無情の世界で憂い唄う

何てこった。

映画の中のＣＧような世界。

阪神淡路、アメリカの９．１１と同等の感覚を持つ

信じられない光景がＴＶの画面にあった。

この３月１１日から始まり続くであろう無情の世界。

自分に出来ることは何なんだろうと考えても容易に答えはない。

節電の訴えに極力応える事も義援金を送るも１つだろう。

動き始めることが何より必要なんだと思うよ。

実際、明日になれば俺も高圧のガスラインの点検や

各プラント・メーカーの安否含め忙しくも危険な日々が待つ。

危険物を扱っている会社は一般生活者に迷惑をかけられない。

個人的に割に合わんと言ってしまえばそれまでだがね。

二次災害だけは何としても起こしてはならん訳でさ。

保身しながらもリスクを背負ってやりますとも。

それに週末の独演会のステージに立つのも俺の仕事だし

そのためにも細心の注意を払い冷静に進めたいと思う。

簡単に言えば爆弾と隣り合わせって事だからな。

独演会が開演出来たら音楽と共に一夜を過ごしたい。

その時は足を運んでくれる皆さんと少し夢を見よう。



愛すべき人やモノを守れなかった人達の無念に言葉がない。

この３日間で７０％の確率で再び大きな余震が起こる

可能性があると発表があったので用心してとの連絡を貰う。

ありがとう。

「自分の命は自分で守る。」

過去の経験含め特に被災に多用される言葉だが

これから先もこの言葉の意味を理解する必要があるようだ。

東北東日本大地震だけの話しではなくなっている。

原発事故も含めこれは日本という国が試されているんだ。

まだ予断を許さない状況は続く。

皆さん、ご無事で！週末に会えることを楽しみにしています。



独演会～リビング・ライヴまであと５日。