走快エイトの気まぐれ人生

家族・スポーツ・スペシャルオリンピックス・教育・消防団・仕事・テレビ番組などの話題を、気ままに綴っていきます。

世界は「B.C.」と「A.C.」で完全に変化した!

2020年04月11日 14時30分05秒 | その他
ネットで偶然に「新型コロナ 記者は見た! 日本政府の水際対策」という記事を見ました。これは、NHK国際部記者の辻浩平さんという日本人男性の方が、イギリス・ロンドンのヒースロー空港から帰国する際に体験したことを写真入りでNHK NEWS WEBに4月9日投稿されたレポートでした。彼は羽田空港に到着しましたが、私も成田空港で働いていますので、ある程度は状況がイメージできました。最も興味深かったのが、記事の中で紹介されたニューヨークタイムズのコラムニストが、『世界は「B.C.」と「A.C.」で完全に変化した』と指摘していた部分でした。

世界史に出てくる「B.C.」はBefore Christ で紀元前を意味しますが、そのコラムニストは「Before Corona (コロナ以前)」と「After Corona(コロナ後)」と言い換え、新型コロナウィルスがもたらした大きな変化について論じていたとのことでした。現在の騒動が終わっても、殆どの物事はコロナ感染が起きる前の状態には100%戻らないということは明らかだと思います。日本は、中国に様々な面で関わっている事も理解できました。不幸中の幸いと言えるかもしれませんが、世の中ではテレワークが一気に進みました。中には、考え方がまるっきり反対になった事があるかもしれませんね。
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セカンドネイチャー

2015年11月28日 21時33分07秒 | その他
先日、テレビで元NBAの選手が日本の中学校へ赴き、男子バスケ部を指導する番組を視聴し、とても感動しました。最も印象的だった言葉がセカンドネイチャーでした。何度も練習を繰り返すことにより、生まれつきの本能の如く反射的に何かをする事ができるようになると言った意味のようです。
これは、スポーツの世界だけでなく、日常の生活とか学校や職場でも応用できる事だと感じました。以前、最寄り駅から自宅までジョギングして帰るように努めたことがあります。初めの頃は意識的に走りましたが、慣れてくると無意識のうちに小走りからジョギングに変わっていました。
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今年の稲刈り時期

2014年08月24日 10時58分00秒 | その他
私がお気に入りの田んぼ周回コースでは、早くも稲刈りが始まっています。千葉県酒々井(しすい)町では、例年に比べて稲の成長が早く、近所では21日に稲刈り初日を迎えたようです。

私が小学生低学年の頃までは、我が家でも田畑をたくさん耕していました。稲刈りの時だけ、近隣市町村にお住まいの方3人が手伝いのため我が家に寝泊まりし、両親たちと稲刈りをしていました。

当時はトラクターもなく、人力で全て行いました。子供だった私は、刈り取られた稲を田んぼの中に竹で組んだ物干しに、稲の束を洗濯物のように日干しにするおだかけを手伝ったものです。
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恵みの雨

2014年02月14日 21時22分59秒 | その他
私は、生まれてから長い間、雨は嫌いでした。幼い頃は、服が濡れたり汚れるのが、極端に嫌でした。また、外で遊ぶのが好きでしたから、雨は好きになれませんでした。

高校時代にジョギングの概念を知ってからというもの、長い距離をゆっくり楽しんで走っても構わないことを悟り、様々な距離のレースに参加しました。ですから、雨は嫌いでした。

ところが、いつの間に気持ちが変わりました。特に、今の時期の雨は、花粉対策のマスク無しで外出できるし、積もっている雪を溶かしてくれます。空気の乾燥も防いでくれます。

恵みの雨と、私は実感しています。しかし、夏から秋にかけての災害を引き起こす台風のような豪雨は、未だに好きになれません。台風が好きな人って、果たしているのかな?
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生きているうちに

2014年01月28日 22時02分48秒 | その他
これまでSNS、つまりツイッター、ブログ、フェイスブックには、一切述べなかった事実を、お酒に酔った勢いで述べたいと思います。実は、昔からの親友が、昨年末に亡くなりました。既に1カ月半も経過しているのに、未だに彼の死を引きずっているようです。何度も夢枕に立つ彼は、同級生たちと微笑みながら談笑している光景ばかりです。あの世に行ったとはいえ、彼のプライバシーについては、保護しなければなりませんので、この投稿を見て「にえきらない」というか、中途半端に思えるかもしれませんが、どうぞお許し下さい。

