語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

  霞ヶ浦はそんな風・・・

2015-04-30 01:53:05 | Weblog
そうなんですよ・・・。
船が、無料応援船の船が・・・15分送れて到着!!
たぶん3人がゴールに向かっている最中に・・・
僕は一足先にゴールしてしまった。
最大に盛り上がる場面がなくなってしまった!!
応援に来た方も、ゴールする方も・・・(涙)
親戚の女の子の妹(長い)も「消化不良!!」って残念がってました。

でも、前にも1回あったんです。
ずいぶん前ですが、7~8年前かな?
妻に息子・母が応援に来てくれたんですが、
ゴールしても誰も見当たらないんですよ。
おっかしいなぁ~と、うろうろしていると、
なんと妻がカメラを構えて一生懸命ゴールのほうを見てるんですよ、
僕は後ろから肩をたたきながら、「ゴールしたよ」って言うと、
振り返った妻は、チラッと僕を見るとまたカメラの方を向き、
「えぇ~~」と大きな声で言いながら、もう1度振り返って僕を見た。
「ずっと見てたのに、どうやってゴールしたの?」と、びっくりしてました。
母と息子がいないので聞くと、競技場の入り口まで応援に行ってるとの事。
僕は、トコトコ探しに行きました。
一生懸命走っている選手を応援している母に「ゴールしたよ」と言うと、
振り返った母は、信じられない!!と言う顔をして僕を見た。
ずっと見ていたはずなのに、どうして・・・

今思えば、もしかしたら競技場に入る前からゴールするまで、
透明だったのかもしれないですね。
だって、3人も見ていたのに・・・見えなかったんですからね。

来年は少し考えないといけませんね。(笑)

   それでは、また。

  かすみがうらマラソン5-2

2015-04-28 01:16:35 | Weblog
とにかく走る走る走る・・・!!
あーでもないこーでもないと、周りの迷惑顧みず、
ひたすら自分に檄を飛ばす!!
しか~し、38kmも近くなろうかという距離、明らかにペースダウン。
足が思うように上がらない・・・なぜだ!?
靴底を引きずる回数が増えてきて、ますます減速・・・。
あと4kmちょっと・・・たった4kmちょっと・・・。
くじけるのも歩くのもやめるのも・・・とっても簡単だ。
よ~し、行こうじゃないか、足を上げろ!走れ!俺はまだやれる!!
前を向け、そうだ顔を上げて笑顔笑顔・・・
そういいながら、引きつった【笑顔】を作り、顔を上げ歯を食いしばった。
40km手前付近では、楽しくなってきた。
4時間まであと4分なのに、「4時間切りはあきらめないぞ!!」
なんて冗談も飛び出すくらいだ。

時計を見る・・・なんとか10分台でフィニッシュできそうだ。
しかし、うかうかしていたら20分台突入だ!
誰もがそうな様に、最後の力を振り絞りラスト1kmを、
ゴールに向けひた走る・・・。
ゴールのある競技場に入ると、3人と約束していた「右側」に、
右手で人差し指を差し出しながら「どうだ!!!」って顔で走って行った。
あれあれあれ・・・!?と思っているうちに、
僕の雄姿は、カメラに収まることなく、ゴールイン・・・?
何でいないんだ・・・誰も?

 

それでもゴール後、いつもの様に振り返ると、
全ての事に感謝しながら、「ありがとうございました」とお辞儀をした。
4時間17分28秒・・・悪い記録じゃない。
54歳、今年も無事完走できた・・・じ~ん。

その後、計測チップを取ってもらい、
参加賞のTシャツやそば・スポーツウォーター・リゲイン・バナナなどなど、
最後に完走証を頂き、自分の陣地へ・・・。
さて3人はどこへ行ってしまったのか?

    それでは、また。

  かすみがうらマラソン・・・ちょっと

2015-04-27 02:52:28 | Weblog
木曜日から、また秋の諏訪湖マラソン(ハーフ)
そして、来年のかすみがうらマラソンに向け走り始めました。
ところが・・・筋肉が相当ダメージを受けたのか、
歩く分にはなんとも無いんですが、走ると、ももの筋肉がけっこう奥まで痛いんです。
右足の付け根も、微妙です。(涙)
とにかく無理しないように、ゆっくり走っています。

思ったんですが、ゴールまであと2kmで、5分で走りきる事はできません。
もちろん僕は・・・です。
その為には・・・ゴールまで2kmを10分で走ればいい様に、
走ってくればいい訳です。
1kmに付き、何十秒か早く走ってくればいいのですね。

そうなんです・・・目標があるのなら、今を大切にしなければ、
目標は達成できない・・・という事です。

わかってはいるんですが、なかなか出来ないのは、
マラソンも人生も同じですね(笑)

