7年前の今日、夕食が終わって子供を塾まで迎えに行く前、いつものように玄関を出るとすぐに彼の様子をうかがいました。その時は瀕死の状態でも、まだ命の砂時計は落ち切っていませんでした。しかし、塾から帰宅すると、彼は安らかに息を引き取っていました。我が家の愛犬、18年連れ添った家族、名前は「ハナクロ」といいました。最後の年は、正月に一度倒れてしまい、食事も取らなくなった際には、もう老衰によりご臨終かと悲しんでいたら、奇蹟的に一旦持ち直し8月30日まで生き続けたのです。
犬が18年生きるって、人間で言えばもうかなりの高齢だと思います。平成元年に彼が我が家に迷い犬としてやってきた時は、まさかこんなに長い付き合いになるとは想像もつきませんでした。幼かった彼は、生命力の塊みたいで、小さい身体に不釣り合いな太い脚をしていました。スクスク育った彼は、雑種だけど秋田犬みたいに格好良くなりました。亡くなる前の1か月は殆ど寝たきりでしたが、当日はフラッと起きだし、庭を歩き始めました。もう逃げる力も残っていないので、首輪から綱は外しました。
きっと、あの行動は天国に旅立つ前に我が家の庭の景色を目に焼き付けようとしたのだと思います。それにしても、動物の底力は凄いです。盆栽のテーブルに昇っている写真は、まだ若くて元気モリモリのころで、偶然ですが太陽の光が写って、神秘的な感じがします。彼は、よくテーブルの上で昼寝をしていました。滅多に吠えないし、小鳥や野良猫に自分の餌をあげてしまう程に優しい犬で、番犬の役目をしたのかどうか疑問ですが、顔だけは迫力ありました。今は、天国で野山を走りまくっていることでしょう。合掌
犬が18年生きるって、人間で言えばもうかなりの高齢だと思います。平成元年に彼が我が家に迷い犬としてやってきた時は、まさかこんなに長い付き合いになるとは想像もつきませんでした。幼かった彼は、生命力の塊みたいで、小さい身体に不釣り合いな太い脚をしていました。スクスク育った彼は、雑種だけど秋田犬みたいに格好良くなりました。亡くなる前の1か月は殆ど寝たきりでしたが、当日はフラッと起きだし、庭を歩き始めました。もう逃げる力も残っていないので、首輪から綱は外しました。
きっと、あの行動は天国に旅立つ前に我が家の庭の景色を目に焼き付けようとしたのだと思います。それにしても、動物の底力は凄いです。盆栽のテーブルに昇っている写真は、まだ若くて元気モリモリのころで、偶然ですが太陽の光が写って、神秘的な感じがします。彼は、よくテーブルの上で昼寝をしていました。滅多に吠えないし、小鳥や野良猫に自分の餌をあげてしまう程に優しい犬で、番犬の役目をしたのかどうか疑問ですが、顔だけは迫力ありました。今は、天国で野山を走りまくっていることでしょう。合掌