麻耶雄嵩(まやゆたか)『隻眼の少女』
第64回日本推理作家協会賞(2011)、
第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。
あらすごい。
と言いつつ、トータルの感想は星ひとつ!!!
お見事!!!
最終的な読了感は「一本取られたな〜」となる。
それだけを求めるなら良いと思う。
けどね、
「読書時間」の観点で、とにかく苦痛の出来。
『イニシエーションラブ』かよ!!!
特に前半が苦痛。
ぶっちゃけてしまうと、全体構成が
ミステリとしてのヒントが無いというか
ヒントを信用できない仕立てになっています。
そしてそれはなんとなく、前提としてわかってるんだけど。
だったら、さっさと後半に行けば良いのに、無駄に長い。
あと、設定がいろいろとダサい。
主人公の意味無し衣装とか、
最後に意味ある風に語るけど、無いよ、意味。
ダサい。
あと表紙もダサい(実写版)。
ちなみに本格推理作家協会賞は『折れた竜骨』とダブル受賞。
どちらも、ミステリの「大仕掛け」として見たら
悪くない作品なのかもしれないし
ミステリ関連の賞に値いするのかもしれないけれど、
読者に対して誠実じゃないっていうか、
読書時間そのものを馬鹿にしていると思う。
この前年の『乱反射』もそいういう傾向あるし、
この2年だけ審査員やった赤川次郎がセンス古いんじゃないか?
第64回日本推理作家協会賞(2011)、
第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。
あらすごい。
と言いつつ、トータルの感想は星ひとつ!!!
お見事!!!
最終的な読了感は「一本取られたな〜」となる。
それだけを求めるなら良いと思う。
けどね、
「読書時間」の観点で、とにかく苦痛の出来。
『イニシエーションラブ』かよ!!!
特に前半が苦痛。
ぶっちゃけてしまうと、全体構成が
ミステリとしてのヒントが無いというか
ヒントを信用できない仕立てになっています。
そしてそれはなんとなく、前提としてわかってるんだけど。
だったら、さっさと後半に行けば良いのに、無駄に長い。
あと、設定がいろいろとダサい。
主人公の意味無し衣装とか、
最後に意味ある風に語るけど、無いよ、意味。
ダサい。
あと表紙もダサい(実写版)。
ちなみに本格推理作家協会賞は『折れた竜骨』とダブル受賞。
どちらも、ミステリの「大仕掛け」として見たら
悪くない作品なのかもしれないし
ミステリ関連の賞に値いするのかもしれないけれど、
読者に対して誠実じゃないっていうか、
読書時間そのものを馬鹿にしていると思う。
この前年の『乱反射』もそいういう傾向あるし、
この2年だけ審査員やった赤川次郎がセンス古いんじゃないか?