ちょっと・・・でした。それでは、また。

  かすみがうらマラソン5

2015-04-26 00:26:51 | Weblog
カナダに留学した親戚の女の子の妹さんは、
今年から大学生・・・お姉さんが借りていたアパートに引っ越して来た。
そんな訳なんです・・・お姉さんとどっちが美人かは・・・両方美人です(笑)

とにかく次は33km・・・この距離が問題。
なぜか?わからないけど、ここを軽快に越せるかどうかは重要。
ここ数年に無く軽快に走って行く。
でも、ふくらはぎとももの筋肉は、とっくに限界を超えている。
おまけに、右足の付け根まで痛くなってきた。
それでも、意識はすごくしっかりしているし、指先の痺れは無くなった。
僕は、次から次へと応援してくれる人達の顔を思い浮かべ、
「とにかく1歩1歩・・・右左右左・・・だ」
とつぶやきながら、走って行った。

33km付近のエイドステーションで体と足の筋肉に水分補給!!
とにかくモモやふくらはぎには、たっぷり水をかける。
今度は、35km地点が目標だ。
中学生になった息子に、ぶざまなカッコは見せられない。
なんとしても4時間に少しでも近いタイムでゴールだ。
残りの距離は、いつも練習している距離ぐらい・・・。
なんて事ない距離なのに、今の自分には遥か遠くのように感じる。
それでも、「苦しくなってからが、本当の力だ!!」なんて叫びながら、
周りのランナーにはうるさかったかもしれないけど、さらに走った。
35km地点を通過した時、「いける」と思った。
このペースでこの調子で行けば、4時間切りは無理でも、
10分台・・・あわよくばひとケタ台も出るかも!?なんて妄想を抱いた。
しかし、限界を超えて気持ちだけで走っている54歳のランナーには、
まだまだ試練が待ち受けていた。

    それでは、また。


  かすみがうらマラソン4

2015-04-25 00:35:00 | Weblog
かすみがうらマラソン写真http://allsports.jp/marathon/ へのリンク
イベント名(キーワード)に「かすみがうら」と入れてください。
そして、「第25回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会」
をクリック、ゼッケンNOは、14896を入れればOKです。
これで私の写真が見られますよ!!
写真下の時間が、13:00以降は30km台の写真です。苦しそうでしょう(笑)

さて・・・23km地点で3人に再会した僕は、すぐに靴を履き替え、
3人に写真を撮られ、それぞれと握手し抱擁すると、
手を振って別れを惜しみ再び走り出した!!(かなり脚色してる・笑)

  
       履き替えてる!!       こっちは・・・何してるのかな?

その後は順調に走って行くも、28km地点で指先がしびれだし、
何となく眠気も感じてきた。それでも、30km迄は・・・と歯を食いしばって走った。
30km過ぎのエイドステーション(給水所)に辿り着くと、
スタート前に買った怪しい補給食品を水と一緒に流し込む。
かなり・・・まずいし、べとべとする。
ここで僕は決断する!「5分休む」
バナナを食べたりチョコレートパンを食べたり、
しっかり水分を取り、屈伸をし足を伸ばし、ももやふくらはぎの筋肉に水をかけた。
時計を見ると、まだ2分ほどある・・・けっこう長いものだと思いながら、
腕を組み目をつぶって上を向いた。
そして自分に向かって・・・
「いいか・・・ここから先、絶対に走り通すんだぞ!!4時間切るつもりで、
3時間59分59秒に1秒でも近づく走りを!!」
僕は目を開けると、時計を見た。よし、再スタートだ!!

思ったより軽快に走り出した僕は、「これなら行ける」と呟いた。
さて、どうなる事やら・・・!?

    それでは、また。

  かすみがうらマラソン3

2015-04-24 01:36:47 | Weblog
ほぼ7分後にスタート地点を通過!!
さあ、42.195kmの旅への出発だ。
参加者はフルマラソン約16000人・・・多い(汗)
いちばん最初に参加した時は、何と約5000人ほど。
とにかく人数が多いと、スタートしてから5kmぐらいは、自分のペースでは走れない。
なので、どうしても最初の10kmが予定より遅くなってしまう・・・(涙)
だからといって、ペースを上げ過ぎる訳にも行かず、どうしようもない。

それでもなるべく自分のペースで走る為に、ジグザグ走行(笑)
でも、これがけっこう疲れる・・・。
前後左右常にチェックしながら、ぶつからない様に・・・走る。
とりあえず10km迄は、余裕のよっちゃんでまずまずのタイムで通過。
今年は予定通り、前半から給水所で必ず給水。脱水症状にならない様に・・・。
毎年の事だが、12~3kmぐらいから20kmぐらい迄が、いちばん調子がいい。
景色を見ながら、軽快に走って行く。
もう、人もバラけてきて自分のペースで走れる。
もうすぐ、妻と息子、カナダに留学した親戚の女の子の妹と再会の23km地点だ。
そこで、今履いている靴より、軽い靴に履き替える作戦だ!!
去年までとちょっと変わったコースを、23km地点に向かってひた走って行った。

