夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

アマとプロ

2009-06-13 | Weblog
何の為に演り続けているのかと

時に無礼な質問を受ける事があるのだが

大抵は酒席において調子こいた相手方が

アマチュアというポジションにいる俺に対して

勝手に苛立ち痺れを切らして口にするのだが

大きな御世話だ、ほっとけバカヤロウって

最後は泣かす事にしています(笑)。

俺が甘んじていると思っている所が間違ってんだ。

オイ!厳しいもんだぞアマチュアも(笑)。

女のヒモか大金持ちのボンでもない限り

みんな二足のわらじを履いてバンドやってんだからよ。

中にはオーディションとか頑張って応募して

一生懸命プロフェッショナルへの道を

模索している奴らも沢山いる。

だけどそれが俺には当てはまらないって話しでね。

そこらを一緒にして疑問視されても困るんだよなぁ。

確かにプロフェッショナルってのは素敵な響きだぜ。

でもサッカーとか野球のアスリートの世界なら

プロフェッショナルになる奴らって

アマチュアの時にそれだけの力を身につけてるから

プロへのパスポートを掴んで更に歩んでいけるんだ。

ど素人がいきなりプロって図式が成り立つ世界なんか

全く興味ねぇし、ちっとも面白かねぇや。

そう俺は古い職人タイプの人間なんだ。

問題は昔から腕が悪く頑固者というのが欠点。

だから未だにこの歳でもせっせと腕を磨いてんだよ。

俺の行き先に何があるかは、お前の知ったこっちゃない。

やってる俺だけが目を見開いていけばいいんだよ。

お分かりいただけたかね?

君は君の「その先」を気にかけてやりたまえ。

人それぞれ最終目的地は違うものさ。



写真・昨夜、旧友House of Blues月のトオルが

自身のバンド「BLUE GILL」の1stCDを

わざわざ持って来てくれました。

月のレーベルGETSU-MEN SOUNDからリリース。

興味ある人は月のHPに是非アクセスしてみてよ。

こうやってみんな頑張ってる訳さ。

トオルありがとうね。
コメント (3)
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