彼が亡くなってからというもの、よく考えるのがこの世とあの世の比較です。私には高校生の時に、三途の川を渡った経験がありますが、記憶が全くありません。よって、丹波哲郎氏による「大霊界」とか、水木一郎氏による「ゲゲゲの鬼太郎」によって、天国と地獄をイメージせざるを得ません。私の勝手なイメージですが、もし私が他人を傷つけたり犯罪に手を染めないで、寿命を全(まっと)うできたとしたら、天国に行けると思っています。天国では、楽しい事ばかりで辛い事がないため、多分、今の私には物足りない世界になるかもしれません。

大好きだったお爺ちゃんやお婆ちゃんをはじめとする偉大なるご先祖様や、大好きだったペットたちに会うことができるのは嬉しいのですが、次の点で満足できません。それは、私と同じく走る趣味をお持ちの方なら共感して頂けると思うのですが、天国では走っても疲れないし、地面に着地した足から伝わる衝撃もないし、極端に言えば、辛い経験が出来ないと言う事です。いくら思い切り走っても、息苦しくないでしょうし、生きている証(あかし)が実感できないのです。死んだら当たり前ですね。私には正確な事は分かりませんが、生きているうちが「修行」なのでしょう。

この「修行」を成就しなければ、天国に行けない、若(も)しくは天国でも苦労するということなのかもしれません。こんな事を言うと、真面目に考えている皆さんに叱責を受けるかもしれませんが、私は地獄と天国の両方に行くことを希望しています。つまり、様々な経験がしてみたいのです。たとえ、自分の身体が朽ち果てても、魂は元気元気で、あの世でも他人に迷惑をかけないように気遣いますが、思い切り好きなことをしたいのです。当然ながら、今の女房とはあの世でも上手く付き合いたいですが、片思いだった彼女とも・・・女房によって地獄に落とされるかな?

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フィスブックの友達が再び500名に達する

2012年11月14日 08時24分58秒 | その他
かつて友達解除したのですが、その後に交流が再開し、改めて私から友達リクエストしていた方から、本日ご承認が頂けました。これで、再びFB友が500名に達しました。そんな私も、FB登録をして間もない頃は、なかなか友達が出来ませんでした。

昨年の夏、走る仲間と知り合って以降、自分でも恐ろしいほどリクエストしまくり友達を増やした経緯があります。そのしっぺ返しか、600名に達しそうな時に、友達になっても交流をしていない方の存在が気になり始め、悩んだ末に100名前後もの方と友達解除してしまいました。

私の行動について、親友の一人から、友達解除はすべきでない旨の婉曲的な批判がありましたので、無暗に友達を増やす愚かな行為を猛省しました。その後、可能な限り友達解除は避けよう、共感できることがあるからといって安易に友達にならないようにしよう、解除した方とも改めて交流が始まれば再び友達リクエストしようと考えるようになりました。

フェイスブックは、友達の数ではなく、いかに交流するか、その質がポイントだと聞いています。その点、現在お世話になっている各グループでは、それぞれの構成員同士が友達交流を広げており、好ましい状態にあると思います。私からの一方的な友達ではなく、友達同士が仲間として交流を深めているので、今後の発展が楽しみです。(2012年11月13日にフェイスブックへ投稿したものです。なお、掲載した写真は、アプリを使った交流の度合いによって大きさが変わるものです。私が恣意的に写真の大きさを調整した訳ではありません。)
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ブログに異常発生

2012年10月03日 09時08分27秒 | その他
10月3日、久し振りに自分のブログを開こうとしたところ、見ることが出来ません。こんな不具合が発生すると、余計にブログ投稿への気持ちが少なくなってきます。ツイッターとの連携もおかしくなったままで、ずっと呟きのまとめが自動投稿されていません。SNSの世界に入る切っ掛けをくれたgooブログですが、そろそろ辞めようかなと心が動いています。
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整理整頓の意味

2012年03月07日 08時29分12秒 | その他
かつて平成10年以降、通算で5年間PTA会長を務めていた当時、一般の保護者では考えられない程に多く、様々な講演会に参加したものです。ある講演会でご縁を頂いた講師の方が、次のようなお話をされたことを思い出しました。『家に入る際は、玄関で履物を脱ぐ時、すぐに履けるように向きを変えて揃えておくこと。そうすれば、見栄えも良いし、いざ帰るまたは出かける際に、心が乱れません。ですから、私は、自分のものだけでなく、他人の分まで履物を揃えておくように努めています。この行動が多くの皆さんによって実践されたら、もっと住みよい世の中になると思いませんか?』

また、一般的によく言われるのが、整理整頓できずに部屋じゅうに物が散らばっているのは、自分の心の中も同様に混沌としており、整理整頓ができていない証拠ということです。今の自分はと我が身を振り返れば、だらしなく物が部屋に散在しており、恥ずかしい次第です。きちんと整理しようとは思っていても、ちょっとだけすると飽きてしまい、後回しにしてしまいます。 普段から、物をきちんと揃えて整理しておけば、探すためにかける無駄な時間も節約でき、効率良く物事を進めることができます。また、見た目がスッキリしますので、急に来客があっても、あわてる必要もありませんね。
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スパムが・・・