   それでは、また。


  かすみがうらマラソン2

2015-04-23 02:20:07 | Weblog
昨晩は、リビングのソファで爆睡!!
何と目が覚めると・・・朝の4時!!
フルマラソンの後は、体が興奮していて熟睡できないんです。
今年は2晩、あまり眠れなかったし、日中もなんか「ふわふわ」していたんですよ。
それが昨日の夜は、パンを焼き終わってソファに横になったら・・・

誓いをたてておにぎりを食べ終わると、30分ほど散歩に出る事にした。
とはいっても、会場内の出店を回ってみるだけだけど・・・。
食べ物やランニングウェア・シューズ・・・いろんなものが売っている。
もしあったら欲しかったのは、レースの途中で力が無くなった時、
一瞬にして補充できるモノ・・・アミノバイタルとかウィダーとか、
見て回るとあるにはあるけど、いろいろセットになって1000円!!
なんてものが多い中、アメリカ製の怪しそうなものを発見!
257円・・・らしい。効能?を読むとまさにレース中の補給食品?
怪しそうなので、買ってみる。何となく効きそうだし、小さいのが気に入った(笑)
1000円を出すと、750円のお釣り・・・7円はサービスだそうだ。
う~ん・・・まあいいか(笑)

僕の身長ぐらい高く積み上げたランニングウェア・・・全部1080円
何枚か引っ張り出しては頂上に投げたけど、もともと1000円しか無かったので、
お釣りの750円しか持ってないから、買えないのだ(笑)

さて、ブルーシートを敷いた僕の基地に戻り、いよいよ出発だ。
走るカッコになり・・・とは言っても上に来ているものを脱ぐだけ。
鉢巻をきりりと締める・・・これが大切(笑)
車のキーと免許証・クレジットカードなどは身に付け、
自分の並ぶべき場所までランニング。
とは言っても、人がすご~くたくさんいるので、ひょいひょいひょいと走って行く。
【E】と書かれたプラカードの後ろのエリアに入る。
妻と息子、親戚の女の子の妹が来てくれるはずなので、
いちばん歩道側で体を動かしながら待つ。
まだまだスタートまで20分以上ある。
今年初めて装着して走る「サングラス付きメガネ」は思った以上にイイ。
目がすごく楽だ・・・暗いんじゃないかと思っていたが、想像以上に明るい。

  
        応援船 VIPルーム

応援の3人が現れた!!僕は嬉しいけど、来てもらって申し訳ない。
でも、やっぱり嬉しい(笑)
いろんなポーズで写真を撮ったり、そうそう、今年は・・・
「23km地点で靴を取り替えよう!!作戦」なので、
その打ち合わせとか・・・そうこうしているうちにスタートの時刻に!!
号砲がなると、3人と握手やハイタッチやグータッチをして、23km地点での再開を約束。
3人は、これから応援船にのって23km地点の「歩崎公園」まで、
僕は、本当のスタート地点へ向かって・・・歩き出した。

    それでは、また。


  かすみがうらマラソン

2015-04-21 00:41:46 | Weblog
当日は、天気予報通りの薄っすら曇り。
まあ、暑くも無く寒くも無くのコンディション。
準備を整AM7:15に出発。
常磐自動車道で、桜土浦まで・・・。
いつもの事だが、久しぶりのETC使用はとってもドキドキする(笑)

 
        ゴールとスタート前の整列中におどける私!?

高速を降りてから、混む道を避け左折して進むと・・・
何と全面通行止め!!
仕方なく、前の車に続いて細い道をくねくねと進む。
もう、どこを走ってるのかまったくわからない(汗)
やがて、センターラインのある広い道に出たので、ためらわず左折。
ところが走りながら、薄っすら出ている太陽の位置が後ろなのに気付く。
どう考えても内陸に向かっている・・・ので、途中で引き返す。
本当は、引き返したくない。前進しながら戻りたいのだが、
この場合、時間制限もあるので、仕方が無い(笑)

さっきこの道に出てきた地点を通り過ぎると、
程なく大会の駐車場に指定されている河川敷のすぐそばに出た。
本来ルートで駐車場に入ると、めちゃくちゃ時間が掛かるので、
もちろん15回の経験を生かして、すぐに入れるところから、すーっと。
もちろん、いけない訳じゃなくて、あまり知られていないルートだという事です。

駐車場からはいつものようにシャトルバスに乗って会場まで・・・
1時間半前に到着。ブルーシートを敷いて荷物を置き、
妻が作ってくれた、おにぎりを頬張る。
会場では、あの「有森裕子」さんが壇上で準備運動を指導している。
僕は、2個目のおにぎりを食べながら、ぼんやりと見ていた。

とにかく今年は、30km過ぎに決してあきらめない事・・・。
とてつもなく強い意志を持って、30km過ぎを走る事・・・。
おにぎりを食べながら、何度も何度も言い聞かせた。

    それでは、また。