知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

相談支援事業所のお手伝いをして・・・

2024年07月31日 | Weblog
いよいよ明日から、新事業所立ち上げの準備開始です。

職員募集に対する面接や、事業所の仕事確保、各関係機関への挨拶等、新規事業所ならではの初期業務が待っています。
特に、今回立ち上げされたオーナーさんたちは、全くの福祉系素人のようで、まずはそこから・・・という訳です。

期待感と不安感が同時にやってきますね。ある意味楽しみですが・・・


そういう訳で、今月は身体が一応空いていたので、知り合いの相談支援事業所の方が、業務が忙しいので手伝ってほしいと言われ、
昨日まで数回手伝いました。

書類整理や、役所への書類申請提出等、1か月間、ぼーっとするよりはいいかな?と思い取り組みました。

元々、施設やA型B型就労移行、生活介護等、直接的に対応する業務はいろいろ行いましたが、
今回のように相談支援という業務は、初めてで、特に利用者さん本人以上に、保護者の対応がなかなか大変と感じました。

成人されている利用者の方は、基本的にA型やB型の利用者さんと変わりませんが、
放課後デイ等を利用されている利用者(未成年)の対応や、その保護者さんの対応は、少ししか経験がありません(全くないわけではない)。


今までも、A型の利用者さん(特にシングルマザー)の子供に関する悩み事は、相談に乗ったことはあります。
今回もそれに近い状況もあり、考え方は近いものがあるなあ・・・と感じました。

ただ、気になるのは、どうしても対象になる保護者自身が、精神的に罹患しており、何かしらの精神病を持っておられる場合が多く、
その点を加味しながらの対応になるため、一般とは違う難しさがあります。


A型等ならば、事業所に合わない、対応しきれない方については、ある意味拒否できる部分もあります(一応契約書にあります)。
ところが、相談支援については、利用開始から、その拒否が出来ない仕組みになっており、
当然、相談が必要だから利用者しているのに、対応できないから拒否できるわけもなく、はやり親身になって最後まで対応する必要はあります。

逆に、利用者さん側から、「この相談支援さんは、ダメだ」と言われれば、利用者側から断り(相談支援の解除・変更)は可能です。

確かに難しいケースも多く、ある程度以上の知識や経験が必要になってきます。

下手をすると、考えすぎて、相談支援自身が病んでしまうパターンも少なからず、見てきました。


今まで、
就労支援側で相談支援さんを頼りにしてきましたが、大変な業務であることを実感したので、有難いと感じると同時に協力の必要性を感じました。

そういう意味では、今回の相談支援事業所のお手伝いも、いい経験になったと思います。



ひとつ、今回のお手伝いをして思ったこと、感じたこと・・・

利用者の方の整理をしていて(一覧表がなかったので、急遽作成しましたが)、最近の放課後デイを利用される未成年(特に10歳台)の方のお名前が、
なんと読みにくい・・・
キラキラネームという言葉もありましたが、そういうものではなく、
それぞれのお名前の漢字の読み方が、いわゆる当用漢字の読み方ではなく、個性的な(そんな読み方出来るのかな?状態)お名前の方が多かったこと。

それは各子供さん本人の問題ではなく、結局その「名づけ親」である保護者の問題です。

今の10歳代の保護者というと、だいたいが30歳代から40歳代にあたると思います。

最近のPCは賢くて、そういう名前も出してくれますが、さすがにそれ無理やろ、という名前の読み方もあります。


実際に、フリガナがなければ、学校関係(担当の先生)もその方の名前が読めない状態が出てきます。

かくいう私が、今までそういう経験をしてきました。
未だに私の名前を最初から読める方は、未だに(60年以上生きてますが)いませんでした。今後もいないと思います。

そういう読めない名前が多いですね(半分以上です)。


個性的な名前・・・と思えば、それでいいんでしょうが、読んでもらえない寂しさを感じたことがないのでしょうね。
個性は、名前ではなく、本人の態度や思い、性格、過ごし方・生き方等から生まれるもので、最初から名前で、個性を表す必要はないと思うのですが・・・

