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映画「天使の分け前」ケン・ローチ監督としては甘口の出来

2013-05-07 07:50:38 | ミニシアター系映画
映画「天使の分け前」★★★☆
ポール・ブラニガン、ジョン・ヘンショウ、
ロジャー・アラム、ガリー・メイトランド 出演

ケン・ローチ監督、
101分、2012年4月13日より全国公開
2012,イギリス、フランス、ベルギー,ロングライド
(原題/原作:THE ANGEL'S SHARE)





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「ケン・ローチ監督の新作映画の舞台は、
スコッチ・ウイスキーの故郷スコットランド。
失業者が溢れスラム化した地域で
ケンカ沙汰の絶えない青年ロビーは
何とか人生を変えようともがくが、
人生そんな甘いものじゃない
彼の日常を見守った」



イギリス映画を見ると
彼らの英語の発音が独特なのが分かる、
それだけでアメリカ映画と違う雰囲気に
一気に入っていく
こういうところも映画の面白さだ。

主人公は仕事も無く
すぐに切れやすくてケンカが絶えない
恋人との間に子供が生まれ
これからは真面目に生きて行こうと違うが
周りがそれを許さない。
でもそれが彼が育った環境であり
これまでの生きざまなのだ。



傷害事件の裁判で
300時間の社会奉仕を命じられ
そこでロビーは現場指導者ハリーと
3人の仲間と出会った。
そして新たにウイスキーの奥深さも知る。

彼は自分の新たな才能を発見し
それを利用した
人生大逆転の賭けは
果たして巧く行くのか・・・



映画としての出来は良いいし
頑張れば報われるというテーマも
なんか元気がでて良い

でもその方法がこれで良いのか?
そして何よりケン・ローチ監督の映画が
こんな優しい(手ぬるい?)ラストでいいのか、

そんな気分でエンドロールを見た。

何だか未消化だ。

この後どこかで破綻して
虚しいラストを期待していたので
これで良いのかって気持ちの方が
大きかった。
でもまあ、爽やかっていえば
優しい気分になれる映画、これはこれで良いのか。



★100点満点で75点


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