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映画「クロエ 」満ち足りた生活の最小不幸

2011-06-17 19:09:05 | ミニシアター系映画
「クロエ 」★★★☆
ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン、
アマンダ・セイフライド、マックス・シエリオット 出演

アトム・エゴヤン 監督、
96分、2011年5月28日,
2009,カナダ、フランス、アメリカ,ブロードメディア・スタジオ、ポニーキャニオン
(原作:原題:CHLOE)






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「社会的に成功している夫婦と息子の3人家族、
何不自由ない生活を送っているように見えるが
キャサリン(ジュリアン・ムーア)は
夫(リーアム・ニーソン)の浮気を疑い
真実を確かめるため、偶然知り合った
娼婦クロエ(アマンダ・セイフライド)に
夫を誘惑してもらいたいと仕事を依頼する」



バカな奥さんだな
自分は産婦人科医として個人のクリニックを持ち
ダンナは大学の教授、ピアノを弾く息子
邸宅と言えるような家に住み
それいて彼女は「何かが足りない」と感じる、
そうだ夫の愛情が昔と全然違うのだと。



バカバカしい、
そう思うけれど
そんなことしか頭で考えられないキャサリンは
クロエに誘惑された旦那の様子を聞きながら
最後にはクロエの口づけを受け入れてしまう、
何してんだ・・・・、
けれどこの空虚な感じは何だ。


社会的地位はあっても
溢れんばかりの若さを振りまくクロエから
目が離せない、
当のクロエは自分にないものを持つ
キャサリンに惹かれていく、
不思議な静けさを持つ映画だ、
今回はリーアム・ニーソンは
周囲の思惑を全く知らないダンナを演じ、
もちろんアクションシーンもない。

衝撃のラスト、
こうなったらいくとこまでいくかと思われたが
ワリとあっさり終わりが来る

ホラーになりかけのギリギリで
これは都会生活の大勢の中の孤独や
満ち足りた生活の不満足など
言葉には説明できないものを
ジュリアン・ムーアの存在が
全てを語る大人な映画だった。



★100点満点で70点


soramove
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ジュリアン・ムーアは多彩だ、物凄く美人ってわけじゃないが
とにかく出演作品は多い。

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