夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

飛行機

2008-08-25 | Weblog
心が荒んでいる時や潰れそうな時に

俺はどんな精神状態で歌を唄うのだろう?

どんな想いで歌を伝えるのだろう?

取り返しがつかない過去と戻らない時間の中を

ボヤキながら歩き嘆き悔いてみた所で

靴底と心をすり減らすのが関の山だと知っている。

感情は良きも悪きも己が作っているに違いないのだな。

憂鬱や不安や恐怖はウィルスのように弱った隙間に入りこむ。

弾き返すパワーを!

笑い飛ばすパワーを!

受け入れるパワーを!


運頼みの人生の長さは運の無さを嘆く時間と直結してる。

コントロール不能で墜落するのだけは御免だ。

だから君は俺に緊急着陸しろと言うんだろ?

どうやら着陸場所など選んでいる時間はなさそうだね。

しかし今はギリギリまで飛び続けるしかないんだよ。

タイミング次第では残酷な絵も描きかねないが

少しでも遠くまで飛びたいと思う俺もいるんだ。

さぁ唄う準備をしろ!

ところでギターの弦は錆びていないか。
コメント (6)
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