夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

ほんの少し

2008-01-07 | 戯言集
俺が君を少しわかっていて

君も俺を少しわかっていて

俺と君のことなんか誰も知らない町で

君と俺が暮らせたらどんなにいいだろう



冷たい風が頬を刺す午後は何処へも出掛けず

ずっとベッドにもぐっていようか



陽が落ち息も凍りつく夜

見上げれば満月

君の目に月光

蒼く静かな夜

窓に俺の知らない君が映る



今夜、俺は眠らないことに決めた

柔らかな朝の光の中

見慣れた君の寝顔をみようと決めた

コメント (4)
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