~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/6/28(金)「不登校」「ひきこもり」に寄り添う

2019年06月28日 | 子ども・子育て
夜、東岸和田市民センターで開催された「学校に行きづらいこどもたちの居場所」に参加しました。

不登校やひきこもりの子どもたちや、
おとな、親、支援者などが集う、
「淡路プラッツ」の代表を10年つとめ、
その後、Office ドーナツトークを立ち上げられた田中俊英さんのお話をうかがいました。

●「ひきこもり」になるパターンは「高校中退→通信制高校→ひきこもり」というのが多い。
➡なので、高校で子どもたちが中退しないような関わりができれば「ひきこもり」は減少するのでは?というところから、高校内で居場所カフェ。

●「ひきこもり」の90%は、その人が必要なところには出かけられる「外出可能」。「親子間断絶」・「外出不可」は、10%程度。メディアの伝え方にも問題があるのでは?

●「面談支援」「生活体験」「レクリェーション」などの生活支援が、個別の「就労支援」につながる

●親や支援者が、「地雷」(不適切な言葉がけ)を踏まなければ、「親子間断絶」や「外出不可」は避けられる。
~「地雷」ワード~
①将来・仕事・学校 
 「学校(仕事)にも行かないで、将来どうするの?」
②親の健康・引退 
 「もう私たち(親)も、いつどうなるかわからない身体なんだから……」

③同級生
 「同級生の○○ちゃんは~」

このNGワード、内容の差はありますが、
親子なら「あるある」ワードだと思いました。

つながりが、「親」から「支援者」に広がるだけでも、
「生きづらさ」は少し緩和されるのだと思います。

不登校も、ひきこもりも、
「誰と、どこと」つながるかで、
大きく変わるなあと感じました。

つながれる人たちの輪を広げていくことが、
ゆるやかな解決になっていくと思うので、
今後も、今日のような集まりに出かけながら、
不安を抱える家族の方への情報提供をしていきたいと思います。

いただいてきたチラシを紹介します。
民間で開催されている居場所は、
運営費がかかるので有料ですが、
あったかい雰囲気で過ごせます。
とりあえず、
いろいろな場所を体験して、
一番居心地のいいところを見つける、というのも方法かと思います。










阪南市でも、
尾崎公民館で、「ひきこもり」支援の講座が、
8月23日(金)からスタートします。
7月4日から、申し込みが始まりますので、
詳しくは尾崎公民館(471 0531)に、お問い合わせください。
  

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