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書籍「幸福な生活」最後の一行で「落とす」心地よさ

2011-06-19 00:09:42 | 読書の時間
「幸福な生活」★★★☆
百田尚樹 著 ,
祥伝社、2011/5/27、1版
(274ページ , 1,575 円)


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「実は百田尚樹の『永遠の0』は
久し振りに好きな個所に付箋を付けたりして
ほとんどは読んだらオークションに出すか
最寄り駅の本棚に置くか
すぐに処分するようにしているが
久々に手元に置こうと決めた本だった、
ということで新刊が出たのでさっそくネット注文、
他の読む本のリストを後回しにして読みだした」



『永遠の0』を予想してると
全然違うテイストで

たくさんの短編のすべてが、ラストの一行で
心地よい「オチ」で決着という、
面白い作りの作品集となっていた。


短編だから深い感動や
読後感というものも感じる前に次へと
ページを進めてしまうので
全部読み終えてちょっと疲れた。



星新一や阿刀田高なんかを
むさぼるように読んでいた頃を思い出したが
なんか飽きるんだよね、
いくらなんでも全部が全部
最高の出来ってわけじゃないし、
玉石混交、でも面白かったな。


作家さんが小説のアイデア帳をつけてるなら
そんな小さなエピソードを集めて
ラストでストンと落とすことを決めて
作家が手腕を発揮したという感じ。

きっとこの短いエピソードに着想を得て
また感動させてくれるんだろうな

そんな本とは直接関係ないことまで
あれこれ考えながら
少し残しておこうと思いながらも
2日で読み切った。


日常に潜むありえそうな
ちょっと怖い話から
これはないなと笑ってしまうようなものまで
どの部分から書き始めたんだろうかとか
結構楽しんで読んだが
深い感動や味わいは無い。

この作家に求めるものが違うので
楽しんで読みながらも
どうにも納得いかない

そんな気分で読んではいたが
長編小説の合間の気分転換にはいいかな。

★100点満点で70点★


soramove
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