2011年09月28日 14時00分22秒 | その他
最近、あまりブログに熱を入れていないせいか、本日になってようやくスパムと呼ばれる種類のいわゆる迷惑なコメントが時々寄せられていたことに気付きました。現在の内閣に対する決起集会とか、日本人の英語学習に関するあまりにも偏見のある長いコメントなどです。以前は、女性の裸の写真や風俗関係のサイトに繋がるコメントまでされたことがありました。すべてが、金銭がらみの迷惑メールと同じようなものです。

早速、気付いた不可思議なコメントは削除しました。他人のブログに勝手に迷惑なコメントを残していく輩(やから)には、皆さんも気を付けましょう。私のように、気付くのが遅れると、善意でブログに立ち寄ってくださった方にまで、かなり不快な思いをさせてしまう可能性が高いですから。 自分が、そんな輩と知り合いとか濡れ衣を着せられないよう、自己防衛をしていきましょう。私も今回は反省しています。
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命懸けの横断

2011年08月31日 19時58分39秒 | その他
私の自主トレに使うマイコースは、4キロに渡る田んぼの周回コースです。最近よく、色鮮やかな芋虫が、舗装道路を横断している光景を目にします。いくら田舎の田んぼ道でも、一応は生活道路となっていますし、よその人から見れば抜け道に利用されているため、平日の通勤時間となれば、それなりに車が走っています。ですから、芋虫を見ると、なぜ命を懸けてまで道路を横断するのか不思議でなりません。

道路には、車に轢かれてぺちゃんこになったミミズ・亀・ヘビ・トンボ・ハチ・芋虫などの死骸が所々にあり、それらに遭遇するたびに命のはかなさを感じてしまいます。さすがに、走っている際に、私は生き物が見えれば避けますので、踏み潰すことはありません。舗装道路にさえ出てこなければ、死なずに済んだのに・・・本当に可愛そうです。死んだ生き物たちには、みんな成仏してほしいものです。
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ブログのアクセス数の不思議

2011年08月02日 14時24分50秒 | その他
2010年5月4日に登録したツイッターは、私にとって欠かせない楽しみになりました。自動的に1日ごとの呟きをまとめてブログに投稿してくれるシステムは、備忘録にもなります。ツイッターの便利さのせいか、一時はブログへの情熱が薄れ、通常のように自分で文章を考えて投稿するブログが激減しました。しかし、最近では、週に2,3回程度はブログを投稿できるようになりました。その際、ブログアクセス状況を調べてみると、訪問者数の増減が大変に興味深く感じています。

毎日ツイッターにより呟いたことが、自動的に呟き集となって投稿されます。最新1週間について例を挙げると、7月26日のブログ訪問者は、本来のブログは無で201人。27日は「夏休みの予定」を投稿し223人、28日は「マイ愛フォン」を投稿し287人、29日は「雷神トール」を投稿し243人、30・31・8/1は本来のブログ無で、順に236・202・222人でした。単にツイッターによる呟き集の投稿だけで、200人を超える方がご覧になっているとは、嬉しい限りです。

ブログのタイトルや掲載した写真にもよるのでしょうが、iPhoneに関することやタイムリーな出来事について投稿すると、訪問者数が増えているようです。7月9日に「なでしこの躍進」というブログを投稿したところ、これまで越えられなかった厚い壁の訪問者数300人を、余裕で超えてしまいました。これには、とても驚きましたし、またブログを書いて投稿しようという気にさせられました。なにも、訪問者数を競っているわけでもなく、数字に惑わされることなく、地道に今後も投稿し続けていきます。
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パラレルワールド

2011年06月27日 23時05分28秒 | その他
TBSで放映されていた「Jin-仁-」に感化され、様々なことを考えてしまいました。其の内の一つが、「もし、自分がテレビのように江戸時代とまではいかないけど、自分が今まで生きてきた過去のどこかにタイムスリップし、自分の人生に関わることをしてしまったら、今の生活が変わってしまうのか?自分は、現在と違う家族と生活しているのか?」ということでした。

パラレルワールドという言葉をご存知でしょうか?フリー百科事典の「ウィキペディア」には次の通り説明がありました。ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。「四次元世界」、「異世界」、「異界」、「魔界」などとは違い、我々の宇宙と同一の次元を持つ。並行世界・平行世界と訳される。並行宇宙や並行時空といった呼称もよく使われる。

実は、タイムカプセルに憧れ、以前にも何度か学生時代に戻ったことを仮定してみたことがありました。ドラえもんの場合は、過去の人との接触はご法度で、ただ第三者として当時の映像を実体験するだけでした。しかし、「Jin-仁-」のように、当時の人と共に生きながら接触してしまったら、歴史の修正力は当然あるのでしょうが、多分相当の確率で現在が変わっていることでしょう。

