夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

ありがとう、さようなら

2010-01-08 | Weblog
Hiの社長であり名プロデューサー

ソウルの匠「Willie Mitchell」が死去。

享年81歳。

彼が残してくれた音楽は全てが宝物。

訃報を知り自然と涙がこぼれた。

ありがとう。

さようなら。

あなたが残してくれた音楽はこれからも

俺のバイブルであり真実であります。
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トラベラー

2010-01-08 | Weblog
緊急事態発生。

しかし今の俺はここで止まる訳にはいかぬのだ。

今年はトラベラーとなるべき年だからである。

運命はいつも行く手を阻もうと悪戯する。

俺が神様に試されてから随分長い時間が経っている。

トラベラー。

俺は自分の歌や楽曲を常に疑っている男だ。

なのにそれを世に問うと云ったアクションを

起こす事は殆ど無い(過去に1度だけあるが)。

それを見かねたのが現マネージャー高橋だ。

彼は少なくとも俺の音楽は信用してくれているようで

仕事の合間を縫って都内のライブスポットに

足を運んでは地道なプロモを続けてくれている。

ありがたい。

しかし当の本人(俺だけど)が自分の才能に

疑問符を打ち続けているのだから呆れもするだろう。

だからトラベラーとなって音の景色や匂いを

色々な町のライブスポットで体感しようと思ってる。

ある人に言われ続けている事がある。

「あなたほど人に評価されることが嫌いな人はいない。」

そうかも知れないな。

若い頃からのコンテスト嫌いもそうだしね。

☆過去、当時のランブリングスのギタリストに懇願され

1度だけ公式に出た事があって酩酊したまま予選を通過

ホールの本選に出場するもアドリブを延々と演り続けて

タイムオーバーで失格になった痛快な思い出があるよ。

トラベラー。

これまでも十分旅をしてきたように思うのだが

本当の旅は五十路をひかえたコレからなんだと思う。

暗がりの道で俺の足元を照らしてくれる

マネージャーやスタッフに最高の音楽を届けよう。

勿論、俺達を信じて待っているリスナーのために。

そして何より自分を疑っている俺のために。
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