私も嫌な思いをしてきたので、それをどう感じるか?は人それぞれでしょうが・・・

名前は大事です。



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友人の事業所業務お手伝い

2024年07月11日 | Weblog
今回、新たな立ち上げのA型事業所と契約しました。ただ、実際に稼働するのが、8月からなので、それまでは特に待機状態です。

それを友人に伝えていたら、仕事(業務)手伝いをしてほしい・・・と言ってきたので、
まあ、冗談気分で、時間があれば・・・(時間はあります)と答えていたら、
本気で、手伝ってほしいようで、真剣にその法人の面接を受け、当然履歴書も持っていきました。

半分、マジか?という気分だったので、何か意外性がありました。

ただ、今回の友人の業務は就労支援ではなく、同じ系統でも相談支援の業務です。

ただ、そんなに実際に手伝える時間は少ないのですが、(後半月くらい)また、そんなに毎日は行けないし、時間も限られていました。

月末までに、1日4時間程度で、昼からなら・・・という条件で、本当に手伝うことになりました。

今、両親が亡くなり、実家を売却することで、不動産屋と相談中(幸い、買い手が見つかりました)。
また、登記等の関係もあり、書類集め等も必要で、そんなに時間はありません。

実際、お手伝いできる日は4日程度(多くて6日)。

それでも、ぜひ手伝ってほしい・・・とのことで、昨日から行っています。


業務的には、相談支援なので、各利用者さんの書類整理等が主な仕事・・・
実際に行ってみると、まず、事業所内の整理とレイアウト変更(本棚やら、机等無茶苦茶になってました)

まず、初日は事業所の業務を行いやすいように、レイアウト変更。

その後、書類・ファイル整理・・・。

これが80人ほどいるので、大変でした。

友人は非常に有難がっていましたが、久々に勤務(と言っても10日ぶり)したら、疲れました。
次回は、来週になりますが、まあ、出来る範囲でお手伝いをしていきたいと思います。

法人側も、こんな中途半端なヤツを、よくアルバイト的な雇い方をしたなあ・・・と驚き。

まあ、別に家でのんびりするかどうか?を悩んでいたので、ちょうど暇つぶしになります。


※A型として、利用者さんの書類整理もしてましたが、相談支援の業務を実際に見たのは初めてで、そこも新鮮でした。
いい経験です。
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久々ののんびり・・・?

2024年07月04日 | Weblog
先月いっぱいで、退職し、今は家でのんびりです。

3年ぶりくらいかも・・・。

一応、次の事業所の面接にはいき、内定はいただきました。
今度は、新規開設のA型事業所です。全くの他府県ですが、通勤距離や時間はあまり変わりませんね。

開設の申請中で、今は待機所状態です。

ちょうど、両親の住んでいた(昨年亡くなりました)実家の相続登記登録が、今年から必須になり、行政書士さんに依頼しています。
また、それに伴う書類集めや、実家の処分等、いろいろ動くことも多いですね。


前回の事業所は、やはり既存であるためか、今行っているやり方が正しいと勘違いしている傾向が強く、
アドバイスしたり、指摘しても、聞き入れてくれないですね。

こうした就労継続支援事業所の経験があるので、様々なことをアドバイスするのですが、
自分が知っていること以外は、スルーされています。

余程、他人からアドバイスされるのが嫌のようです。

先日も偉そうに、「私は自分から営業は行かない」「私は自分から各支援センターや区役所に出向かない」「用事があれば向こうから来る」等々・・・
どういう立場で、どういう姿勢なのか?
これが、やはり随分悪い意味の対応になっており、結構電話で文句を言われます。
「何で、おたくの施設長さんは、常に上から目線なんですか?」と・・・

知識と口はうまいので、一定間隔(2か月に1度ほど)で、講演(小さな団体や会社から)依頼が来ます。
まあ、それはいいんですが、それが彼の自尊心を更に助長し、天狗になってきています。


まあ、退職した事業所の愚痴や文句、悪口はこのへんで・・・

先日も、以前に勤務していた事業所の知り合い(他の事業所や相談支援等)から、1か月間暇だったら、仕事手伝ってほしい・・・と
言ってきました。直接支援は出来なくても、ファイル処理や整理、利用者対応をお願いいたい・・・とのこと。

まあ、何かしらの業務しているほうが、退屈しなくていいんですが・・・


しばらく、のんびりするか、少しでも業務のお手伝いに行くか?悩み所です。

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