何度か経験した失恋が相思相愛になったら、今の私の生活はありません。愛する女房や子供たちも、別の人に取って代わっていることでしょう。実際の今より素晴らしい人生、それとも堕落した人生、全く同じ人生、一体どんな人生を歩んでいることか?若い頃は、空想好きでそんなことをよく考えたものです。でも、50歳間近の自分は、けっこう今の人生も悪くないものだと思っています!
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日本語の魅力

2011年05月19日 07時37分25秒 | その他
日本人として生きてきて、あまり意識しなかったけれど、日本語について今朝のテレビ番組での「外国人が知る日本語特集」を見ながら、改めて考えてみました。確かに、日本語は他の外国語に比べて、人を思い遣る言葉や、感情表現が多いですね。私が学生時代に英語と中国語を専門学校で学んでいた頃は、日本語の曖昧さが気になりましたが、これもはっきり意思を相手に伝えないことでの思い遣りに繋がっていたのでしょうか?

英語と中国語では、文法の並び方が主語の次に述語がくるので、物事をはっきり直接的に相手に伝えやすいように感じました。日本語の場合は、文章でも最後まで読まないと「Yes」なのか「No」なのか分からないことが多いです。助詞も多いので、外国人には日本語を学ぶ際の障害になっているのだろうと想像できます。ちなみに、私自身は、幼い頃から漢字の勉強は苦になりませんでしたが、国語の授業、特に長文読解が大の苦手でした。
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暗証番号&パスワード

2011年05月14日 20時13分31秒 | その他
5月12日、デスクトップPCに自動節電プログラムというソフトが考案されたことを知り、そのソフトを早速ダウンロードして使い始めてみました。場合によっては、30%も電力が節約になるとの説明がありましたが、実際にどうなるかは不明です。日頃から、自宅に居る間は、PCをいじっている時間が長いものですから、ダメ元で試してみたのですが、少々面倒な事態が発生しています。

それは、twitter ・ facebook ・ Yahoo! JAPANを利用する際に、度々ユーザーネームとパスワードを入力させられるのです。成田空港の職場でも、出勤時に職員通路の扉・事務室の扉・更衣室の扉などで暗証番号を求められます。また、業務上に欠かせないPC端末を使用する際は、ID番号とパスワードが求められています。ですから、安全確保に必要なことは理解しています。

しかし、一度起動した自分のデスクトップPCで、twitterなどを利用する際にユーザーネームとパスワードを入力し、それを保存すれば、今までならその後は数日間すぐに使用できたものが、その保存が効かないのです。自動節電プログラムというのは、消費者に面倒なことも要求するのか、もっと楽に節電できたら良かったのにと思ってしまうのは、私だけでしょうか?
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貴重な発見資料

2011年03月24日 17時06分12秒 | その他
本日の午前中、今年度最後の教育委員会評価委員会に出席してきました。その際、教育長さんから「会議終了後に宜しければどうぞ。」とのお誘いで、ある貴重な資料を一緒に拝見してきました。それは、町内のあるお宅の物置から、最近になって発見された寺子屋に係るもので、町社会教育課の文化財担当の職員が中心になって分析・調査され、昨日から公民館において期間限定の展示となったそうです。

明治時代に全国で正式に学校が誕生する前の江戸後期と推定されるそうですが、我が町には数か所の寺子屋があったことが資料で確認されています。寺子屋とは、江戸時代の一般庶民を対象にした私的教育機関の総称です。天保年間(1830~1843)から幕末期にかけて、全国で爆発的に増加したそうです。「青樹堂(せいじゅどう)」と呼ばれる我が町にあった寺子屋の資料ですが、素晴らしい物ばかりでした。

教科書類(数学・地理・歴史・道徳・漢文などにあたる各教科のテキスト)・矢立(筆入れ)・塾生の名簿などを拝見し、感動しました。教科書は、原本を写した物が使われており、作成された期日は古い物ですと天明3年(1783年)と記載されており、よくこんな印刷物が現在まで朽ちずに残ったものだと不思議に思いました。全て漢字で書かれており、挿絵や説明図が無ければ、まるで漢文の教科書みたいでした。

同伴して下さった町職員の方の説明によると、『当時の寺小屋では、制度はまちまちでしたが、地域によっては授業料が現金払いだけでなく、農作物などによる現物払いという所もあった。入塾・退塾は自由で、学習内容は俗に言われる「読み」「書き(習字)」「そろばん」を中心にした学問のほかに、人間関係の基本である「禮(れい)」や「躾(しつけ)」にまで及んでいた。』とのことで、とても驚きました。
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