三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

トシとは

2014年05月13日 | 2014年
昔は、“白髪のお年寄り”を見ると、
私たちより人生を長く生きている分、
知識も知恵もあるはずだと思っていました。

これが間違いだと気付いたのは50歳前後のころだったと思います。
私自身、まだ白髪がない時です。
ある席でご一緒した白髪の女性(多分60歳代?)が
当然、知っているはずと思っていたことを知らなかったのです。

年齢と知識は全く関係ないことを、そのとき知りました。
そして私としては、若い世代をガッカリさせないよう
知識を蓄える努力を続けています。

とうに60歳を過ぎた私の周りには
“白髪の老人”は大勢いるはずなのに、みな黒々とした髪です。
白髪のままの私に「染めたら?」と忠告してくれる人もいますが、
私は自然に生きていきたいので白髪は増える一方です。

さて、前回の続きは「社会的な問題」でしたね。
私はどちらかというと、社会的な出来事に関心があります。
病院で元気になり一番に知りたかったのは
「世の中、何が起こっているか?」ということです。

病室にはカード式のテレビがありましたが、
情報源はラジオと新聞でした。
主に話題になっていたのはSTAP細胞とマレーシア航空機の遭難です。

退院後、STAP細胞は当該の研究者や、
所属する理化学研究所の記者会見などがありました。
研究者(弁護士)や研究所のコメントを知る限り
研究への取り組みはちょっと杜撰のように思います。
結果を問うにはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。

一方、マレーシア航空機の事故については、
韓国のセウォル号沈没や地下鉄事故の話題に
取って代わられてしまいました。

そんなこんなで、マスコミ報道は別として
私自身は興味のあるものについては忘れないことが大切だと痛感しました。

ブログの最初に年齢のことを書きました。
「日本人はトシを気にしすぎる」と外国人に指摘されたりします。

私の普段から年齢を気にしているわけではありませんが、
最近、“高齢の”日本人として思います。
「日本社会は幸せに生きているだろうか」
「日本人の“気にしすぎ”を指摘する外国人は幸せに生きているだろうか」と。

===========================
       三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
「スポーツとまちづくり」アドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読者に感謝します | トップ | 入院生活 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2014年」カテゴリの最新記事