の記録から驚かされる次第です。
老人施設なら、すぐにでも対応可能なことでも、基本的に知的障害者施設では、事前に予想もしていない事象が起きています。
元々、施設自体が、そういった方を対象に作ってないため、最低限の対応しかできません。(段差が多く、車椅子をうまく使用出来ない等)
かといって、そういった方を即老人施設へ・・・という訳にはいかず、また行政側もすぐには動いてくれません。
基本は各利用者の方の保護者からの依頼があり、各行政への申請や区分認定、介護認定等、そこまでに至る過程は複雑です。
(何かあえて、そうなっているような感じもしますが・・・)
一般の方でも、老人介護施設への入所が、多くの待機状態でいる中、知的障害者だからといって、特別視できる訳もありません。
それまでに至る過程で、数か月 いや数年かかることも・・・
その間、十分な対応が出来るかといえば、難しいのは言うまでもありません。
最近、ようやく国が知的障害者の高齢化に伴う施策を・・・と動き出しました。実際にできるのは数年先でしょうが・・・
一般の方との並行的な取り組みでは、おそらく不十分でしょうが、逆にこういったことは、後回しになる可能性もあります。
知的障害者施設から、特養へという道筋がある程度できていれば、各保護者の方も安心して任せられるのでしょうが、
実際はそうはスムーズにいきません。今まで移行出来た方は、幸いなのかも・・・・
空きが出来れば、また新たに若い方が施設入所し、そういった形でどんどん循環出来れば・・・とは考えます。
施設も、今 転換期なのかもしれませんが、基本的な部分は維持したいなあ・・・とは思うのですが。
新年度始まってから、前年度のまとめやら体制作りやらで、結構バタバタ状態・・・
いろいろな事件も起こり、今年も波乱の幕開けかな?
以前より各知的障害者施設では、高齢化に伴う様々な課題が検討されていると思います。
もちろん、うちの施設でも同じで、毎年新しい入所者が出ていない状況で(今年は10年ぶりくらいで10代の方が入所しましたが)、
どんどん利用者の平均年齢も高くなり、特に高齢者の比率も高くなっている現状ですね。
まだまだ40歳代までの利用者の方ならば、今まで通りの対応で十分やっていけるのですが、
60歳を超えられる方が増えると、知的障害者特有の問題だけではなく、一般の高齢者がかかえるものと同じ課題が出てきました。
そう、痴呆症的(最近はこういう言い方はしないかな)な行動、見当識、体力的な問題、様々な病気等、
職員の知識も限界があり、さらに多くのことを学んでいかなくてはならなくなります。
4月に入り、一部の高齢者の方が歩行困難に陥ったり、見当識が激しく、自分の居室や食事場所が分からなくなったり、
普段の行動とは全く違ったことを行ったり、変なこだわりが出てきたり・・・と、連日 宿直者の記録から驚かされる次第です。
老人施設なら、すぐにでも対応可能なことでも、基本的に知的障害者施設では、事前に予想もしていない事象が起きています。
元々、施設自体が、そういった方を対象に作ってないため、最低限の対応しかできません。(段差が多く、車椅子をうまく使用出来ない等)
かといって、そういった方を即老人施設へ・・・という訳にはいかず、また行政側もすぐには動いてくれません。
基本は各利用者の方の保護者からの依頼があり、各行政への申請や区分認定、介護認定等、そこまでに至る過程は複雑です。
(何かあえて、そうなっているような感じもしますが・・・)
一般の方でも、老人介護施設への入所が、多くの待機状態でいる中、知的障害者だからといって、特別視できる訳もありません。
それまでに至る過程で、数か月 いや数年かかることも・・・
その間、十分な対応が出来るかといえば、難しいのは言うまでもありません。
最近、ようやく国が知的障害者の高齢化に伴う施策を・・・と動き出しました。実際にできるのは数年先でしょうが・・・
一般の方との並行的な取り組みでは、おそらく不十分でしょうが、逆にこういったことは、後回しになる可能性もあります。
知的障害者施設から、特養へという道筋がある程度できていれば、各保護者の方も安心して任せられるのでしょうが、
実際はそうはスムーズにいきません。今まで移行出来た方は、幸いなのかも・・・・
空きが出来れば、また新たに若い方が施設入所し、そういった形でどんどん循環出来れば・・・とは考えます。
施設も、今 転換期なのかもしれませんが、基本的な部分は維持したいなあ・・・とは思うのですが。