三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

産学協同研究会

2010年10月21日 | 2010年
25年間の活動に一応の区切りをつけお休みしていた
「スポーツ21・マーケティング研究会」を再開しました。

今回、再開するに当たって考えたのは、
研究会を「産学協同」のスタイルにすることです。

といっても、私が大学で担当していゼミと
スポーツビジネスに関心を持つ学生のサークル
「Sports Business for 22」との共催ですから
そう大げさなものではありません。

記念すべき“第1回”を
昨日、法大市ヶ谷キャンパスで開催しました。

会場は中央線から見える26階建てのモダンなビルの9階。
法政大学の草創期に多大な貢献をしたボアソナード博士の名前をとり
「ボアソナードタワー」と呼んでいます。

私が所属しているスポーツ健康学部は多摩キャンパスにあるのですが
高尾山に近い場所で一般参加者にとっては遠すぎるため
都心に近い市ヶ谷キャンパスにしました。

今回のタイトルは
「日本が提案する2022年“次世代ワールドカップ”とは」。
講師には電通・サッカー事業室国際プロジェクト推進部長の
伊地知直亮さんをお招きしました。

伊地知さんは、同大会日本招致委員会実行本部の
シニアアドバイザーでもあることから、
「際どい話は無理です」ということでしたが、
本物の(!)立派な招致ブック(企画提案書)を持ってきていただき、
招致活動を身近に感じることができました。

出席者は一般社会人と学生あわせて30人ほど。
学生には「予行演習」として事前に勉強の機会を持ち、
FIFA(国際サッカー連盟)に関する基礎知識や
2002年の日韓共同大会についての話をし、
質問の練習もしました。

その甲斐あってか、
質疑応答では学生から積極的に質問が出て、
進行役をしながらとても嬉しく思いました。

つづく懇親会は、近くのイタリアンレストラン。
伊地知さんや社会人を囲む学生たちの表情は活気に溢れ、
授業では見せない熱心さで楽しそうに話をしている様子に、
「産学協同研究会」として生まれ変わった研究会の
新たな可能性を感じることができました。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
「スポーツとまちづくり」アドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表

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