今日は、爽やかでいい日でしたね。
僕は、平熱が高いせいで(36度5分)暑さには強いが、クーラーには弱い。
平熱が高いのは、長年やっている仕事のせいだと思う。
夏になると、40度近い室温の中での仕事なので、、そうなったんだと思う。
だから夏は好きです。(だから、って言うのも変な話ですね。笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/98/3ac01f6c9b171dbe4de189900f6aa1f0.jpg)
奇跡のパッカーン!
そろそろ次の攻撃が来る頃だ。
僕は立ち上がると、さっきの棒を再び正眼に構え、目を閉じた。
もちろん彼は、言われなくても、今度は僕の右足にしっかりとしがみついている。
敵の気配がものすごいスピードで近づいてくる。
僕は左足を前に出すと、今度は構えを上段に変えた。
「今だーっ」僕は気合と共に棒を振り下ろした。
かすかな手ごたえと共に、右肩に軽い衝撃を受け、右によろめいた。
僕は、棒を左手に持ち、右手で彼を抱き上げると、壁づたいに走った。
地面が平らな事と、棒を持ったほうの手で壁を感じながら走れるので、結構早く走る事ができた。
次の瞬間、僕らは何かにつまづき倒れそうになるのを、ようやく持ちこたえると、振り返り、
しゃがみ込んでみると、なんと、僕らのリュックらしい。
中に手を入れてみると、バットとボール、ペットボトルなどが入っている。ラッキーだ!!
僕はリュックからバットを取り出すと、
「しんくん、ホラこれもってろ。」と、バットを渡した。
あまり意味はないかもしれないが、奇跡は起こるかもしれない。
「よ~し、しんくんこれでヤミクロをやっつけてやる!!」
と言って、バットをぶんぶん振りだした。
しまった、油断していた。彼はバットを振るために僕から少し離れていた。
「バットを振るときは人から離れて振るんだよ。当たったら危ないからね。」と、いつも、言い聞かせている。
強烈な気配と共に、黒い影が彼に近づいて行った。
僕は慌ててリュックをまさぐると、ボールをつかみ出しヤミクロの気配に向かって投げつけた。
「パッカーン」とプラスチックのバットとボールが当たる時のちょっと間抜けな音と同時に、
何とも邪悪で恐ろしい叫び声が、この広間中に響き、こだました。
すぐ側の彼の所に走り寄ると、きつく抱きしめた。
その声が小さくなり、やがて消えると、広間はまた静寂に包まれた。
僕らは、リュックからペットボトルを一本取り出すと(彼のは、なくしてしまった)蓋をはずし
まず彼に渡した。その代わり彼からバットを渡された。そして、飲み終わると僕にペットボトルを渡しながら、
「ヤミクロやっつけた?」と、彼が聞いた。
僕はひと口お茶を飲むと、
「そうだ、2人で力を合わせてやっつけたんだよ。」と、言った。
「もう来ないかな?」
ぼくは、ペットボトルの蓋を閉めながら、
「いや、わからない。とにかく長居は無用だ。早く脱出口を見つけよう。」
そう言うと、ペットボトルをリュックにしまうと、それを背負い、
左手で彼と手をつなぎ、右手に例の棒を持ち、僕らは、壁づたいに歩き出した。
僕は、平熱が高いせいで(36度5分)暑さには強いが、クーラーには弱い。
平熱が高いのは、長年やっている仕事のせいだと思う。
夏になると、40度近い室温の中での仕事なので、、そうなったんだと思う。
だから夏は好きです。(だから、って言うのも変な話ですね。笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/98/3ac01f6c9b171dbe4de189900f6aa1f0.jpg)
奇跡のパッカーン!
そろそろ次の攻撃が来る頃だ。
僕は立ち上がると、さっきの棒を再び正眼に構え、目を閉じた。
もちろん彼は、言われなくても、今度は僕の右足にしっかりとしがみついている。
敵の気配がものすごいスピードで近づいてくる。
僕は左足を前に出すと、今度は構えを上段に変えた。
「今だーっ」僕は気合と共に棒を振り下ろした。
かすかな手ごたえと共に、右肩に軽い衝撃を受け、右によろめいた。
僕は、棒を左手に持ち、右手で彼を抱き上げると、壁づたいに走った。
地面が平らな事と、棒を持ったほうの手で壁を感じながら走れるので、結構早く走る事ができた。
次の瞬間、僕らは何かにつまづき倒れそうになるのを、ようやく持ちこたえると、振り返り、
しゃがみ込んでみると、なんと、僕らのリュックらしい。
中に手を入れてみると、バットとボール、ペットボトルなどが入っている。ラッキーだ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/47/d93b1e849e2565b0fc5a45edf5b7545c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/25/5a2b5a2219356d25beb6c00b0f33acb0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d0/bc839b8f2304aeec96cdfad8131d26b3.jpg)
僕はリュックからバットを取り出すと、
「しんくん、ホラこれもってろ。」と、バットを渡した。
あまり意味はないかもしれないが、奇跡は起こるかもしれない。
「よ~し、しんくんこれでヤミクロをやっつけてやる!!」
と言って、バットをぶんぶん振りだした。
しまった、油断していた。彼はバットを振るために僕から少し離れていた。
「バットを振るときは人から離れて振るんだよ。当たったら危ないからね。」と、いつも、言い聞かせている。
強烈な気配と共に、黒い影が彼に近づいて行った。
僕は慌ててリュックをまさぐると、ボールをつかみ出しヤミクロの気配に向かって投げつけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a4/dcac890fd260ea27c72b19a3c0cd1a79.jpg)
「パッカーン」とプラスチックのバットとボールが当たる時のちょっと間抜けな音と同時に、
何とも邪悪で恐ろしい叫び声が、この広間中に響き、こだました。
すぐ側の彼の所に走り寄ると、きつく抱きしめた。
その声が小さくなり、やがて消えると、広間はまた静寂に包まれた。
僕らは、リュックからペットボトルを一本取り出すと(彼のは、なくしてしまった)蓋をはずし
まず彼に渡した。その代わり彼からバットを渡された。そして、飲み終わると僕にペットボトルを渡しながら、
「ヤミクロやっつけた?」と、彼が聞いた。
僕はひと口お茶を飲むと、
「そうだ、2人で力を合わせてやっつけたんだよ。」と、言った。
「もう来ないかな?」
ぼくは、ペットボトルの蓋を閉めながら、
「いや、わからない。とにかく長居は無用だ。早く脱出口を見つけよう。」
そう言うと、ペットボトルをリュックにしまうと、それを背負い、
左手で彼と手をつなぎ、右手に例の棒を持ち、僕らは、壁づたいに歩き出した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます