知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

再就職の試み?

2013年11月22日 | Weblog
10月いっぱいで退職し、さあーー次の仕事は・・・は・・・とぼーっと考えていましたが、年齢を考えると、新たな仕事はいちからになり、なかなか難しいですね。


そこで悩んだ結果、また障害者施設を試みようと、先日面接に行き、とりあえず体験実習をしました。


自分なりに、現役時代にもいろいろな施設を見学し(府県単位の広報誌に記事を書いたこともあります)、施設によって、それほど大きな違いはないことを考えていました。


これが大きな思い違いだったことに気づきました。



基本的には、利用者の方は、どの施設へ行っても(不思議と)似た感じの方がいて、ああー同じだなあーと感じましたが、その利用者の方への援助方法が全く違うことに驚きました。いわゆるアプローチの仕方や、個々人への対応方法の考え方の違いが、今までとは大幅に違うことに違和感を感じ、施設によってもこれだけ変わるんだなあ・・・と思いました。


で、結局再就職したのか?というと、残念ながらお断りました。(わがままな人です)



利用者の方を、最終的にはどういう目標をもって援助していくのか?これが、施設によって考え方が違っているんですね。


主任の方や、各職員の方に現場の話を聞いてみましたが、それぞれにしっかりとした考えをもって取り組まれていました。


そうです。私が何も言う必要はなかったのですが、自分自身がそのパターンというか、やり方に慣れていくのには、少なくとも1年以上は必要だなあ・・・と感じました。それでは、実際に自分が仕事に対して実力を発揮できるのは、ずっと先・・・。と考えると、少なくとも(年齢が若かったらいいですが)すでに定年ももうすぐの私では、皆さん(職員さん)の足を引っ張るだけになりそうです。


まあ、そういう理由でお断りしました。


せっかく再就職へ向けての1歩を、受け入れていただいたにもかかわらず、長年の勤務による「頭の固さ・柔軟性の欠如等」が災いし、体験は無駄になってしまいました。(丁寧に指導していただいた各チーフの方には、本当に申し訳ないです)



もうひとつの理由は、(その施設の主任さんも言っていましたが)ハード面・・いわゆる建物自体の使い勝手の悪さですね。



やはり、どうしても障害者施設は(支援学校と違い)街の中には設立しにくい面があります。田舎の方になってしまいがちですね。



後々、職員が(というより利用者の方が)使い勝手がいい建物というのは、あまり考慮されていないものが多いですね。極端なことを言うと、ただ建てただけ・・・というところもあります。(このあたりが老人介護施設との違いもあるのかな?)



利用者の方が、のんびりできる空間、居室や浴室、娯楽室、食堂等、一番生活で大事な部分を、非常に軽視した感じがありました。


また、職員が休憩できる空間もなく、それぞれの机もなく・・・


こういった職種は、ストレスが非常に溜まります。せめて休憩場所の確保は大事じゃあないかと思いました。



PS  ただ他の業種から来られた職員さんに言わせれば甘いようです。私も、世間知らずなんでしょうね(笑)

   また、新たな就職先を探します。



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退職しました。

2013年11月02日 | Weblog
本当に久しぶりですね。


実は10月の初めに、過去の事象についての検証があり、私自身の行動(管理職としての)に対して問題があったようで、管理職としての職務を果たしていないとのことで、即、任意退職になりました。


まあ、詳しくは書くことは出来ませんが、今まで施設で26年間以上はたしてきた支援員としての経験、また20年間ほどの管理職の経験等が、すべて否定されました。



また、この退職騒ぎが、他の職員に全然知らされておらず、もちろん退職理由も明らかにされていないため、ほとんどの職員が「なぜ?」の疑問状態のまま、時が過ぎました。当然、長い職員経験もあり、親しい職員や信頼してくれている職員も多くいました。余計に「なぜ?」が広まり、当然いろんな噂が立ちます。


親しい職員には、詳しい説明もしていましたが、さらに職員間でのお互いの疑いの目が生じ、最悪の状況が出てきました。



実際にどういった行為が批判されたかというと、利用者への対応が厳しすぎるというものでした。中には暴力的な見方をしている方もいました。(私は否定しましたが・・・)


ただ、月日や時間、場所等、非常に詳しく追及され、おまけに業務日誌も改ざんしたと言われ、ボロボロ・・・。


自分には身に覚えがないことがほとんどで、誰かが私を退職に追い込むために仕組んだことと思われます。




もちろん、(悪い言葉で)チクリに対しては私の上司等は、そのまま信じています。私の言葉は信じてもらえません。


こうした事件があり、もちろん否定して、自分の無実を訴えることも出来ましたが、一旦疑われたことに対して上司に対する信頼感は0になりました。そんな職場で継続して務めることは、より自分自身を否定することになり、任意退職しました。



しばらくは精神的にまいってしまい、体調もボロボロでした。


最近はようやく、気持ちの整理もつき、新たな仕事に向けて頑張っています。(もう、こういう業界が信用できない・・・皆がこんなではないが・・・ので、同じような業界からは離れるつもりです。残念なんですが・・・)



と、いうことで、このブログも終了したいと思います。



皆さんの意見も伺いたいので、しばらくは置いておきます。いろんな意見を聞かせて下さい。
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